【ソン・ジュンギさん】日々の生活での癒しと、自分に課された義務とは？

ドラマ「ヴィンチェンツォ」や「財閥家の末息子 Reborn Rich」など多くのヒット作に主演し、韓流好きなら誰しもが知る韓国俳優ソン・ジュンギさん。新作ドラマ「マイ・ユース」のＰＲで来日した彼は、物腰が柔らかで、我々のひとつひとつの質問にも冗談を交えながらも真摯に答えてくれる、まさに紳士！ そんな周りへの気遣いと配慮も完璧な彼にとって、日々の忙しい生活の中でリラックスできる瞬間について聞いてみました。

美容は特別に変わったことをしているわけではありませんし、あまりにもありふれていますが、規則正しい生活をしてよく寝ることが一番大事だと思っています。とはいえ、撮影中などでスケジュールがタイトな時期は、体の疲れはどうすることもできないときもあるので、僕は最大限その現場を楽しむことにしています。同じ時間でも、その現場が楽しいとストレスがなくなりますし、結果的にヘルシーなフィードバックを得ることが出来ると思います。長い作品だと1年間撮影が続くときもあって、とにかく意識して現場を楽しむ、これが僕のモットーです。

美容らしいことで気を付けていることは、自分に合った化粧品を探すこと。年齢を経るほどに大事なことだと思っています。

食生活はグルテンフリーを実践しており、その魅力にハマっています。日々小麦粉を抜くことは非常に難しいし、探すのも料理をするのも大変ですが、本当に体が軽くなったのを実感しているので、続けていきたいと思っています。

運動は、長年筋トレをやっていましたが、数年前からピラティスをやっています。やりはじめると自分にはとても合っていて、体調がいいですね。毎朝規則的にピラティスをしないと1日をすっきりはじめられないです。汗をたっぷりかくし、体をリラックスさせるから気持ちが明るく元気になっていいですね。

花にも癒されます。特に白や淡い紫色のオーキッドが好きで、家がオーキッドであふれているくらいなんです。お手入れも簡単です。木で好きなのは、プレゼントで頂いたオリーブ。韓国では気候のせいで育てにくいのですが、湿気の多い場所に置いて、日光をしっかり当てているお陰で、室内で元気に育っています。家の雰囲気を明るくしてくれるんですよ。この2つの植物のお陰で、家にいるときも癒されています。そうそう、「マイ・ユース」ではフローリスト役なので、役作りのためにお花の取り扱いや活け方を専門家に学びました。

リラックス、息抜きと言えば面白いドラマや映画を見ることも大事だと思います。それを作るのが自分の職業でもあり、僕は頑張っている皆さんのために面白いドラマを作れるように頑張ります。それが自分の職業の義務だと思うからです。

撮影／田中駿伍（MAETTICO） 取材／安田真里　編集／岩崎利架