MAKE UP
たくさんの優秀コスメが集まった2020年下半期の大人のベストコスメ。アイパワー賞とアイシャドウ賞の1位を獲得したランコムのまつ毛美容液&ディオールの5色パレットを使ってヘアメークの岡野瑞恵さんがおすすめのメークを披露してくれました。
適度に手をかけながら華美でない目元が、大人の潤みと色気を演出。内側から満たされた余裕すら感じさせます。
マスク生活の後押しもあり、今期のメークは目元を重視。ただ色をのせるだけでなく、光や質感のチカラも借りバランスを整えて骨格や印象を操作する手法が主流に。上質な顔を極めるなら、痩せたまつ毛を育てるのも大切。地まつ毛が長ければ目力が増し、メーク感にも影響大。エクステにはないリアル感が品性にも繋がります。
左:2020年下半期ベストSSTコスメアイパワー部門1位。4種のアミノ酸をベースにしたまつ毛を補強する美容液。ダメージを受けて弱ったまつ毛が蘇ったという実感コメント多数。筆先をまつ毛の生え際に沿わせたら毛先まで塗り広げて。シィル ブースター ラッシュ セラム 4㎖ ¥4,200(ランコム)
右:2020年下半期ベストSSTコスメアイシャドウ部門1位。質感と発色の異なる5色がブレンド次第でどんな表情も変幻自在に操る。全13色に票が分散する中でも、トレンドもベーシックもこなせる689が一番人気。サンク クルール クチュール 689 ¥7,600(パルファン・クリスチャン・ディオール)
まつ毛の際に筆先を当てたら、毛の先端に向けて美容液を馴染ませます。使用頻度は1日2回。下まつ毛も入念に。1カ月程度で違いを感じる人も多数。
左下のオレンジベージュをアイホールに幅広く馴染ませたら、右上のパールベージュを重ねます。中央の赤みと右下のブラウンをミックスしてアイライン代わりにすれば赤色が悪目立ちせずキレイ。上2色をブレンドして目頭⅓と涙袋に光を差して明るさを足します。
2021年『美ST』2月号掲載
撮影/中村和孝〈まきうらオフィス〉(人物)、 吉田健一、岡崎恒彦、尾島翔太(すべて静物) モデル/美香 ヘア・メーク/岡野瑞恵〈STORM〉 スタイリスト/坂下シホ 取材/中井川桂子、森島千鶴子、大山真理子 編集/漢那美由紀、小澤博子 撮影協力/AWABEES、UTUWA
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