MAKE UP

肌荒れでメイクできない(涙)ときの【肌に優しいアイメイク】プロセス

花粉や大気汚染、ストレス……肌がゆらいでいつものメークができないときってありますよね。肌トラブル時、どうしてもメークしなくてはいけないときの肌に優しいアイメークの仕方を自身も敏感肌のヘア・メークさんが教えてくれました。

アイメークは〝落ちにくさ〟と〝滲んでも綺麗〟を両立させて!

【アイシャドウ】アイベース+クリームシャドウで密着度UP

ワンストローク塗りで映える目元に
目元がゆらいでデリケートなときは、まずは保湿&トーンアップ効果の高いアイベースを指でまぶた全体に仕込むのがマスト。その後、低刺激なクリームシャドウを上まぶたにワンストローク塗りをしたら、同じ色を下まぶたにもサッと引いて。指を使って、まぶた全体に広めにグッと伸ばしたほうがクリームシャドウは綺麗に密着するのでオススメ。

左:ミネラルクリーミーアイベース 01ナチュラル ¥4,180(MIMC)右:ミネラルアイバーム シナモンオレンジ¥2,750(エトヴォス)

【アイライン】柔らかペンシルなら滲んでもアイシャドウ見え

①粘膜の油分&汚れをまずはオフ!
アイラインを引く前に肌状態を整えるひと手間を。綿棒を使って、優しく丁寧に目元の油分や汚れをそっとオフして。アイラインが綺麗に描けて、持ちもアップ。

②ペンシルタイプで大胆に引くのが◎
肌状態がイマイチなときはリキッドよりもペンシルアイライナーがオススメ。ラインをしっかり描いたほうが、滲んでもあえてぼかしたように見える効果も。柔らかめのペンシルだとゆらぎ肌にもしっかり発色するのでさらに描きやすい。

ストレートライン コール アイペンシル ブロンズ¥3,630(rms beauty)

【マスカラ】WPタイプを毛先だけに塗れば崩れ知らず

まつ毛を付け足していくイメージで
涙や汗、皮脂に強いウォータープルーフタイプのまつ毛用下地を仕込んでまつ毛のカーブをしっかりキープ。その後、涙や湿気、汗に滲みにくいウォータープルーフタイプの黒マスカラを毛先に置くように塗って。粘膜に触れないように塗っていくのがポイント。

左:ケイト ラッシュマキシマイザーHP ¥1,320、右:同 ラッシュフォーマーEX ロングWP BK-1 ¥1,540〈ともに編集部調べ〉(ともにカネボウ化粧品)

落とすときは優しいアイメークリムーバーを

綿棒の2本使いでさらに優しくオフ!
敏感な目元は、なるべく肌に刺激を与えないことが重要。綿棒2本にクレンジングを浸し、まつ毛を挟んで小刻みに目尻までスライドさせてスルッとオフ。

100%天然由来のオーガニック植物オイル&ハーブ配合ローションの2層タイプ。ナチュラグラッセ シェイククレンジング 100ml ¥2,530(ネイチャーズウェイ)

自身も敏感肌&花粉症の持ち主。ゆらぎ肌でもメークを楽しめるテクニックは真似しやすく簡単にオシャレ顔になると評判。

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2023年『美ST』4月号掲載
撮影/向山裕信(vale.)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル/尾形沙耶香 ヘア・メーク/小松胡桃(ROI) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) 取材/奥原京子、岩崎香織 編集/浜野彩希

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