MAKE UP
2020年下半期の大人のためのベストコスメ大賞。光老化賞&チーク賞部門で1位を獲得したのはクレ・ド・ポーの化粧下地&セルヴォークのチークでした。この2つをメインに、ヘアメークの岡野瑞恵さんがおすすめメークを教えてくれました。
すっぴんが美肌と見せるセルヴォークのチークとクレ・ド・ポー ボーテの化粧下地の2品で旬顔に。どちらも淡い色づきでメークが苦手でも失敗しにくい。コスメに頼って。
最新の進化したファンデーションの下に纏うなら無理に色や質感を変える下地より、状態を整えてファンデを塗りやすくする出しゃばらない脇役を選択。チークも色の主張が強すぎるものより重ねるほどに色が出現するようなさりげない血色が正解!オシャレな奥行き感がポイントメークを引き立てます。
左:2020年下半期ベストSSTコスメ光老化部門1位。美容液のようなみずみずしいテクスチャーで素肌を軽やかに潤いで包み、メークの仕上がりと持続力を格上げ。ファンデの力を最大限に引き出す。ヴォワールイドラタン ロングトゥニュ SPF25・PA++ 30㎖ ¥6,500(クレ・ド・ポー ボーテ)
右:2020年下半期ベストSSTコスメチーク部門1位。重ねるほど自然な血色を引き出すピンクと温かみとクールの二面性を持つアーモンドのマッチングが絶妙。スクワランやアルガンオイル配合で肌に滑らかに馴染み、洗練の表情へと導く。カムフィー ブラッシュ 06 ¥3,500(セルヴォーク)
凹凸を整え適度な潤いを与えて、ファンデの密着度を上げることが本来の役割。美容液状で伸びが良いから少量で十分。スキンケアのように全顔に均一に広げて。凹凸をならして表面をさらりとしなやかに整えるからファンデが塗りやすく、崩れにくくなります。
発色が強くないから、怖がらずに広範囲に入れるのがオススメ。左のピンク色を肌の延長線のように大きめに少しずつ重ねて淡い血色を与えて。2色をブレンドするとツヤがアップ。アーモンドカラー単色をこめかみや頰の高い部分にのせれば自然な立体感が生まれます。
2021年『美ST』2月号掲載
撮影/中村和孝〈まきうらオフィス〉(人物)、 吉田健一、岡崎恒彦、尾島翔太(すべて静物) モデル/美香 ヘア・メーク/岡野瑞恵〈STORM〉 スタイリスト/坂下シホ 取材/中井川桂子、森島千鶴子、大山真理子 編集/漢那美由紀、小澤博子 撮影協力/AWABEES、UTUWA
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