10万円超えでも売れている…「最高峰の化粧液＆クリーム」はなぜ売れる？

今の美容業界の“当たり前”や人気のもとを掘り下げる名物連載。今月は“ここにしかない”成分やアプローチを数多く有し、長きにわたり信頼を集め続けるブランド「メナード」。信頼のもととなる効果実感の高さは、型にはまらない独自の発想から生まれてくるものでした。

創業当初は、本社と工場、研究所が同じ場所にあり、思い付いたら即TRY。瞬発力と自由な発想により、次々とヒット商品を生み出してきました。その精神は今も引き継がれ、一般的には静寂だと言われる研究所も訪問者から「メナードはワイワイと楽しそう」と言われるほど活気に溢れます。そのリラックスした雰囲気こそ、無類のアイデアを産む秘訣なのだと言う声も。

近年、美容業界で注目を集める幹細胞研究に、メナードが着手したのは2003年。医療分野で新たに注目されていた研究に関する噂を耳にすると化粧品にも応用できるのではと、持ち前のフットワークの軽さで早速研究を開始。約5年の歳月をかけ、2008年、『オーセントクリーム』の発売に至ります。既存のエイジングケアとは一線を画する、細胞自体の再生を目指す未知の視点。

ブランド初の10万円超の高価格帯の商品。予測不可能な反応に不安を抱えながらも使用実感はもちろん、テクスチャーも香りも、全方位でこだわり抜きました。結果、美容業界に大きな衝撃を与えるとともに、メナードファンに受け入れられコスメの新たな可能性を見いだすまでに。15周年にあたる昨年には3度目の刷新も。「もうどんなことがあっても手放せない」。ファンの信頼は高まるばかりです。

メナードの最先端研究を搭載した最高峰ブランド『オーセント』が誕生から15周年となる2023年、ラインナップにリクイドを追加。2ステップで美の高みを目指す。左：ローションとミルクの効果を併せ持つ化粧液。濃密なリクイドがみずみずしく伸び広がり、ふっくらとしたハリを実感。オーセント リクイド（容器付き）70ml ￥77,000、右：5種のオリジナル成分配合。独自製剤技術によりとろけるように馴染む使用感を実現。オーセント クリーム（容器付き）50g ￥110,000

※本ページ掲載商品のお問い合わせ先はすべてメナードお客様相談室です。

2024年『美ST』4月号掲載
撮影／吉田健一　取材／大山真理子　編集／浜野彩希