PEOPLE
元バレエダンサー、現・女優として活躍の場を広げる床嶋佳子さん。年を重ねても変わらない美しいスタイルの秘訣はバレエにありました。タオルと椅子だけで簡単にしかも時短でできる、むくみ&たるみ知らずのバレエストレッチを教えてもらいました。
バレリーナの頃は、毎朝のバーレッスンが習慣でしたが、女優に転身後は、それに代わるストレッチをするようになりました。プロの時から心掛けていたのは何より姿勢。凛とした美しさは、胸を張るのではなく、背中の美しさ。背中を鍛えることで全身バランスが整い、やせたい箇所に効きやすくなります。私は仕事前、朝風呂の後に体を整えて背中にスイッチを入れます。ハードな筋トレより、タオル1本1日5分。正しくやれば効果絶大です。バレリーナ時代とは体型も変わり、体重計に乗るとがっかりするから乗らないの(笑)。それより「床嶋さん素敵」と言われた時の自分を覚えておき、それをキープするようストレッチをまめに。1日1回、背中を意識することから始めてください。
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《Profile》
’64年福岡県出身。6歳からバレエを始め、’86年全日本バレエ・コンクールでシニア部門第1位。’88年日・米・露合作ミュージカル『12ヶ月のニーナ』で主役を務め、それをきっかけに女優へ転身。以降、テレビや舞台などで、幅広く活躍中。
膝を曲げ、両端を強い力で摑んだタオルを引っ張りながら肘を曲げ、ゆっくりと腕を背中の方に下げます。上下に10回。単純な動きだからこそ丁寧にゆっくり動くことが大切です。
フェイスタオルは左右の端を対角線状に摑んでねじり1本に。足を肩幅に開いて立ち、左右に引っ張るように端を持ちます。肩甲骨を最大限に引き寄せることを意識して!タオルが緩んでいたり、ただ腕を上下するだけでは効果がありません。
基本の美姿勢ストレッチの肘を曲げた状態からスタート。膝を曲げたまま、骨盤は動かさずに、ウエストを意識し、背中を左右にひねります。正面にいる人に背中を見せる感覚で。左右に10回ひねりましょう。
「背中が丸くなっているとウエストに肉が付きがち。そこにねじりを加えることで対角線上に体の筋肉を動かすので、くびれに効果抜群です。ねじるたびにデコルテラインも広がり、美しく見えますよ。」
左右の手をイスに軽く添えて、肩甲骨を寄せるイメージで胸を開いて立ちます。体は正面に向けたまま、お尻と膝をギュッと締めた状態にしてつま先立ち。両足のかかとを上げて下ろしてを10回繰り返します。お尻が緩んでいたら効果半減。ギュッと締めた状態をキープすることを心がけて。これだけでも効果があるので試してみて。
「女性はある年齢になるとお尻に肉が付き、トイレが近くなるなどの老化も起こりがち。でもお尻を締めることで改善可能です。流しやキッチン台などで料理を煮込んでいる間にやりましょう。」
足を肩幅に開き膝を曲げて立ち、両手も肩幅程度に開いてタオルを下から握って左右に引っ張ります。そのまま脇を締め、肩甲骨をグーッと引き寄せるように腕を引きます。腕は肩甲骨から動かすように意識して。同じく10回。
「このストレッチは二の腕にものすごく効きます。ただし肩甲骨寄せと、タオルを外側に引っ張る、この2ポイントを意識して。正しいポーズでやると二の腕がカチカチに硬くなっているのがわかります」
両足を腰幅よりやや広めに開いて立ち、左右のタオルの端を持ち、腕をまっすぐ上げます。そのまま弧を描くように、腹斜筋が伸びているのを意識して、上体を左右に倒します。10回。この時、肘が曲がらないように要注意。
「肩こりは体の様々な場所が緊張して起こり、肩を揉むだけでは改善しません。特に日常生活の中で腹斜筋を使うことは少ないため、気持ちよく伸ばせば全身をストレッチできます。」
2021年『美ST』7月号掲載
撮影/須藤敬一 ヘア・メーク/本名和美 スタイリスト/尾関寛子 取材/安田真里
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2024年12月16日(月)23:59まで
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