PEOPLE
美STのお気に入り写真ランキングでいつも上位をキープする人気アラフォー美容モデルの樋場早紀(とよばさき)さん。輝く美肌、すらっと無駄のない美ボディ、強い信念と「全方位美しい」の秘密を探ってみたら、紆余曲折の半生を歩んで今の樋場さんがありました。
兄の影響を受け活発に育ちました。プロのスノーボーダーを目指し週末になるとボードを抱え1人電車に乗って雪山で練習三昧。当時は日焼け止めも塗っていなかったのでゴーグルの形に雪焼けしていました(笑)。仙台の街に友達と繰り出す時は、セシルマクビーやラブボートでオシャレして「109にお買物に行きたいね」と、パフェをつつきながらお喋りするようなごく普通の高校生でしたね。
モデルになったきっかけは上京し、大学一年生の時に声をかけられサロンモデルのアルバイトを始めたこと。当時はカリスマ美容師ブームでヘアカタログが盛んに作られており、週1ペースでひんぱんに撮影がありました。
20歳で今の事務所に所属し、大学卒業後、本格的に職業モデルとしてのキャリアをスタート。上京後はモードに憧れていたため、奇抜なファッションが好きで周りの友人からは「その服どこで買ったの?」と不思議がられるような個性的な服を着ていた私。事務所はどう売り込むか悩んだようですが(笑)、カットモデル時代からお世話になっていたヘアメークの尾花ケイコさんが指名してくださったことをきっかけに、自分では認識していませんでしたが左右対称の顔立ちや透明感を評価していただき、様々な雑誌、広告などでビューティのお仕事をいただけるようになりました。
20代はモデルとしての自分らしさをどう表現したらいいのか葛藤もありましたが、無我夢中で駆け抜けました。30代は少し肩の力が抜け、余裕と感謝を感じながら仕事に向き合い、経験を積むことができたように思います。
これからむかえる40代の目標は、今求められる表現をより理解し、期待にしっかり応えていくことはもちろんですが、自己表現も恐れずにしていきたい。それはモデルの仕事に限らず、今まで苦手だったSNSを通しても、事務所の先輩である前田ゆかさんのようにポジティブに発信も楽しんでいきたいです。
結婚をしてから、一度東京を離れて仕事との両立をしていましたが、お互いの価値観の違いを尊重するために離婚という選択をしました。
その変化に向き合う時間の中で、自分を支えてくれる家族や友人の存在を改めて大切に感じています。やはり私には大きな出来事ではあったので、当時は落ち込んで撮影にのぞんだ日もありました。マネージャーによると、私は悩んでいる時や葛藤している時の方がなぜか写真の中で光って写るそうです(笑)。写真って面白いですよね。もしかしたらこれがモデルの魅力なのかもしれません。
これからもいろんな変化を楽しみながら乗り越えていけるよう成長していけたらと思います。
《衣装クレジット》
ニットタンクトップ¥31,570 、ベルト¥47,850(ともにZADIG & VOLTAIRE/コロネット) スカート¥179,300(ELISABETTA FRANCHI/エスケーシー)
2023年『美ST』7月号掲載
撮影/天日恵美子〈人物〉、大槻誠一〈静物〉 ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) 取材/中田ゆき 編集/岡村宗勇
SKINCARE
PR
HEALTH
PR
SKINCARE
PR
SKINCARE
PR
HEALTH
PR
SKINCARE
PR
SKINCARE
PR
SKINCARE
PR
SKINCARE
PR
HEALTH
PR
HAIR
PR
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで