MAKE UP

【古臭い顔になる一番の原因はリップ!】美のプロが選んだ3本

エイジング悩みを払拭することはもちろんですが、スキンケアやメイクの最終的な到達点は満ち足りた幸福感。自分自身を最大限に労り慈しんでほしいマチュア世代にとって美容は最良のメソッド、コスメは最適なツールです。美のプロが厳選した最新の優秀アイテムの中から、リップを紹介します。

【SSTリップ賞第1位】NARS/アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック 888

色と潤い、形を補整。唇の可能性を引き出すピンクが新定番に台頭
質感のバリエは豊富ながら、色は好感度一択!リップに一点集中した顔は、今や古臭い印象に。まるで自分の唇自体が整っているように自然に彩り目元や頰にも、同系色を淡く乗せて、総合力で勝負。

発色とケアをハイブリッドに叶えるNARSの最新作。複数色が上位入賞するほど多くの審査員を虜に。1位はローズカラー。独自の潤い成分や複数の保湿成分を配合し伸びやかなテクスチャーを実現。ひと塗りでふっくらと軽やかな唇に。¥4,400(NARS JAPAN)

【審査員のコメント】

美容ジャーナリスト・倉田真由美さん

美容界を長年リードする先駆者的存在。最近は軽やかに年齢を重ねるトータルエイジングケアを実践。

「鏡を見ずにスルッと塗っても心地よく馴染み、カサつきや縦ジワが目立たなくなる。大人の肌色を綺麗に見せ、唇のくすみもカバーする洗練カラー」(倉田さん)

ヘア・メークアップアーティスト 千吉良恵子さん

長年にわたりCMや雑誌など第一線で活躍を続ける。コンサバもトレンドメークもお手のもの。人望も抜群。

「美容液成分たっぷりでメイクをしながらケアもできるのが嬉しい!自然で華やかな発色と透け感がどんな人でもいきいきとした印象に」(千吉良さん)

ヘア・メークアップアーティスト 岡田知子さん

海外で活動後、帰国。雑誌や広告をメインに活躍。トレンドをリアルに落とし込んだメーク技術で席巻中。

「大人も使いやすい粘膜ピンク。誰にでも似合う、万能なピンクみと、洗練されたツヤがお気に入り!」(岡田さん)

ヘア・メークアップアーティスト 小田切ヒロさん

ヘアメークやメディア、アドバイザーなどでも活躍。YouTubeチャンネル登録者が今年100万人を突破。

「ひと塗りで唇に立体的な輝きと潤いを与えてくれて、長時間美しい仕上がりがキープ。オシャレな血色カラーで重宝しています」(小田切さん)

美容インフルエンサー・田中亜希子さん

年齢不詳の美肌と抜群のファッションセンスが人気。美容、ファッションに関する書籍を多数出版。

「シアーなテクスチャーで透明感と絶妙な血色感を出してくれるダスティローズ。どんな顔色にもマッチする肌馴染みの良さが素敵。オイルたっぷりの保湿感と生っぽさが最高」(田中さん)

美STライター 大山真理子

プロメイクスクール卒業後メイクレッスンを主宰。美STライター歴は約10年。メイクページを多数担当。

「乾燥しがちな唇をしっとり柔らかく彩る。時間が経って色褪せても美しい」(大山)

【SSTリップ賞第2位】GIVENCHY/ルージュ・アンテルディ・クリーム・ベルベット No.09

高発色と軽やかさが調和する 新テクスチャーで未知の魅力を倍加
唇を柔らかくマットに彩るクリーミーな新テクスチャー。ひと塗りで見たままどおりに発色し12時間持続。受賞色は唇をナチュラルに演出するサンド・ベージュ。独自設計ピーナッツ形状のアプリケーターが輪郭、色、質感を自在に操る。¥5,500(パルファムジバンシイ)

【SSTリップ賞第3位】Yves Saint Laurent/ルージュ ピュールクチュール ザ ボールド 1968

高発色なのに、つけ心地は軽く繊細。上質なヌードカラーリップに魅了
1968年シースルールックでファッション界に衝撃を与えたYSL。その年号を色名に冠した粘膜ローズを筆頭に、ヌードカラーの新リップコレクションが誕生。濃密発色で極薄のツヤが唇を包み、唇や肌色、顔立ちまで格上げ。¥6,050(イヴ・サンローラン・ボーテ)

2024年『美ST』2月号掲載
撮影/吉田健一、山口恵史、Youjin Lee、五十嵐洋〈静物〉取材/中井川桂子、森島千鶴子、大山真理子 編集/漢那美由紀、浜野彩希、小澤博子

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【古臭い顔になる一番の原因はリップ!】美のプロが選んだ3本

2025年1月号

2024年11月15日発売

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