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大人世代が「自分がおばさんぽく見えない」写真をiPhoneで撮る方法6選

タレントの有吉弘行さんのインスタから話題になった“#オバショット“やネットニュースで噂されるLINEの“オバさん構文“って知っていますか?美ST世代がなんの疑問もなく投稿や返信をした内容が実は「オバさんぽい」って思われてたら…その現象を真剣に探ってみました。

どうしてもこうなる…あるある3大シーン

教えてくれたのは…XICO代表、フォトグラファー 黒田明臣さん

企業や人物のSNSを通じたブランディングからマーケティングまでトータルでのコーディネートを手がけている制作会社の代表。いわゆるSNSのプロ。

試してみたのは…フリーアナウンサー 牛窪万里子さん

フリーアナウンサー 牛窪万里子さんNHK首都圏キャスターを経て現在はNHK「ラジオ深夜便」インタビュアーを担当するほか、話し方に関する著書も多数。インスタは@mariko_ushikubo

牛窪:仕事のPRも兼ねてインスタ投稿を続けているのですが、その一部がオバさんぽいと編集部の方から言われまして(笑)。自分では気づいていなかったので、どこが問題なんでしょう?上の3大シーン、本当によくある写真のタイミングですが、どうしてもこうなってしまいます。

黒田:美ST世代は撮影のスタイルにフィルム時代の名残りがあるので記念写真感が出てしまい、それがオバさんぽく見える傾向があります。牛窪さんの投稿からも感じました。

牛窪:私は投稿写真=自分自身や仕事の「信頼感」なのできちんとしなきゃという意識が第一でした。公式マーク付きのオフィシャルアカウントなので、いいね!してくれた人の年齢層も解析で表示されるのですが、40代以上の方が8割。きちんとしていた方がウケはいいんです。

黒田:オバ見えすることが一概に悪いとは思いません。回避したいならデジタル時代の写真術を知り、使い分けできるとより魅力的になりますよ。(敬称略)

写真を少しだけオシャレに見せるアイデア6

1:「ポートレートの自然光」一択

iPhoneの場合はこれがオススメ。被写体を際立たせた一眼レフカメラのようなボケ味でオシャレ感が増します。照明設定は自然光でナチュラルな仕上がりに。

2:グッと寄りから引いていくのがオススメ

倍率アイコンでズーム切り替えが可能。初めにグッとズームし撮る角度を決めてから倍率を下げていくと、丁度いい遠近感とバランスが見つかります。インスタでは背景多めの方がオシャレ印象に。

3:撮る人に注文する

レストランなどでシャッターを頼む時には、決め打ちで撮られないようなお願いを忘れずに。「動いているから、ブレは気にせずたくさん撮って」「いろいろな画角・角度から撮って」など一言添えて。

4:いっぱい撮る

デジタル写真は撮影したあとにいくらでも削除できるし、何枚撮影してもフィルム代はゼロ。「50枚撮って1枚使う」くらいの気分で連写チャレンジを。

5:立っても座っても〝動く〟

牛窪さんのインスタで黒田さんから「これは上手」とお墨付きとなった写真。座り女子会シーンも、記念写真のように止まらず動きを意識。「手はお膝」にならないで何かを持ったり首を動かすなどして。写メ時代は画素数も低くブレ厳禁でしたが今は大丈夫。

6:カメラを見ない。手を自然に

ばっちりカメラ目線は記念写真感強め。遠くを見るように視線を上下や前後左右で動かすと自然に。手を前で重ねて組むのはやりがちNo.1ですが、固まってしまうので、顔近くにする、何かに置くなどを。

\自分でも後日トライ/
「いつも手をどうしたらいいのかわからなくなっていたのですが、ポケットに入れてこなれ見え。後ろに寄りかかったり足を踏み出し重心を移動させるだけで変化がつくようになりました」

2024年『美ST』5月号掲載
撮影/黒田明臣 取材/安西繁美 編集/矢實佑理

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