美容医に聞いた「幸せそうな女性が、肌がキレイに見える」理由とは…

美ST世代にも人気の信頼ブランドから続々と登場している、幸せホルモンに着目したスキンケア。最新の知見や技術を搭載し、塗るだけで幸せ美肌がつくれる時代がすでに到来しているんです！今回は幸せホルモンと美肌について、美容医の慶田朋子先生に解説していただきました。

「三大幸せホルモン」のオキシトシン、セロトニン、ドーパミンに加え、気分の高揚感をもたらす「β-エンドルフィン」やストレス状態から体を守ってくれる「ノルアドレナリン」なども幸せホルモンの一種とされています。これらの幸せホルモンは直接的・間接的に肌にいい影響をもたらすことが分かっています。

オキシトシンは肌修復に必要な幹細胞の働きを活性化し、肌のターンオーバーを促します。セロトニンは、腸の調子が整い、睡眠の質が向上することで、間接的に美肌に貢献します。ドーパミンはやる気や期待感に関わるホルモンなので、メリハリのある充実した生活に導きます。それが、結果的に肌にいい作用を与えてくれます。

また、「触れる」ことは、オキシトシンの分泌を促してくれるので、スキンケアをする際は、なるべく手を使うことをおすすめします。

2024年『美ST』8月号掲載
取材／吉田瑞穂　写真／写真AC　再構成／Bravoworks,Inc.