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唐沢寿明さん「変化が出てきても、自然でいる人が好き」

美ST世代なら誰もがハマッた「愛という名のもとに」の頃からずっと私たちの憧れの存在である唐沢寿明さん。「常に新しいことにチャレンジしていきたい」というマインドで、この秋初の縦型ドラマ(映画やテレビなどの横型画面ではなく、スマホ視聴を前提としたドラマ)にも挑戦! そんな唐沢さんに“素敵だと思う女性像”についてお話を伺いました。

一緒に暮らせそうだな、ってくらいの気張らない人が好き

僕は、あんまりお化粧はしていない人のほうが好きですね。40歳とか50歳になると、どんな人でも嫌でも変化は出てくると思います。でもそれはそれで、そのまま自然でいる人のほうがいいなって思いますね。わかりやすく言うと、一緒に暮らせそうな人がいい(笑)。たまに、全身ブランド品で固めました! みたいにすごくキメてくる方とかいらっしゃるけど、普通にしたらもっと素敵なんじゃないかな。

だからと言って頑張らないんじゃない、バランスが大事

かと言って、「じゃあ頑張らない!」っていうのは違うと思うんですよね。日々のお手入れとか、身だしなみとしてある程度は気にしたほうがいいと思う。節度というか、やり過ぎても、やらなさ過ぎても……って、難しいですね。要はバランスかな。自分も周りも疲れない、「身だしなみ」ですね。

40代や50代は少し肩の力を抜くくらいがいい

僕らが子どもの頃は還暦=60歳って言ったらもうおじいちゃんおばあちゃんだったりしたけど、今って全然違います。だから還暦って言ったらまだまだ現役だと思うんですよ。それはきっと70歳でも同じ。だから、話題の「還暦ビキニ」を目指して自分のモチベーションを上げるというのも良いと思いますよ(笑)。ただ、整形とかでいじり過ぎちゃうのは違うかな。笑おうとしているのに笑えない、みたいに表情がなくなって作り物っぽくなると怖いし。何事も笑えるくらいで止めておいた方がいい。よく言うけど、女性は笑っている方が素敵だから。いくらキレイでも、常に真顔でいる人にはあまり魅力を感じないでしょ? 細かいことを気にしないで思いっきり笑っている方が断然良いと思います。

40代や50代って人生で一番楽しく、いい時期。無理して頑張り過ぎるとダメになっちゃうから、少し肩の力を抜くくらいがいいのかも。バランス感を忘れずに!

《唐沢寿明さんプロフィール》
1963年生まれ、東京都出身。1987年、舞台「ボーイズレビュー・ステイゴールド」で本格デビューを果たす。その後、「白い巨塔」(2003年)、「不毛地帯」(2009年)、「ボイス110緊急指令室」(2019、2021年)など数多くのドラマや、「本格冒険科学映画 20世紀少年」(2008年)、「杉原千畝 スギハラチウネ」(2015年)、「LAST COP THE MOVIE」(2017年)などの映画に出演。エッセイ「ふたり」は高等学校の副読本にも採用されるなど、多方面で活躍している。

唐沢さんが主演を務める縦型ミステリードラマ「トップギフト」は、コンテンツレーベル『上下関係W』のLINE公式アカウントより、10月7日(金)18時から配信を開始(全11話)。毎週金曜18時に最新話が更新!

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撮影/千葉タイチ 取材/矢崎彩 編集/安岡祐太朗

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