MAKE UP

カリスマヘアメイク・岡野瑞恵さんに聞いた【厚塗り老け見え】解消のコツ!

肌悩みをファンデのみでカバーしようとして厚塗りになると途端に老け見えすることも。肌がいい感じにトーンアップする最新アイテムの投入で肌ノイズをぼかせば素肌自体がキレイに見えて美肌印象に。イキイキ肌でヘルシーに美人度も急上昇。人気ヘアメメーク・岡野瑞恵さんに教えていただきました。

濃淡と光でトーンアップするヘルシー肌

\いつものメイク/

メークしてもらったのは……TEAM美魔女・宮原絵里さん 14期(42歳)

肝斑を隠すために、ファンデーションは顔全体にしっかり塗っています。また、左の眉が年齢とともに上がってきてしまい、二重幅も変化。左右対称に描くのが難しくて安定しません。

教えてくれたのは……
ヘア&メークアップアーティスト岡野瑞恵さん

大人の女性が美しく見える上品で清潔感のあるメークが得意で、数多くの女優、モデルからの指名が絶えない。巧みな話術で現場を常に明るく盛り上げる、温かい人柄も魅力。

使ったアイテムはこれ

(左から)ノンカラーの光のヴェールで透明感のあるツヤ肌に。ディオールスキン フォーエヴァー トーンアップ グロウ クッション 01 アプリコット¥6,050(コスメデコルテ)、濡れたようなツヤと輝きを与える次世代リキッド ハイライター。ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー ゴールド¥5,940、瞬時にくすみを補整し、透明感のある美肌に。ルース パウダー 00 translucent SPF45・PA++ ¥6,380、ディオールスキン フォーエヴァー クッションケース ピンク エンブロイダード カナージュ(数量限定)¥4,180(すべてパルファン・クリスチャン・ディオール)

【Okano’s Point!】ファンデの部分使いにリキッドとパウダーで光をプラスしてヘルシー肌に

肌より一段濃いUVトーンアップクッションを使用。頰や額の広い面から外側に塗り伸ばし、色ムラやくすみを整えながら肌色調整。さらにポイント的にハイライトを入れ、仕上げにツヤを与えるフェイスパウダーでメリハリのある薄膜素肌が完成。

メイクのやり方は?

1:肌のノイズと色の補整をしつつナチュラルにトーンアップ

パフに適量取り、頰や額の広い面から外側に滑らせながら伸ばし、細かい部分は丁寧に肌に密着。重ねても透け感のある仕上がりに。ディオールスキン フォーエヴァー トーンアップ グロウ クッション 01 アプリコット SPF45・PA++ ¥6,380、ディオールスキン フォーエヴァー クッションケース ピンク エンブロイダード カナージュ(数量限定)¥4,180(ともにパルファン・クリスチャン・ディオール)

岡野さん「ファンデーションは肌より一段濃い色を選び濃淡をつけて、均一に。厚くならないように注意して」

2:ツヤを仕込んで上質な輝きと立体感のあるヘルシー肌に仕立てます

ハイライターを適量取ったら、一旦手の甲に置き、顔の中の高い部分、くすみや影になる部分、目の下のクマの部分などにトントンと薄く伸ばしていきます。目頭や上唇の山の細部はブラシで。光の効果で立体感を出して華やかに。ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー ゴールド¥5,940(パルファン・クリスチャン・ディオール)

 

3:透明感溢れるツヤパウダーの光の作用でキメ細かい肌に

ブラシにパウダーを適量取り、Tゾーンや頰の内側に軽くブラシを動かします。肌のキメが整いより自然に仕上がり、美しくトーンアップした肌も長時間持続。ルース パウダー 00 translucent ¥6,050 (コスメデコルテ)、磨き上げるようにブラシを滑らせると、さらに艶っぽく。NARS ブロンザー/セッティンパウダーブラシ #14 ¥6,490(NARS JAPAN)

極薄ファンデ+光で立体的に透明感あふれる瑞々しい好印象肌

自分メークはファンデで肌を均一にカバーしすぎて、平面的な印象に。ナチュラルにトーンアップした肌は光の効果でツヤっぽく、立体的で大人の上品さも演出。パーツがはっきりするとイキイキとして小顔効果も。ナチュラルなのに今っぽく、カジュアルなスタイルにもピッタリ。

宮原さんいかがでしたか?

まるで魔法にかかったみたい!健康的で、フレッシュなイメージになりました。ファンデの塗り方で素肌感を出すほうが、立体的で透明感が増すのは目から鱗でした。立体感が出てキュッと小顔見えしたのもうれしい!今までの老けメークを見直す良い機会になりました。

<衣装クレジット>
オールインワン¥26,950 (ネイヴ)イヤリング¥16,200 ネックレス¥21,600 (ともにアビステ)

2024年『美ST』5月号掲載
撮影/古水 良(cheek one)〈人物〉、相澤琢磨〈プロセス〉、大槻誠一(A-1)〈静物〉 ヘア・メーク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/平沼洋美 取材/中井川桂子 編集/小澤博子

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カリスマヘアメイク・岡野瑞恵さんに聞いた【厚塗り老け見え】解消のコツ!

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