MAKE UP

メイク&心理学で【まぶた】を老けて見せないテクニック

くぼんでしまった目もと、老けて見せないためはどうしたらいいの?目を大きく見せたいがために周りをアイラインで囲ったり、アイシャドウを重ねすぎるのはNG。ポイントは眉を含めた目のまわり全体に一体感を出すこと。メイクや心理学のテクニックを使って、魅力的な目もとの印象にするテクニックを教えてもらいました。

Q:まぶたは他人からはどう見られてる?

A:心理学的には眉から下まぶたまでが目

人の印象を左右する最も重要なパーツが目です。といっても、この場合の「目」は瞳だけではありません。上下のまぶたやまつ毛、眉などを含めて「目」として認識していることが分かっています。広い意味の「目」を魅力的にすることが好印象の秘訣といえます。

Q: 老けまぶたになったらメークのやり方、変えなきゃダメ?

A:凹んだところは塗らないのが正解

二重幅中央のみに赤みブラウンなど好きな色を塗布。違う色で上まぶた中央を整えると、くぼみ感がさらに緩和。ラメを使うなら黒目下、アイラインはインサイドラインのみに留めて。

赤みたっぷりのピンクパレット。右下を上まぶたの二重中央部分に塗ったら、左下のブラウンで上までぼかして。フーミー アイシャドウパレット believe in pink ¥1,980(Nuzzle)

目と眉に一体感を持たせると目を大きく見せる効果が。眉を長めに描いたらまつ毛に使ったマスカラを眉毛にも使い、毛質を合わせて。ルナソル フラッタリングパワーアイラッシュ EX02 ¥3,850※5/20発売(カネボウ化粧品)

教えてくれたのは……

森川和則先生 大阪大学人間科学 研究科 教授
東京大学大学院心理学修士 課程修了、米国スタンフォ ード大学心理学博士号取得。 専門は視覚心理学。メーク などに応用した研究を行う。

イガリシノブさん ヘア・メークアップ アーティスト
若い世代にも美ST世代にも 大人気。感覚と理論を携え、 自由な発想と常識や流行に とらわれない独自のメークテ クで大人世代の悩みを解決。

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2022年『美ST』6月号掲載
撮影/峠 雄三 取材/大山真理子 編集/長谷川 智

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