PEOPLE
モデルから放送作家、そして美容家へ――。異色のキャリアを歩んできた勝木友香さん。放送作家として長年活躍する一方、50歳を迎える頃には「大好きな美容を仕事にしたい」とも考えていたそう。そんな彼女に訪れた思いがけない転機とは?これまでの歩みと、新たに見つけた“ご自愛ビューティ”への思いを伺いました。
Profile
高校生の時にスカウトされて地元の福岡でモデルをしていました。モデルをしていくうちに東京でお仕事をしたくなって、モデル事務所のオーディションを受けて、高校の卒業式前に東京に出てきたんです。それが今につながっていて、東京に出てきてかれこれ30年になりますね。放送作家になったのは、24歳くらいのころ。興味あるなと思い、当時レギュラーで出演していたテレビ番組の放送作家さんにお願いして、台本書きを手伝わせてもらうように。それから5年後くらいに、他の作家さんに改めて興味があることを伝えたら、放送作家の事務所を紹介してもらい、そこから本格的にスタートしたんです。26~27歳まではモデル事務所にも所属して、並行しながらやっていました。その後は放送作家一本に絞ったけれど、依頼されればモデルとして出演することも、女性放送作家として取材されて出ることも。
放送作家としてやっていけるかな、と自信が持てたのは、実際にあった芸能人のエピソードを扱う特番があって、放送作家が8人くらい参加する中で「ナレーション書き」という仕事で、20個ほどあるネタのうち私が18個を書かされたんです。その時いちばん若手だったから、たくさんやらされたのかと思っていたけれど、総合演出の方が 私の文章がいちばん泣けるから、できる限りのナレーションを勝木に書かせて欲しい、と指示していたそうなんです。それを後から聞いた時に、もしかしたら私できるのかなと思いましたね。放送作家という仕事を辞めたいなと思ったことは、ちょっとしたことならしょっちゅうありましたね。今でもあるけれど、結局辞めずに続けています。毎日決まった同じことをするのが苦手、という性分には合っているんです。不安と隣り合わせではあるけど。頑張ったら頑張った分だけ自分に刺激があったり、報われることも多いから、自分にムチ打ってここまで頑張ってこれたと思います。
放送作家をベースに広く活躍中。1枚目:3年前、海の民話を語り継ぐことを目的としたシンポジウムでのMCを。2枚目:去年、韓国で社会現象を巻き起こした大人気歌謡オーディション番組の日本版イベントにて。
美STとのご縁は、知人が私のインスタグラムを編集長に見せてくださったことがきっかけでした。そして初めてお会いした席で「美STで美容家になりませんか?」とお話をいただいて。思いもよらなかったので驚きましたが、実は以前から、50歳を迎える頃には何らかの形で美容に関わる仕事がしたいと漠然と考えていました。具体的な形は決まっていなかったものの、大好きな美容の仕事に携わりたいと思っていたので、目の前に地図が現れたような感覚になり「やってみよう」と思いました。放送作家の仕事も忙しく、自分に使える時間には限りがありますが、今はできることに精一杯取り組んでいます。連載も始まって1年が経ち、「美容とは何だろう」と突き詰めて考えると、結局は「自分を愛すること」だなと。美容を通して自分自身と向き合う中で、そう気づけたことは大きかったですね。目指す美容家像を模索してきましたが、〝ご自愛ビューティ〟のマインドを持って美容を伝えることのできる美容家、なのかもしれません。自分を大切にすることは、健康、そして幸せな毎日にもつながりますからね。
現在もモデルとして海外のファッションショーに出演することも。1枚目はミラノ、2枚目はパリで開催されたGX Fashion Weekの一コマ
撮影/古末優一(スタジオ撮影分) 取材/杉山香織 編集/佐藤拓真
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2026年11月16日(月)23:59まで
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2026年10月31日(土)23:59