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女優・内田有紀さん(47歳)が40代で気づいた、生きやすくなった秘訣とは

自分を大切にするというのは「自分を信じること」。芸能人生活30年を迎えた女優の内田有紀さんの自分自身の愛し方とは?自愛をテーマにお話を伺いました。

自分を信じることで、周囲への思いやりも生まれるはず

《Profile》
1975年生まれ。観る人の心を動かす演技と年齢を重ねても変わらぬ美しさが幅広い世代から支持される女優。4/23から放映のWOWOW「連続ドラマW フィクサー Season1」(日曜午後10:00)にて報道番組の人気女性キャスター役の収録に全力投球中。

常に〝ポジティブな言葉〟を自分に語りかけることで美も健康も上向きます

「自愛」がテーマの連載、と聞き、まさに私が日々心がけていること!と思い嬉しくなりました。もともと周りに気を使い、遠慮してしまう性格。でも年齢を重ね、特に40歳を過ぎてからは人に合わせるよりも、自分がしたいことをしたり発言するほうが、生きやすいし、人生が豊かになると思うようになりました。

女優の仕事においては、本番でも演技に納得いかなければ再度撮影をお願いするなど、よりよい作品作りのため意見を伝えるようになりました。日々の生活では、基本、行きたいところに行き、食べたいものを食べる、など心が欲するまま行動するようにしています。お腹が空いて夜中の2時に天ぷらを揚げて食べたこともあるくらい(笑)。過去、我慢してもあまり良い結果を得たことがなかったので、病気になるほどの不摂生でなければ、一度きりの人生、好きなように生きたほうがいいと考えています。

私にとって自分を大切にするというのは「自分を信じること」。いつだって「私は大丈夫!!」って自信があれば、心にも余裕が生まれて自分がいかに周りの人に助けられているかきちんと見えてきます。その結果、人を思いやる気持ちも生まれる、そんな良いサイクルも生むのが「自愛」と実感しています。

4〜5年前、撮影中なのに顔に吹き出物が日々増えていくという恐ろしい出来事がありました。万策尽きた時、もうメンタルしかないと思い「私の肌は綺麗」「私の肌は強い、揺らがない」とお皿洗いなど家事をしながら声に出して自分に暗示をかけました。すると1週間ほどでみるみる治ったんです。

それ以来、美容に関しても結局気持ちの持ちよう、「自分を信じる心」が大事だと考えるようになりました。今もお手入れするときは「私の肌は綺麗」とか「たるまない!」「シミはできない!」と自分に語りかけますし、仕事が長引いて夜中に食事となるときも同じく「食べても太らない」と声に出し、自分に思い込ませながら、美味しく食べることを大切にしています(笑)。

日々のスキンケアメニューは拡大鏡でその日の毛穴、シワ、シミを見て今日はどんなお手入れをしようか考えます。シミやシワの生まれたてがあれば重点的にその部分をスキンケアで小さくします。そのほか、常に大切にしているのは保湿。家にいる時は大抵顔中コットンパックしています。化粧崩れにもつながるのであまり色々なものは重ねません。

最近は暇さえあれば口笛を吹くように口をすぼめ口輪筋を鍛えています。口が疲れるまで続けるので数日で頰周りの引き締めに効果が出ています。体型維持には日々のちょこちょこストレッチ。寄りかかれるちょうどいい高さのテーブルがあったら逆腕立て伏せをしたり、物を取る時に足を後ろに上げて股関節のストレッチをしたり、テレビを見る時は足を腿の上に乗せて坐骨神経を伸ばすなど、どんな場所にいるときも無意識にストレッチや自重を活かした筋トレをしています。

スキンケアも体型の維持も無理せず気持ちよく感じることをちょこちょこしてるので〝努力してる〟というより楽しいという感覚の方が強く、それが続く秘訣になっています。

《衣装クレジット》
ブラウス¥173,800、スカート¥217,800(ERDEM/メゾン・ディセット)タンクトップ、ネックレス、リング/スタイリスト私物

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2023年『美ST』4月号掲載
撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK) スタイリスト/宮澤敬子(WHITNEY) ヘア・メーク/板倉タクマ(nude.) 取材/中田ゆき 編集/長谷川千尋

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