SKINCARE

「刺激から守る、潤わせる」をこの技術で、自らの手で─── Fine Fiber技術は人生100年時代のスキンケアの要になる!

人生100年時代と言われる今、スキンケアにおいても今まで通りの常識的なケアを続けるだけでは、もう間に合いません。未来の肌へ向けて準備を始める時が来ました。肌が自ら育む力をサポートするFine Fiber技術なら、どんな肌環境も理想的に整備。「長引くマスク生活で弱った肌にも最適」と美女医も太鼓判を押すその実力を掘り下げていきます。

美容外科医
奥村智子先生

ルクスクリニック院長。美容外科や美容婦人科を得意とする経験豊富な美STファミリードクター。昨年クリニックを開業し、3人目のお子さんも出産したばかり。

皮膚科医
木下裕美先生

リブラささしまメディカルクリニック勤務。名古屋を拠点に美STファミリードクターとして活躍する次世代美女医の代表的存在。プライベートでは2人の男の子のママ。

  美ST2大ファミリードクターも認めた  

FUTURE SKIN

忙しい3名の鼎談は
\ オンラインで開催! /

医療発想のセカンドスキンが
守り+攻めのケアを実現

奥村 マスク生活が長引いて、肌荒れや肝斑の悪化に悩む患者さんが増えています。

木下 バリア機能が低下し刺激を受けやすい状態の人が多いですね。

奥村 美肌の基本は保湿ですけど今までと同じケアでは過剰に与えすぎて炎症を助長させる人も。自身で制御しなくても最適な保湿ができるのが理想なのですが。

内山 ファインファイバー技術をご存じですか? 超極細繊維からなる極薄膜を直接肌の上に形成することで湿潤環境ケアを実現する技術なのですが、与えるのではなく環境を整えることで適切な保湿状態を作ることができます。

’08年入社以来、花王スキンケア研究所に所属、商品開発研究や基礎研究に従事。’15年からFine Fiber技術を化粧品に実用化するための開発研究を担当。

木下 皮膚科では軟膏などの外用剤を浸透させるために上からガーゼやラップなどで覆って密封させますが、その発想ですね。

内山 まさに医療分野の湿潤療法をスキンケアにも応用できないかと考えたのが発端です。例えるなら、植物に肥料を与えるだけでなく、ビニールハウスのような発育を促す空間を肌の上に作り出し、肌本来の力を引き出すことを目指しています。

奥村 スキンケアに応用できたら、様々な悩みを解決できそうですね。

内山 ファインファイバー技術を初めて知った時、化粧品を塗るというこれまでの発想と違う、新しい提案ができそうだとワクワクしました。商品化にあたっては、肌あたりを考慮して繊維をなるべく細くしたり、繊維自体を柔らかくして違和感なく使えることを目指しました。肌は鋭敏な感覚器官なので、少しの変化があると違和感を覚えてしまうんです。皮膚の上に角層の半分程度のもう1枚薄いヴェールを纏う〝セカンドスキン〞のようなイメージです。

木下 実際に試しましたが確かに違和感がなかったです。初日から肌色が明るくなって透明感が出たことに驚きましたし、徐々にキメが整って毛穴も小さくなったよう。私はアトピー肌なのですが赤みも和らいだので、バリア機能が低い方にもオススメできそうです。

奥村 私は日中にマスクが当たる部分を中心に使っています。刺激が和らいで炎症が抑えられ、夕方まで保湿感をキープできます。物理的な刺激が減るので、花粉皮膚炎のケアなども期待できます。

木下 PM2.5や大気汚染物質などの刺激による炎症も防げますね。

内山 開発当初はナイトケアを想定していましたが、最近は日中の使用も鑑みて技術開発しています。これからの季節だと、汗や皮脂、摩擦で崩れやすい日焼け止めの持続性を高めたり、夜は紫外線ダメージからの肌回復が期待できるのではないかと考えて検討を進めています。

木下 物理的な刺激がなくなれば加齢による小ジワやシミなどの悩みも減ります。やはり美肌のために重要なのは「防御」と「保湿」。基本ケアの最上級が叶いますね。

奥村 今後は外科の切開系手術後にも活用できると嬉しいです。

内山 今、美容だけでなく医療分野でも活用できないか研究を進めています。外科手術のダウンタイムにも活用できると思っています。

木下 ヴェールを纏う保湿方法は新発想ですが、今の時代に必然性を感じます。やがてなくてはならないケアになりそうですね。


Point1
Fine Fiber膜の目に見える即効性が
続けるモチベーションに

就寝前に3日間使用しただけで差は歴然。ゴワついた肌のキメが整ってなめらかに。うっすらと広がっていた赤みも和らぎ、頰全体のツヤ感が増して肌の明るさもUP。毛穴目立ちも軽減されました。

Point2
Fine Fiber膜は大気汚染物質や
マスク刺激から肌を守るのにも活躍

髪の毛の1/100サイズの極細繊維で作られるFine Fiber膜は、肌の上に1.8ミクロン程度の細かい網目を形成。日中につけておけば約2.5ミクロンのPM2.5や花粉、大気汚染物質など微粒子の侵入を物理的にブロックできる可能性が。

昨今悩む人が多いマスク擦れによる摩擦刺激の予防にも。Fine Fiber膜で肌を保護することで、乾燥の原因と指摘されるスキンケアがマスクの擦れによって落ちてしまうことも阻止。マスク時も水分量がキープされなめらかな肌に。

撮影/大瀬智和 ヘア・メーク/Sai 取材/大山真理子 デザイン/スズキのデザイン 編集/浜野彩希

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一生元気に!自愛ビューティ

「刺激から守る、潤わせる」をこの技術で、自らの手で─── Fine Fiber技術は人生100年時代のスキンケアの要になる!

2025年1月号

2024年11月15日発売

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