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【大人の美容医療】涙袋、クマ…目元悩みはヒアルロン酸注入で解決!

美STドクターグランプリ時の「やりたい治療」でも常に上位のヒアルロン酸注入。ダウンタイムなく、「マイナス10歳もナチュラルに!」をテーマに、2021年ドクターグランプリ1位のニューフェイスエステティッククリニックのドクター吉澤先生が目元の老け悩みを解消。美容医療ビギナーにもお勧めのヒアルロン酸注入入門編をお届けします。

マスクから覗く眼差しは名刺代わり。いつだって誰だって美人度上げたい

1:涙袋

涙袋があるのとないのでは、目元の印象が全く異なります。別名ホルモンタンク。ヒアルロン酸で目元が大きく見える縦幅効果が得られ、メリハリ(凸凹)を作ります。目元の小ジワが目立たなくなり、柔らかな女性らしい印象がアップするのも◎。

片眼0.1cc程度を注入するだけで、雰囲気はまったく変わります。注入量が多いと、アイドルのナメクジ涙袋状態になるので注意。涙袋は好みが分かれ、顔立ちにもよりますが、目元をより華やかに印象的に演出するため、女性らしさもアップします。

2:影クマ

クマといってもいろいろです。目頭側から斜めに窪むのはテアトラフと言って、眼輪筋が骨に付着している部位で、中顔面のボリュームロスとともに現れやすい場所の一つです。影クマになりやすく、疲れた印象や実年齢よりも上に見られがちに。

ヒアルロン酸の欠点の一つであるチンダル現象を起こすことなく注入できるテオシアルのRHA2は、他メーカーのヒアルロン酸で満足がいかなかった人にも満足度が高いヒアルロン酸です。目の下から頰にかけての綺麗なオージーカーブで若々しい印象に。

3:凹みグマ

中顔面のボリュームロスが進行するとテアトラフ(tear trough=目元のくぼみ)から外眼角に向けても陥没が目立ちます。これは眼輪筋がその位置を維持するために眼窩の縁に沿って靭帯が付着しているため。脱脂術が適応の人が多いのですが、怖い人はまずは注入を。

注入は深い骨膜上から浅い層まで、ヒアルロン酸の硬さを変えながら慎重に注入。目の下から頰にかけての緩やかなカーブ(オージーカーブ)を作ることで、マイナス10歳。入れすぎると笑ったときに目が小さく見え、いかにも「やった感」になるので要注意。

ヒアルロン酸は部位によって細かく使い分けたいから複数用意

テオシアルとカイセンス、ニューフェイスエステティッククリニックとルクスクリニックの2人のドクターが好んで使うのには理由があるよう。「テオシアルの馴染みの良さが好きですね。特に目の下の注入は何を使うかも重要で、ナチュラルにピタッと決まるものがなかなか見つからなかったのですが、これは患者様からの満足度も極めて高い。カイセンスも最近は好んで使っています。注入剤によっては患者様にアレルギー反応が出てしまうこともあるので、情報収集は常にアップデートし、慎重に選んでいます」とニューフェイスエステティッククリニック・吉澤先生。

2021年ドクター大賞1位。似合わせ美容医療が読者から熱い支持を受ける。東京皮膚科形成外科 Dr.池田の「バレたら失敗」をしっかり引き継ぎながら、美容医療の裾野を拡大中。

●ニューフェイスエステティッククリニック
港区麻布十番4-1-1MAXPLANAZABU10ビル5F ☎︎03-6722-6795
ヒアルロン酸0.1cc ¥11,000。エステの延長、通いやすさをコンセプトに2021年オープン。ヒアルロン酸だけでOKなのか、ボトックスも必要なのか、何でも聞きたくなる吉澤先生が◎。HP:https://newface.clinic/

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2022年『美ST』4月号掲載
撮影/清水ちえみ 取材/Dr.ウサコ、兵藤美香 編集/小澤博子

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