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日本人女性の脱毛症に有効な治療法が明らかに。4,568人を対象に行なった研究を米国皮膚科医専門誌で論文発表

全国で発毛専門クリニックを展開するAGAスキンクリニックが行っている日本人女性に対する治療法の論文が、2019年9月3日にScientific Research Publishing(SCIRP)が発行する皮膚科医専門誌のJournal of Cosmetics,Dermatological Sciences and Applications(JCDSA)で発表され、その効果が認められました。

論文URL:https://www.scirp.org/Journal/paperinformation.aspx?paperid=94822

脱毛症について

AGA(エージーエー)は男性型脱毛症(androgenetic alopecia)の略で、思春期以降に始まり徐々に進行する脱毛症のことです。それに対し、女性の脱毛症は発生時期や脱毛が起こる範囲・パターンが男性のものとは異なるため、女性型脱毛症(female pattern hair loss:FPHL)と呼ばれています。
女性型脱毛症(FPHL)も年齢とともに進行するため、有効な治療を行わなければ進行していきます。

脱毛症は、外見上の印象を大きく左右するためQOL(Quality of life)に与える影響が大きく、有効な治療の研究・開発は重要な課題となっています。

女性型脱毛症(FPHL)に有効な治療法を発表

AGAスキンクリニックでは、どのような治療法が日本人女性にとって有効なのか研究を進めてきました。

今回発表した論文では、2013年~2018年の6年間にわたり治療を行った、4,568人の日本人女性のデータを元に論文発表しました。行った治療法は、オリジナル発毛薬「Rebirth lady(リバースレディー)」(スピロノラクトン・ミノキシジルを主とした内服薬と外用薬)とDr’sメソ(ミノキシジルと成長因子を配合した注射治療)の併用治療です。
1日1回の内服と、1日2回の外用薬の塗布、月1回の注射治療を6~12ヶ月行った結果、対象の患者様の95%~96%で脱毛症の改善を認めました。治療による重度の合併症は認めず、ごく軽度の合併症を認めた患者様は全体の4.9%でした。
本研究の結果から、「Rebirth lady」と「Dr’sメソ」の併用治療は女性型脱毛症(FPHL)に対して、合併症も最小限に抑えた安全で有効な治療法であることが確認されました。

今回の研究により、脱毛症に悩む方のQOL向上に寄与できることを願っております。


田中 洋平 医師
医学博士 日本形成外科学会専門医
AGAスキンクリニック・東京ビューティークリニック 診療顧問
2000年3月 信州大学医学部医学科卒業後、長野県の病院・救急センター・信州大学附属病院にて研鑽を積む。専門医習得後、クリニカタナカ形成外科・アンチエイジングセンターを設立。後に信州大学医学部より学位(医学博士)を取得し、新潟薬科大学客員教授や東京女子医科大学皮膚科非常勤講師として国内外問わず広く活躍。

AGAスキンクリニックについて

全国36院を展開する、薄毛に悩む患者さまの為の発毛専門クリニックです。オリジナルの治療法を提供し、これまでに33万人の外来実績があります。2019年7月4日からは、女性の患者さまの受け入れも積極的に開始し、男女問わず薄毛に悩むすべての人に寄り添う存在を目指しています。
HP : https://www.agaskin.net
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