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読者の間では、離婚をバツ1やバツ2ではなく、離婚後に〝輝く〟という意味を込めて☆1や☆2と呼ぶ人がいるそうです。離婚をネガティブに捉えるのではなく、自分の足で自分らしい人生への一歩を踏み出し〝輝いている人たち〟の実例を紹介します。今回は夫の実家の借金が原因で離婚したYさん(54歳)のケースです。
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Yさん(54歳・会社役員)の場合
小顔で美ボディ美人のYさんは、同い年だった元夫と25歳で結婚。同時に義両親との同居生活が始まり、分かったのは義母のギャンブル好き。
平日、元夫と義父は仕事で家におらず、小さな子供がいた私は家で義母との生活。ところが義母は毎日のように朝から夕方までパチンコ通いで、気づけばギャンブル依存に…。
多額の借金が発覚し、家族会議が開かれ義母が私に言ったことは「昼間、嫁と二人でいるのが息苦しくて気を遣うから、出かけたくないのに仕方なくパチンコに行っていた。だから借金は嫁のせいだ」。
その言葉が離婚のきっかけになりましたね。結婚して14年目に夫に離婚を切り出しました。不安よりも今のこの辛さから逃れられると思う気持ちの方が強く、養育費も何もいらないからと離婚届に判を押させて家を飛び出しました。
離婚直後に知り合った今の夫とは41歳で再婚、翌年に子供を出産しました。会社経営の夫と、時間もお金も不自由なく暮らせて、子育てが楽しくて幸せな毎日に感謝しています。
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2024年『美ST』9月号掲載
取材/浦﨑かおり 写真/PIXTA
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