MAKE UP

【肌が不調な日のメイク】赤み・かゆみ・かさつき払拭テクを徹底解説!

肌にトラブルがあるときはなるべく肌に触れたくないもの。でも、どうしてもメークをしなくてはいけないときどうすれば?肌荒れ時の肌づくりは〝内側しっとり、外側サラッと〟が基本。負担はミニマム、カバーはマキシマム!なゆらぎ肌さん向けベースメークを徹底解説します。

Case1【赤み】:スタンプ置き塗りで刺激を最小限に

中指&薬指を使って埋めるように
とにかく肌を刺激しないように塗るのが大事。ミネラルリキッドファンデを指の腹でトントンと、敷地を埋めていくように、優しく置き塗りします。なるべく伸ばさず、スタンプのように置いていくのがポイント。

ベアプロ リキッド ファンデーション30ml 08ゴールデンアイボリー ¥5,500(ベアミネラル)

Point:メイク前にはトナーパッドで赤みを鎮静させるもの大事

拭き取るのではなく置いて冷やして
赤みを取るには肌表面を冷やすことが重要。肌荒れケアに最適なティーツリーエッセンス配合のパッドを、赤みが気になる部分にそっと置いてポイントパックに。

コットン100%の肌に優しいパッドに、ティーツリーエッセンスがたっぷり。ティーリーカーミングエッセンスパッド 50枚入り ¥1,870(メディヒール)

Case2【かさつき】:薄膜スキンケアファンデのツヤでカモフラ

4本指で可能な限り薄く伸ばして
高保湿でトリートメント効果の高いクリームファンデを、指でごく薄く塗るのがポイント。厚塗りだと肌トラブルが目立ちやすくなるのでNG。指の腹で優しく伸ばして。

一日中乾かない薄膜で内側から潤いをキープするスキンケアファンデーション。ナチュラグラッセ スキントリートメント ファンデーション 20ml NO3 ¥4,400(ネイチャーズウェイ)

Point:ガサガサの小鼻まわりはワセリン+コンシーラーでカバー

①綿棒でワセリンをのせてまず保湿
鼻をかみすぎてガサガサがひどいときはワセリンでフタを。細かい部分まで保湿したいから綿棒使用がオススメ。その後人差し指でならすように馴染ませて。

美白有効成分と高精製ワセリンを配合した、低刺激のバーム。なめらかで軽い使い心地。イハダ 薬用クリアバーム[医薬部外品] 18g ¥1,760〈編集部調べ〉(資生堂薬品)

②肌よりも暗い色を指でトントン塗り
固めコンシーラーを小鼻まわりに指で馴染ませ塗り。トラブル肌を自然にカバーするには、肌よりもワントーン暗く、オレンジ寄りの色のものを選んで。

右のナチュラルを使用。肌に優しいのにピタッと密着&カバー力があるのが嬉しい。24ミネラルUVコンシーラー SPF50/PA++++ ¥3,740(24hコスメ)

Case3【花粉で痒い】:高保湿下地+パウダーファンデで軽やかに

敏感肌向け下地を塗ってまずは保護
本当は何も塗りたくない!でも外出するから最低限のメークが必要!というときは、スキンケア効果の高い低刺激下地が安心。トーンアップ効果がある下地を顔全体に仕込んで。

軽いテクスチャーで自然にトーンアップしながら保湿するUV下地。UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリアSPF50+/PA++++ 30ml ¥3,960(ラ ロッシュ ポゼ)

パウダーファンデをのせて花粉の付着防止
花粉の付着をできるだけ最小限にするために、密着感の高い軽やかパウダーファンデを大きめブラシでふんわりとのせるイメージで。表面をサラサラに仕上げておくのがポイント。

ワ バイ ドゥーオーガニック シルキー パウダー ファンデーション オークル SPF15/PA++ ¥4,950、別売りコンパクト¥1,430(ともにコスメキッチン)※ともに2/15発売

\仕上げにブロックスプレー/

仕上げに花粉や大気中の微粒子から守る低刺激ミストを使うのもオススメ。雪肌精 クリアウェルネス アレルマイルド ミスト 80ml ¥1,540〈編集部調べ〉(コーセー)

花粉もスッキリ!肌も綺麗!なメーク直しのお作法は?

1:コットン乳液で保湿&優しくオフ!

一旦肌の汚れをリセットするために、手持ちの乳液をコットンにとり、なでるように表面の汚れをオフ。乳液なら肌に潤いをチャージする効果も。

2:オイルインミストで潤い補給

バリア機能の高いオイルインミストをしっかりシェイクしてから、まんべんなくスプレー。ゆらぎ肌さんは必ず、より保湿力の高いオイルインタイプを使って。美容液層75%と美容オイル層25%の2層からなるカメリアエキス配合美容液ミスト。

ファミュ デュアルエッセンス100ml ¥5,720(アリエルトレーディング)

3:ヨレ防止のために少し時間をおいて

肌を整えたら、余分な水分&油分をティッシュオフするか、少し時間をおくのがベスト。このひと手間が美しい仕上がりにつながります。

4:仕上げはUVパウダーで完成

仕上げは天然由来成分のUVパウダーを、パフでふんわりとのせて。よりカバーしたい場合はブラシのせもオススメ。すっきりしたメークしたての肌が蘇ります。ブルーライトや近赤外線からも肌を防御。

ナチュラグラッセ UVパウダーコンパクト SPF50+/PA++++ [限定品] ¥4,400 (ネイチャーズウェイ)

自身も敏感肌&花粉症の持ち主。ゆらぎ肌でもメークを楽しめるテクニックは真似しやすく簡単にオシャレ顔になると評判。

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2023年『美ST』4月号掲載
撮影/向山裕信(vale.)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル/尾形沙耶香 ヘア・メーク/小松胡桃(ROI) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) 取材/奥原京子、岩崎香織 編集/浜野彩希

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