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夫の不倫に妻はどうする!? 韓国ドラマ「結婚作詞 離婚作曲」で幸せのメロディを奏でられるのは?

ドロドロ愛憎劇大好きな女性がハマってしまう韓国ドラマ「結婚作詞 離婚作曲」。ラジオ局に勤める3人の女性。仕事も家庭も順調で幸せそのものの生活を送っていたのに彼女たちの夫は別の女性と出会い、不倫関係に陥っていくことになるまでを描いたシーズン1。シーズン2はますます泥沼さが加速し、結局3人は離婚への道を進み、家庭は崩壊してしまう。どんなに頑張って幸せな家庭を築いても男って浮気するという現実に、私、50代美容ライターも考えさせられました(涙)。その見どころをご紹介します。

30代夫婦へリョンの場合

元アナウンサーで人気DJのへリョンは年下の弁護士サヒョンと子供を作らないことを条件に結婚。お姫様のようにわがままいっぱいのへリョン。何でも言いなりのサヒョンはお腹が出てきたからとジムに行くよう促され、そこでソンウォンと出会ってしまう。最初は愚痴を聞いてもらう相手だったのがいつの間にか愛に変わり…ってよくあるパターン。へリョンはわがままで行動も自分勝手なので癒し系の年上女性と不倫してしまうのは理解できるのですが、不倫は不倫なので正当化はできませんよね。

自分のキャリアを優先して出産・育児に躊躇する30代女性の気持ちは理解できるのですが不倫相手が妊娠してしまったら最悪。後悔する前にしっかり話し合いが必要ですね。

へリョン役のイ・ガリョンは派手な衣装やメークで、自信に満ち溢れた女性を好演。真っ黒な囲み目メークは「練炭メーク」と言われ話題に。夫からはもう少し薄くしたらと言われていたけど、確かにやりすぎは厳禁。似合う似合わないに関わらず、男性はナチュラルメークが好みなのはいつの時代も同じですね。

40代夫婦ピヨンの場合

ラジオ局プロデューサーのピヨンは実父が浮気をし両親が離婚しているので、家事も育児も自分磨きも全て完璧にこなしていれば夫は浮気するはずないと信じ、全てにおいて完璧にこなすスーパー主婦。暑い日には旦那様の下着を冷蔵庫で冷やし、さっと出してくるほど(そこまでする?)。

そんな完璧な妻であり母であるピヨンを裏切り若い女性と不倫してしまう夫。もうその言い訳やら嘘が腹立たしく、男の狡さ全開。男ってこういう嘘をつくのか!と勉強になりました。ピヨンは食い下がる夫を振り払い、あっさり離婚。スッキリしました。

不倫相手アミはアメリカ育ちという設定からか奔放で常識のなさにイライラMAX。こういう若い女性は怖いもの知らずで突っ走るので本当に怖い。ドラマの中で一番苦手なキャラ(個人的見解です)。

ピヨン役のパク・チュミは49歳。その20代にも負けない美肌とスタイルで「最強の童顔」美女とか韓国の美魔女と呼ばれている女優。本人も、結婚と同時に休業し、息子2人を出産、育児しながら大学で学んでいたというからドラマさながらの完璧主婦です。その美肌の秘訣は一日たりとも怠らない肌管理というから美容も完璧主義。忙しいと今日ぐらいいいかと怠ってしまうもの。見習いたいですね。

50代夫婦シウンの場合

50歳のシウンはラジオ番組の構成作家。仕事、家庭、育児に自分の身の回りのことは構わず、オシャレも化粧もせず、ただただ家族のために働いてきた女性。大学教授の夫を支え、夫のために高級車を買うなど、本当に涙ぐましい糟糠の妻。なのに夫は若いミュージカル女優に熱をあげ、あっさり妻も子供も捨てて女優の元へ。妻の支えがあってこそ教授にまでなれたのに、可愛い子供が2人もいるのにこんなにあっさり捨てられるのかと怒りが込み上げてきました。男って本当に勝手な生き物。

シウンを演じるチョン・スギョンは55歳。役柄上、疲れた感満載でしたが実生活においては48歳で再婚し家庭円満、仕事も順調。いくら家庭のためにがむしゃらに働いても自分の身の回りのことも気をつけていないと夫に去られてしまうといういい教訓でした。

シーズン2の最後は次のシーズンの波乱の予感を残して終了。多くの人が「どういうこと?」と続きが気になる終わり方にモヤモヤ。結局、離婚という結果に終わった3人がこれからどのように真実の愛を見つけ、幸せになっていくのか、不倫カップルたちに幸せなゴールはあるのか。配信はまだ未定のようですがシーズン3が楽しみです。

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取材/渡辺美香 編集/矢實佑理

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