MAKE UP

【シミ・くすみを解決!】厚塗りにならない大人のベースメイク

肌悩みをカバーしようと丁寧にメークするほどいかにも〝塗ってます〟的な肌になり老け印象に。そんな時こそベースメークを見直して。肌悩みはピンポイントにカバーし、透明感のあるツヤ肌に仕上げれば一気にあか抜けてヘルシーな美肌印象に。ヘア・メークの岡野瑞恵さんが教えてくれました。

シミ隠しで厚塗りになるなら【肌色の1段濃い色のコンシーラー】2色を部分使いでノーファンデでもハリツヤ美肌に

肌悩みを、メークでカバーしていたら厚塗り感が拭えなくなったという関口さん。年齢を重ねるほどに増えてくる肌悩みは、隠そうとすると厚塗りになりメークが悪目立ちすることも。健康的な肌を生かすなら、いっそノーファンデもおすすめです。最近の下地は高機能&多機能なものが多く優秀なので、下地で肌を整えたらコンシーラーの2色使いで肌悩みを目立たなくさせます。自分の肌トーンに合うものと、1段濃いめ(暗い色)のものを選びます。肌よりも明るい色だと、逆にシミや肝斑が浮いて目立つことも。仕上げのパウダーで、肌の透明感を高めればメリハリのある素肌っぽい艶肌が叶います。印象も一気に若返りますよ。

大人の女性の魅力を最大限に引き出す、ナチュラルで洗練されたメークに定評あり。その圧倒的なセンスで女性誌や広告映像、数多くの女優・モデルからの指名が絶えない超実力派。

\使ったアイテムはこれ/

左から、絶妙な光のヴェールで顔のメリハリと透明感を高めます。DIOR SKIN FOREVER クチュール ルミナイザー〈ディオリビエラ〉 001 ヌード リビエラ ¥6,710(パルファン・クリスチャン・ディオール)(数量限定)、気になる肌悩みをカバーしながら、美肌を演出できる部分用コンシーラー。細かな部分にフィットするスナイパーブラシも秀逸。DIOR BACKSTAGE フラッシュ パーフェクター コンシーラー 3N ニュートラル(薄い方)4N ニュートラル(濃い方) 全13色 各¥4,070(パルファン・クリスチャン・ディオール)、1本で「化粧下地」「日焼け止め」「仕上げ」「メーク直し」まで、美しい肌へと導くマルチミスト。GIVENCHYプリズム・リーブル・プレップ&セット・グロウ・ミスト SPF45・PA++++ 70ml ¥6,050(パルファム ジバンシイ)(6/3発売)

【メークのポイント】肌色より1段濃い色でシミをカバーしてから肌色と同色のコンシーラーを重ねて。Tゾーンと顎先にも馴染ませればハリツヤ肌が完成

下地で肌の状態を整えたら、肝斑や、シミには肌より濃いめ(1段暗め)のコンシーラーを使ってピンポイントにカバー。次に自分の肌色のコンシーラーを重ねて微調整します。仕上げに透明感のあるハイライターを馴染ませれば自然なヘルシー肌に。

1:ベースでたっぷりと潤いを与え見えないヴェールを作ります

肌コンディションを整える高機能な下地で保湿&色補整。よく振ってから目を閉じた状態でスプレーし、塗布した後は手で軽く押さえて馴染ませます。顔色との差が出ないよう首も忘れずに。素肌感を生かすメークには丁寧な下地作りが必要です。プリズム・リーブル・プレップ&セット・グロウ・ミスト SPF45・PA++++ 70ml ¥6,050(パルファム ジバンシイ)(6/3発売)

2:濃淡2色のコンシーラーはピンポイントに使って重ね塗り

シミや肝斑部分に肌より1段濃いめのコンシーラー(左)を置き、指でトントンと軽く馴染ませます。鏡で確認し、消し切れなかった色ムラに肌色に合わせたコンシーラー(右)を重ね塗りします。あらゆる肌悩みをカバーする部分用リキッドコンシーラー。ディオール バックステージ フラッシュ パーフェクター コンシーラー (左)4Nニュートラル(右)3Nニュートラル 各¥4,070(パルファン・クリスチャン・ディオール)

3:意外と目立つ小さなパーツは丁寧に肌に密着させます

小鼻のまわりや口元の赤み、黒ずみなどは肌色に合ったコンシーラー(左)を塗布。さらに、Tゾーン、顎先などに入れると仕上がりがキレイに。ぼかす際は、力の入りすぎない薬指や中指を使ってトントンと馴染ませます。コンシーラーと肌との境目が目立たないように軽く叩き込んで丁寧に密着させれば、浮いたりヨレたりせず、美しい素肌感に仕上がります。

4:ふわっと明るい艶のヴェールで上品な透明感が出ます

ブラシにパウダーを適量取り、顔全体と首まで薄くふんわりと纏わせます。光の作用でトーンアップ、肌に透明感と輝きをフィックスさせます。(上から)繊細なぼかしに◎。NARS ブラッシュブラシ #16 ¥5,830(NARS JAPAN)ディオール スキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー 001 ヌード リビエラ ¥6,710(パルファン・クリスチャン・ディオール)(数量限定)

仕上がりはこんな感じ

くすみレスで生き生きとしたヘルシー肌なら夏のリゾートにも。「肌色を生かしたノーファンデのメークに驚きました。自分メークでは凹凸がなく厚くのっぺりした印象でしたが、コンシーラーの使い分けでシミも目立たず、ハイライターの入れ方でメリハリがあるふっくらハリ肌が復活。元気な印象になり、5歳は若返った気分!うれしくなりました」。

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2022年『美ST』7月号掲載
撮影/当瀬真衣(TRIVAL)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 ヘア・メーク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/平沼洋美 取材/中井川桂子 編集/小澤博子

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