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服務規定やヘアカラーなど、身だしなみの基準の緩和を取り入れる企業が相次いでいます。人種、年齢、性別などの多様性=ダイバーシティに対する社会の認識が大きく変化する今。移り変わる働く現場を取材したら、こんな声が聞こえてきました。
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りそな銀行も従業員の服装を2023年11月から自由化へ。その反応は?
社会全体で就業中の服装に対する考えが変化していたことから基準を見直しました。金融業界はいわゆるスーツ、制服のイメージが強い中で、まだ取り入れて間もないのですが、お客様からは支店の雰囲気が柔らかくなった、声をかけやすく、相談がしやすくなったとの嬉しい声が寄せられています。一番の目的は従業員の働きやすさ向上でした。当社ではテレワークを取り入れ、働く地域を選択できる制度も取り入れており、女性ライン管理職比率(部下のいる管理職)も30%を達成するなど、働きやすい職場作りを会社として大切にしています。TPOに合わせた服装マナーを個人の自由裁量に任せることで従来の銀行のイメージを脱却し、社内外のコミュニケーションを活性化していけたら嬉しいですね。(ダイバーシティ推進室・京野さん)
「導入間もないので正直探り探りですが、これまで仕事でしか使えない服を購入してきたので、その負担が減り嬉しい。支店内で業務の時もかなり動くので、動きやすい服で効率的になりました」
「ブラック校則に苦しむ子供を見てきたのでバイト先でオシャレを楽しんでいるのは見ていて嬉しい。でもパパは接客業での派手髪色に納得いかない様子」(主婦・ 49歳)
「ブリーチヘアが社会への反抗だったのは昔の話。今は白髪対策のハイライトも楽しめて仕事への意欲にも」(会社員・ 55歳)
「会社の制服が廃止されやっと膝丈タイトスカート+パンプスから解放されました」(契約社員・ 38歳)
「素敵な社会の流れと思いつつ、警察官でハイトーンなど、公務員の人だったら最初は違和感あるかも」(会社員・ 40歳)
「伸び伸びと働く様子を見るのは接客される方も嬉しい」(会社員・ 42歳)
「サラリーマンの夫が革靴&ビジネス鞄ではなくシックなスニーカーにリュックで通勤するように。楽になったと喜んでいます」(会社員・ 46歳)
「素の状態=真面目ではない。オシャレや美容が肯定される社会なら生きやすい!」(会社経営・ 35歳)
2024年『美ST』4月号掲載
撮影/渡邉明日香(A‐1) 取材/佐藤理保子 編集/矢實佑理
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2024年12月16日(月)23:59まで
2024年12月16日(月)23:59まで
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