MAKE UP

【シミ・肝斑】をなかったことにできるコンシーラーテクニックって?

シミや肝斑などの色ムラの肌悩みは隠そうとするほどベースが厚くなりがち。大人の肌悩みにはコンシーラーをいつもより丁寧に馴染ませて、肌の色ムラを一掃することでより美しい素肌感に仕上がります。人気ヘアメーク岡野瑞恵さんが教えてくれました。

【肝斑】がうまく隠せないならコンシーラーをブレンド使いして解決!

頰の肝斑が気になる山田さん、メークでは隠せないと諦めモード。元々の肌が綺麗だと、色ムラなどが余計に目立ちます。気になる肝斑や目の下のクマ、小鼻の赤みなど肌の色ムラを一掃することで肌印象は変わります。コンシーラーは肝斑に合わせて色の調整がしやすいパレットタイプを使用し、自分の肌色に合ったファンデをミックスさせ、筆先を使って優しくブレンディングするようにぼかすと素肌っぽい仕上がりに。

さらに目立つ部分のみ、カバー力の高いリキッドタイプをごく少量、ブラシでピンポイントに重ねます。タイプの違う2つに専用の筆を持っていれば完璧です。肌が美しく整うと、顔色がくすみがちなベージュの服も自信を持って着こなせますね。

大人の女性を魅力的に見せる上品かつトレンド感のある絶妙なメークで、数多くの女優、モデルから圧倒的な支持を得る。常に現場を明るく盛り上げる、温かい人柄も人気の秘訣。

\使ったアイテムはこれ/

(左)カバー力抜群、肌に潤いを与えながら気になる部分を美しく整えます。動きの激しい部位でもヨレにくいクリーミーリキッドタイプ。NARS ラディアント クリーミーコンシーラー 1245 ¥3,960(ともにNARS JAPAN)(中)毛先が斜めにカットされていて、肌あたりも優しく、エアーブラシでぼかしたような繊細な仕上がりを叶えます。NARS ラディアント クリーミーコンシーラーブラシ #10 ¥3,960(右)シミやクマ、肝斑などの色ムラや凸凹など、大人の肌悩みを自然にカバーするコンシーラー。美しい透明感を纏いながら、素肌感を引き立てる優秀パレット。DECORTÉ トーンパーフェクティング パレット 01 ライトミディアム ¥4,950(コスメデコルテ)

メークのポイントは?

色が調整しやすいパレットタイプのコンシーラーで、肝斑部分をカバー。さらにファンデを混ぜて斜めカットのブラシの筆先でデリケートに境目をカバーすることで、素肌っぽく美しい仕上がりに。消えない部分にはリキッドタイプを少量重ねます。

1:肌色より1段濃い色を肝斑部分に平筆の先を使って置いていきます

②のルナソルのファンデを全体に薄く伸ばし肌を整えてから、付属の平筆でパレットの右下のカラーを取り、気になる肝斑の部分に重ねます。ベタッとつかないように、平筆の先を使ってトントンと軽いタッチで少量ずつ塗布します。

絶妙カラーのパレットタイプ。トーンパーフェクティング パレット 01 ライトミディアム ¥4,950(コスメデコルテ)

2:①のコンシーラーと周囲の境目をブラシの毛先で軽くぼかします

手の甲にファンデを取ってパレットの右下のカラーを専用のブラシでミックスしながら、①で塗布したコンシーラーの境目を繋げて磨くように、ブラシの毛先を軽く滑らせながらぼかします。さらに気になる部分はパレットの右下と右上の色をミックスし、ブラシの先端を使って重ね、カバーします。

左:みずみずしいツヤ肌を叶える。ルナソル グロウイングシームレスバームEX 全6色 SPF15・PA++ ¥6,600(カネボウ化粧品)右:ナチュラルに仕上がる専用ブラシ。NARS ラディアントクリーミーコンシーラーブラシ #10 ¥3,960(NARS JAPAN)

3:それでも消えない部分にのみカバー力の高いリキッドでカバー

消えなかった色ムラ部分には、カバー力の高いリキッドタイプのコンシーラーを。手の甲に取り、②で使用したコンシーラーブラシの毛先を使って点置き。ブラシの先が、肌に触るか触らないかの力加減で、軽く滑らせるように周囲をぼかすと厚塗りにならず美しい素肌感が生まれます。

NARS ラディアントクリーミーコンシーラー 1245 ¥3,960(NARS JAPAN)

仕上がりはこんな感じ

デリケートなナチュラルカバーのセミツヤ肌でヘルシーな素肌美が完成!透明感あるノイズレスな素肌美でベージュも難なく自然に着こなせます。「自分でメークするのとは大違い、ナチュラルなのに、まるで素肌が綺麗になったような仕上がりに感動しました。自宅に戻っても落としたくなかったです。ずっと悩んでいた肝斑がコンシーラー使いでキレイに隠せたので、今回の方法を練習して、日々のメークに取り入れたいです」

メークのポイントをYouTubeで配信中です!こちらもチェック!

今回の岡野メークのポイントをまとめた動画をYouTubeで配信中!ヘアメークさんならではのコンシーラーやブラシ使いをチェックして、ぜひ試してみてくださいね。

こちらの記事もおすすめ

2022年『美ST』12月号掲載
撮影/浜村菜月(LOVABLE)〈人物〉、相澤琢磨〈プロセス〉、大槻誠一〈静物〉 ヘア・メーク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/平沼洋美 取材/中井川桂子 編集/小澤博子

FEATURE

MAGAZINE

一生元気に!自愛ビューティ

【シミ・肝斑】をなかったことにできるコンシーラーテクニックって?

2024年6月号

2024年4月17日発売

FOLLOW US

HOT WORDS

PRESENT & EVENT