SKINCARE
化粧品は、ライフスタイル、環境の変化、美しさの価値観などさまざまな理由で生まれてきます。もちろん「売れる」ことは重要ですが、作っている時に当事者はそんなことをあまり考えておらず、ただ「女性の肌を美しく見せるのに役立つ製品」を作ろうと思っている――それが28年間、化粧品を見続けてきた私、編集Ⅰが化粧品を愛する理由です。この10年間の目覚ましい進化のトピックを交えて、番外編をお届けします。
上・水面の透明感と、ゆらゆら揺れながらきらめくようなツヤ感――ルナソルの提案している水ツヤ肌を実現。ルナソル エアリールーセント パウダー 00 シアー12g ¥4,500(カネボウ化粧品)2019年8月30日発売。
下・ローズミネラル配合の、オイル配合率3.5%のオイル イン ローション。微粒化したローズ オイルのおかげで、乳化剤を使わずに全体に高濃度のオイルを配合できた。プレステージ ローション ド ローズ 150㎖ ¥15,000(パルファン・クリスチャン・ディオール)2019年4月26日発売。
パウダーの最古の例としてメソポタミアの遺跡から白紛が発見されているそうです。優れた粉体技術を持つと言われているカネボウ化粧品が、最初にルースパウダーを出したのは1971年。粉体はそもそも白い粉であるため、塗布したら白くなって当然のものですが、その後、透明性の高い粉体、より滑らかさのある粉体といった特徴的な粉体が多く誕生。また、「粉体の表面に特徴的な機能を持たせる」粉体コーティング技術もこの間に大きく進歩。カネボウ化粧品の最新のルースパウダーである「ルナソル エアリールーセント パウダー」は白さの立ちにくいコーティングをした原料も選択して配合しています。透明感の高いツヤ粉体1つ1つの光をうまく引き出せるように、ツヤ粉体の配合バランス、油剤の組合わせ、そしてツヤ粉体の光を適度に拡散してくれるような粉体の選択を入念に行っています。
このルースパウダーは、軽いつけ心地でありながら肌にヴェールをかけ、肌のニュアンスまでも調整し旬の肌感を作れる、大人肌の最強の味方になりました。
古代エジプトからバラの美しさと美容効果は、ずっと愛されてきました。バラの持つパワーが科学的に解明され、今ではスキンケアのために栽培されたバラが存在しています。ディオールは、2010年の5代目ディオール プレステージから、7世代にもわたり数千回も交配を重ねたグランヴィル ローズを使っています。優れた抗酸化物質と表皮組織の強さに不可欠な脂肪酸、肌の保護の修復の柱となるミネラル類、細胞エネルギーの原動力となるアミノ酸などの、多くの微量栄養素がその中に存在することがわかっています。
「プレステージ ローション ド ローズ」は見た瞬間から手に取りたくなる美しい製品です。独自の抽出法による、300μというとてつもない小さいサイズの無数のローズ マイクロ ドロップが、独特のとろみを持ちながらフレッシュな感触を生み出し、使い心地に癒されます。美しいという価値、心地よいと思う気持ち、それを大切にして作られたものだけが、バラ美容と認定できるのだと思います。
\使っています!/
両方ともかなり使い出あり。パウダーは携帯できるようにコンパクトな容器になっている。ローションは手でつけていますが、濃厚なのでつけた後に手のひらで優しくプッシュ。
2019年『美ST』10月号掲載
撮影/河野 望 編集・文/石原晶子
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