PEOPLE
今年デビュー20周年を迎えるアーティスト・木村カエラさん。プライベートでは2児の母でもあり、日常は「地味に、普通に暮らしている」のだとか。「とにかく、何でも話す!」をモットーとする木村さん流の子供との向き合い方や、デビュー時から変わらない透明感溢れる美しさをキープする秘訣、さらには、美ST世代と同じ子育てと仕事の両立に奮闘する悩みについてまで…。知られざる木村さんの意外な一面を、たっぷりと語っていただきました。
《Profile》
10月24日生まれ。東京都出身。2004年6月にシングル『Level 42』でメジャーデビュー。ワンマンツアーのみならずフェス・イベントにも積極的に参加。さらにCMにも多数出演し、唯一無二の存在感を確立。2024 年 6 月 23 日にはデビュー20 周年を迎え、デビュー20周年記念EP『F(U)NTASY』を9月25日にリリース。10 月 26 日には約 12 年ぶり 4 度目となる日本武道館でのワンマンライブ「KAELA presents GO! GO! KAELAND 2024 -20years anniversary-」が決定!
私にとって歌などの表現は、夢のようでとてもカラフルな世界。曲にはそれぞれテーマカラーがあって、黄色とかピンクとか、曲に合わせて髪の色やメイクを変えるんです。曲によって私のルックが違うのはそういう理由から。
逆に、現実はモノクロの世界だなと思うこともしばしば。それは現実がつまらないということではなく、それくらい地味に、普通に生活しているということです。ママチャリに乗ってスーパーにだって行くし、子供と一緒に公園やプールに遊びに行くことも。窮屈だから変装とかもしないので、「あれ?カエラちゃん?」と見ず知らずの方から声をかけていただくこともあります。「この前公園の滑り台滑ってたでしょ?」とか、「ママチャリで爆走してたね!」とか、「昨日の鶴瓶さんとの番組観たよ!」とか…色々言っていただきます(笑)。そういうのが全然嫌ではなくて結構好きだから、常にこのままですね。
子供に対して「ああしろ」「こうしろ」とは言いませんが、とにかく何でも話すようにしています。もっというと、嘘をつかないということでしょうか。
例えば仕事から家に帰って来て、疲れてイライラしてしまい、子供にいつも以上に怒ってしまったとします。正直、そういうこともあったりしますが、それをそのままうやむやには絶対にしません。「さっきは本当にごめんなさい。あなたは何も悪くなくて、疲れてイライラしてた私が全部悪い」と、ちゃんと伝えて謝るようにしています。
相手が子供だとかは全く関係なくて、私はこの子の親として、自分の非はちゃんと認めないといけない。感情的な言葉を発してしまったなら、「さっきはああ言ってしまったけど、あれは間違い。あなたのことを本当に大切に思ってる」というように。ちゃんと説明すると子供はわかってくれるし、「しょうがないな、いいよ!」と言ってくれる。
子供にとって、親の言葉はものすごく重要だと思います。自分の意図しないカタチで伝わってしまうことが、本当に怖い。だから何でも話すし、ちゃんと説明したい。そうすることで人に使って良い言葉といけない言葉があること、言葉の重要性もわかるようになるんです。子供達も何でも話してくれるようになって、むしろ話さないと気が済まなくなってしまいました。だからたまに聞き流して「うんうん」とか言っていると、「聞いてないでしょ」と指摘されることも(笑)。
昔からズボラなほうで…ご紹介できる美容法は特にやっていません。スキンケアコスメはニベアの青缶とか、季節によってアイテムを変えることはありますが、ここ最近通年で愛用しているのはエンビロンのボディケアシリーズ。ヘアメイクさんに教えてもらったのですが、ボディにも顔にも使えるアイテムがあって、私の肌にも合っているようで継続しています。
あとは週に一回、トレーナーさんについて体幹を鍛えるストレッチをしています。そうすることでむくみがとれるのが実感できるし、体中の血液の循環が良くなって声もよく出るようになりました。
循環といえば、白湯を最近飲み始めました。寝る前と起きた直後です。一気飲みできるくらいの温度の白湯を一気に。飲んだ後は腸が動いているのがわかるんです。腸が活性化することで巡りが良くなり、肌にも良い影響があるのでは?と期待しています。
でも何より大事なことは、やっぱりよく寝て、よく食べる!これに尽きるような気がします。元々脂っこいものは好きじゃないのであまり食べませんが、その他のものは何でも食べます。あんまり食べるので、皆さんびっくりされることも。睡眠の理想は7時間。欲を言えばもっと寝たいです。寝るのが大好きなんですよ。
仕事をしながら子育て、家庭のことをして、という美ST世代の女性達はとても多いと思います。かくいう私もその一人。日々色んなことが押し寄せて目まぐるしい日々の中で、私もどうしたら効率良く対処できるのか、ずっと考えてきました。その現状の結論が、キッチンでのやりくりです。煮込み料理をしている時とか、シンクの台の上にPCを置いて作詞をしたり。キッチンにいる時間って、実は結構長いんですよね。そして何かをしながらだと、一つのことに集中するよりなぜか捗る。家事もできて仕事もできる、キッチンって素晴らしい場所です。夕食後とか、子供がお風呂に入っている間とかが狙い目。「キッチンがママの定位置だね」なんて子供達は言っています。私が歌っている歌が実はキッチンから生まれていると思うと、また違った聴き方ができるのではないでしょうか(笑)。
ひとりめの子供が生まれた時、仕事と家事の両立が上手くいかなくて悩んだ時期がありました。両方を100%こなすなんてとても無理。それを受け入れるのが最初は苦しかったけれど、時間とともに受け入れられるようになりました。何事もなるようになるし、どうにかなるし、何より時間が解決してくれることも多い。経験を積めば器も大きくなり、自分にベストなやり方がおのずとわかってくるんだと思います。
将来の展望は、特にないんです。ただ、「この歳だから」と色々やりたいことを我慢するような歳の重ね方はしたくはないですね。着たい服も、身につけたい色も諦めたくない。自分らしくいることに抵抗を持つ必要はないと思います。ちゃんと自分を楽しめる50代、60代になっていきたい。
私は古着が好きで、実はニンジャ・タートルズ好き。古着で素敵なニンジャ・タートルズのTシャツを見つけて買ってしまったのですが、まだそれを着る勇気がなくて(笑)。ちゃんと楽しくニンジャ・タートルズのTシャツを着こなす50代、60代になることが、今の目標です!
《衣装クレジット》
カーディガン¥50,625(サンディ・リアング/リディア)パンツ¥80,300(シーロン)ピアス¥35,200(ウジョー/エム)リング¥99,000(アイジェージュエリー)靴とベルトはスタイリスト私物
【ショップリスト】
リディア 03-3797-3200
シーロン info@siiilon.com
エム 03-6721-0406
アイジェージュエリー IJ.jewelry1212@gmail.com
撮影/古水 良(cheek one) ヘア・メイク/フジワラミホコ スタイリスト/二宮ちえ 取材/キッカワ皆樹 編集/浜野彩希
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
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