PEOPLE
安藤サクラさん、池田エライザさん、石田ゆり子さん、小松菜奈さん、近藤 華さん、長澤まさみさん、広瀬すずさん、前田美波里さんの、今を代表する資生堂の“ミューズ”たち8名が共演する資生堂の150周年記念TVCMが1月23日から全国一斉オンエア。資生堂が創業した明治時代から現代、未来まで、当時の流行からファッション・メークの変遷を出演女優さんたちで振り返ります。
資生堂が創業した明治時代の銀座を歩く女性の様子を石田ゆり子さんが再現。ヘアスタイルは明治初期に既婚女性の髪形として最も代表的だった丸髷を結って時代を忠実に再現。後ろは日本初の民間洋風調剤薬局として創業した当時の資生堂です。
大正時代が過ぎ、昭和に変わって3年。大正ロマンの流行後、服装は徐々に洋装へと変化し、「モガ」と呼ばれるモダンガールファッションが流行。前髪を切りそろえたショートボブが印象的な時代に。レストラン「資生堂パーラー」へおしゃれをしてソーダを飲むことが流行の最先端でした。
銀幕のスターが憧れの的だった当時、映画の影響を受けたファッションは「シモネード」と呼ばれ、細身でウエストを絞ったワンピースやスカートなど、スリム&ロングを意識した女性らしいラインのファッションが流行していました。ヘアスタイルも当時流行していたウエーブスタイルを小松さん本人の髪で再現。CM中の小松さんの衣装は当時の「ミス・シセイドウ」が実際に着用していた制服を元に製作されたもの。
前田美波里さんが出演した、1966年の資生堂サマー・キャンペーン広告「太陽に愛されよう」を当時の広告に出演した前田美波里さんご本人がオマージュ。ヘアスタイルは当時と同様の真っ白なターバンを着用しつつ、メイクはブラックのアイラインとアイラッシュにボリューム感を持たせ、意志の強さと華やかさを表現しました。
「ベネフィーク グレイシィ」CMのオマージュを池田エライザさんが再現。ブルーグレーのアイシャドウに艶やかな赤リップを合わせた華やかさの演出に加え、下まぶたの目尻にも細かくアイラインを引き目元をきりっと見せるのも、この時代のメークの特徴。このときのCMのキャンペーンソングが、今回の150周年記念CMでも使用されている「君のひとみは10000ボルト」でした。
「い・け・な・いルージュマジック 資生堂 ルア リップカラー クリエイター」CMのオマージュシーンを安藤サクラさんが再現。80年代の特徴でもある「太眉」がポイント。
現代のビューティーコンサルタントは対面接客だけではなくオンラインカウンセリングやライブ配信などに進化。このシーンに登場した小松菜奈さんは上品で落ち着いた雰囲気を意識した、大人っぽい印象のメークに。
いつ、どこにいても優れた美容体験ができることを、宇宙空間を用いて象徴的に描いたラストシーンは近藤 華さんが好演。メークは近未来を感じさせるような三角形のグラフィカルラインをアクセントに。衣装はワイヤーを入れて重力を感じさせないように仕上げて、ヘアスタイルも浮遊感を意識したセットになっています。
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▶︎「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」60秒篇
▶︎「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」30秒篇
▶︎「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」15秒「進む」篇
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▶︎「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」15秒「願う」篇
編集/山本美波
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