PEOPLE
数々のファッション誌でカバーモデルを務め、私たち世代にとって憧れの存在であり続けるモデル、ブレンダさん。プライベートでは思春期の男の子2人のママとして、ハワイで家族とのナチュラルなライフスタイルを謳歌する姿にも注目が集まっています。「普段はマナーに厳しい母親です」と語るブレンダさんが、子育てで大切にしていることをうかがいました。
《プロフィール》
1972年生まれ、ハワイ出身。17歳でスカウトされてモデルデビュー。1990年の来日後は、『JJ』を皮切りに数々の雑誌で表紙を飾り続けるモデル界のレジェンド的存在。現在は夫、14歳と12歳の男の子2人の息子とハワイに暮らす。
35歳くらいの頃、年齢的にも子どもがほしいと思っていました。そのときは仕事が忙しくてずっと東京にいて、ストレスフルな環境。子どもを望むなら、ハワイへ戻ろう!そう思って、ちょうど表紙契約が終わるタイミングで戻ることに決めました。スタッフにはビックリされましたが、人生の次のチャプターに進む時だと。
夫と出会ったのもその頃。前のパートナーとお別れしたタイミングでした。長い間友人でしたが「この人とならハワイで一緒に子育てもできそう!」と思い、お互い子どもが欲しいことを確認したうえでお付き合いがスタート。そんな始まりだったので、結婚まではスムーズでした。その後、念願の子宝を2人授かり今に至ります。
ありがたいことに出産してからも仕事をいただくことができ、ちょこちょこ来日していました。息子たちが小さい頃は、東京へ行くのも一大事。とにかく行く前の準備が大変!家を片付け、1週間分の着る服の用意や冷蔵庫に食材を詰めて…と、私が不在の時にも夫や子供たちが困らないよう、すべて用意して出発していました。
仕事が終わるやいなや飛行機に飛び乗り、機内で一睡もできないままホノルルへ。夜発って日曜の朝に着いたら、息子たちが待ち構えていて「ママ、待ってたよ! ビーチに遊びに行こう!」と言われて、そのまま直行。フラフラでした(笑)。
息子たちは今14歳と12歳。小さい頃は、私が何か仕事をしていることは知っていても、深くは知らなかったです。ハワイでは一母親でしたから。物心ついた頃、たまたま整理していたら出てきた昔の雑誌を見て「Are you famous?」と。ちょっと嬉しそうでしたね。
普段はマナーに厳しい母親です。自分がそう育てられてきたから、挨拶や親切にすること、感謝の気持ちを伝えることは当たり前。口酸っぱく言ってきました。
少し大きくなって、息子たちを東京に連れていくと「こんなに紳士的だなんて、どういう育て方をしたの!?」と周りから驚かれることもしばしば。例えば、息子たちは雨が降ったらすぐ私に傘を差してくれるのですが、そういうところを見て「レディファーストだね!」なんてビックリされたりするんです。あとは、タクシーを降りてドアが閉まった後に、ドアをノックして「ありがとうございます!」と言っていたり(笑)。
可愛くて素直で、こんな天使みたいな息子たちに思春期なんてくるのかしら、と思っていましたが、しっかり思春期が訪れました(笑) 。生意気な口を利くとき「なんでそんな態度をとるの?そんな言葉を聞いてママは悲しいよ」なんて言うと、ごめんなさいと素直に謝るところはまだまだ可愛いですね。
オールインワン¥63,800(コラム/エストネーション)
撮影/長谷川勝久 メーク/佐々木貞江 ヘア/Dai Michishita スタイリスト/安西こずえ 取材/吉田瑞穂 編集/浜野彩希
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで
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