美容外科医【骨切り山ちゃん】38歳は「初デートで飲んだワイン」でプロポーズ

「諦めないで良かった。世の中にはまだこんな素敵な人が残っていたなんて！」そう思わせてくれる素敵な独身男子たち。今回は東京美容外科の輪郭形成診療部長、「骨切り山ちゃん」こと山本さんに理想のプロポーズを再現してもらいました。

サービス精神旺盛な性格と、幼少期によく野口英世の伝記を読んでいたことや、医師の父の影響で、自ずと医師の道を志しました。今では「骨切り山ちゃん」の愛称で呼ばれ、輪郭形成手術をメインに手掛けています。

連日の大手術や患者さんのケアにとハードな日々ですが、「骨格を変える手術」は患者さんの人生の深いところに寄り添うような側面があり、家族のような気持ちで接しています。患者さんの利益を最優先に考えながら常に最新の知識を持ち情熱をもって仕事に取り組んでいます。

あらゆる美容施術の中でも難易度が高い骨切り専門を志したのは実は医学生5年生のころから。難しいからこそ全然飽きないし、リスクはあるけれどその分のやりがいがあります。もう、趣味は仕事と言い切れるくらい、今は仕事がいちばんの趣味（笑）。

そんな仕事の合間を縫って楽しむ趣味と言えば、ワイン。自宅にはワインセラーもあり、普段は夜1杯だけお気に入りを楽しみます。だからこそ、プロポーズするなら大好きなワインとともに。彼女を連れて、1年前から通っているワインバー元麻布ROZANへ。

壁面には名ワインの数々が並んでいる個室で彼女にとって記念になるワインを飲みながらリラックスした雰囲気の中、心を込めてシンプルに「僕と結婚してください。一生幸せにします」と告白。そして世界中彼女のために石から探し回った特別なリングを渡したいです。

緊張感のある仕事中心の生活なので結婚したい人は気持ちが安定していてポジティブな方。自分を持っていて自信がある女性に惹かれます。仕事柄患者さんとじっくり向きあうので時には彼女に心配をかけるかもしれません。

詮索や嫉妬は嫌だけど疑問に思ったことは口にだしてもらい、とことん話し合いたいです。彼女の気持ちが優先だけれども子どもは2人以上は欲しいなあ。一緒に思い切り遊ぶのが夢なんです。

プロポーズには彼女の生まれ年だったり、最初のデートに飲んだワインを用意したい。そのために布石を打ちます。リングは彼女に合うものを考えて石から選びます。

美容医療の中でも骨切りは準備に時間を要し、手術も長時間かかり、術後も長期にわたります。常に患者さんに寄り添い一緒に理想の美容医療を目指しています。

ワインは輸入業の友人のワイン会で勉強。好きが高じて自宅にワインセラーを。愛猫クレイグはカッコよくて一目惚れ。クールなダニエル・クレイグのようにと名付けたら甘えん坊。

離婚した7年前に本格的に筋トレを始めました。トレーニングする度に体が大きくなり、今までの服が入らなくなるほど! 朝夕問わず週1、2で仕事の合間にボクササイズも。

コスメを試作中で、サンプルを自分で試して成分の配合を決めています。カバンには10種類ほど。朝の最後のケアはリビジョン　DEJクリーム。NMNは熟睡でき朝も快調。

2023年『美ST』11月号掲載
撮影／大瀬智和　ヘア・メーク／ミッチー〈NATURA〉　取材／兵藤美香　編集／長谷川千尋　撮影協力／ROZAN　港区元麻布2-1-21 B1　☎03-5856-4151