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“触れ合い”で分泌されるオキシトシン。良いスキンシップやコミュニケーションをとるために美ST世代が気を付けることは?
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読者実例:池田恵理菜さん(41歳)&大輔さん(40歳)
「結婚9年ですが今でもラブラブかな?(笑)手をつないで歩いたり、就寝前にマッサージをしたり。スキンシップがあるとお互い安心感を持ち続けられますよね」(恵理菜さん)
スキンシップから縁遠くなった夫婦の場合、急に触れるのは難しいもの。まずは夫の話をしっかり聞くなど、言語やアイコンタクトでコミュニケーションを図っては。
気を付けたいのは「あなたは〜してくれない」などの「You are〜」型メッセージを言ってしまいがちなこと。「〜してくれると嬉しいな」といった「I feel〜」型を意識したリクエストに変えるだけで、夫は妻に頼られたと感じて、喜んで動くはず。
人は文句では変わりません。良い気分にさせるコミュニケーションを意識しましょう。(岡本さん)
マッサージはされる側よりもする側のほうがよりオキシトシンが分泌されるという研究報告が。夫を労る気持ちで触るだけで、夫婦関係が良好になって肌もキレイになり一石二鳥!
日本は諸外国と比べると、セックスレス大国なだけでなく、スキンシップも極端に少ないお国柄。もっと言うとスキンシップ以前の言葉でのコミュニケーションも足りない国民性だ、とも。そんな日本人にとっていきなり「スキンシップを始めましょう」というのはハードルが高いと思いますので、まずは一歩手前の言語によるコミュニケーションを大切にしてみて。
どんな関係性でも共通するのが、人は自分に好意がある人に好意を抱きやすいということ。例えば、関心をもって話を聴いてあげるだけでも愛されている感覚になるのです。好かれようとするのではなく、まずは相手に関心をもつこと、自分から働きかけることを心がけましょう。コミュ力がアップするだけで幸せな人生を歩むことができますよ!
試してほしい「コミュニケーション3つの技」
①まずはアイコンタクトから
アイコンタクトには人と人を結びつける大切な役割が。「本当の笑顔は目元に出る」との研究報告があるくらい、目は重要です。目安は1回2〜3秒。話す時は50%、話を聴く時は70%程度、相手の目を見るのを意識して。
②「みかんほかん」を心がける
認める(「髪型変えた?」など)、共感する(「大変だったね」など)、褒める、感謝する、を実践してみて。4つの文字をとって「みかんほかん」と呼んでいます。具体的に言葉にすることを心がければ人間関係が劇的に変化しますよ。
③合言葉は「話聴きますよ」
人の話を聴くことは“正義”です。今は心が孤独な人が多いので、老若男女誰でも自分の話を聴いてもらえると嬉しいんです。「何を話そうか」ではなく「話聴きますよ」が大事。人の話を聴くことで縁も運もアップしますよ!
教えてくれたのは
コミュニケーション・ストラテジスト/岡本純子さん
株式会社グローコム代表取締役社長。新聞記者、PRコンサルタントなどを経て得た知識から、独自のコミュ力メソッドを確立。著書に『世界最高の雑談力』(東洋経済新報社)など。
2024年『美ST』8月号掲載
撮影/小林愛香 ヘア・メイク/コンイルミ(ROI) 取材/西岡直美、岩崎香織 再構成/Bravoworks,Inc.
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2024年12月16日(月)23:59まで
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