マットすぎはNG！ 【老けて見えない】年末年始メークの正解は？

乾燥が気になる冬が到来！髪も肌もマットにパサついていると老け見え一直線！とはいえ、どの程度ツヤを足せばいいのか、そこが問題です。練りハイライトをちょんちょん付けして、ヘルシーなツヤ肌を作る方法をヘア・メークの長井かおりさんに教わります。

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いくら下地でツヤを仕込んでも、アラが気になるからと上からファンデやコンシーラー、パウダーと頑丈にカバーすれば老け見えマット肌に一直線。たとえ最旬のパウダリーファンデに買い換えても本来のパフを滑らせる塗り方ではなく、隠したい一心で叩くように塗るとコスメの良さが消えマット肌に。テクニックも見直して。

クッションファンデブームの後押しもあり、2019年頃からツヤ肌全盛期に突入。’20年マスク生活が始まるとフォギーなマット肌へ急激にシフト。ただ改めて大人肌にはツヤが必要と実感。今年はスキンケアで整ったように内側から輝くナチュラルなツヤが重視されています。

濡れたようなツヤを部分的に後のせ。ツヤの面積が狭いほどナチュラル。広く塗るより狙った場所にのせるほうが効果的。

＼使ったのはこれ／

日常使いには練り状のハイライトをピンポイントで仕込んだヘルシーなツヤがピッタリ。温かみのあるグロウベージュなら肌馴染みも◎。スキンケア直後のようなツヤを再現。ディップイン グロウ クリームハイライター 02 ￥3,850（コスメデコルテ）

①ジャータイプもスティックも、クルクル指に馴染ませて塗れば調節がラクチン。

②カゲになりやすく乾燥も気になる目尻横にトントンと叩くように馴染ませます。

③チークの上部分＝頰骨の高い場所にも。擦るとファンデが剥がれるので微振動で。

④目頭のツヤが目元の輝きも印象もUP。中指の第一関節分を目安に優しくのせて。

⑤唇の山にも極少量をさっとオン。広範囲にのせるとヌルヌルと光るので要注意。

パーツメークもマット厳禁。上まぶたには肌馴染みの良いイエローのクリームシャドウを。眉下まで広範囲にのせ肌のツヤ感と繋げます。リップは肌馴染みのよいベージュピンクがマッチ。セミツヤリップで、素肌っぽい潤いを纏うとヘルシーな印象に。

色や輝きが強いほどより華やかな印象に。TPOや気分でツヤを使い分けても。左ほどナチュラル、右ほど華やかな印象に。左から、無色透明のニュートラルクリーム。微細なパールを含むからスキンケアで満たされたようなクリアなツヤに。SNIDEL スキンエンハンサー 00 ￥3,630（SNIDEL BEAUTY）、虹色の煌めきを放って健やかなツヤを演出。とろけるようなテクスチャーで乾燥も防御。スティック グロウ 005 ￥5,500 ※2022/1/1 数量限定発売（パルファン・クリスチャン・ディオール） 、つややかなベースにピンクラベンダーの偏光パールをイン。可憐な光が肌の透明感まで引き出します。ルナソル ラディアントスティック EX02 ￥3,300 ※11/19 数量限定発売（カネボウ化粧品）、シルバーパールで作る上品な光沢感なら少量でも華麗に。メリハリも整ってナチュラルな立体感まで実現。Amplitude コンスピキュアス クリーミーハイライト 01 ￥4,400（アンプリチュード）

2022年『美ST』1月号掲載
撮影／岡本 俊（まきうらオフィス）〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉　ヘア・メーク／長井かおり　スタイリスト／Toriyama悦代（One 8 tokyo）　モデル／樹神　取材／大山真理子　編集／長谷川千尋