【大腸がん】初期症状とリスクを下げるためにできること
ライフスタイル
2023年1月7日
2020年の女性のがんでの死亡数1位は大腸がん。身近だからこそ、しっかり知識を持ちたいもの。大腸がんの予防と早期発見のために私たちが知っておきたいことを医師に伺いました。
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Q. リスクの高いのはどんな人?
大腸がんは生活習慣や食生活、遺伝がリスクとなります。肥満や喫煙がリスクになるほか、食生活では鶏肉以外の赤肉(牛・豚・羊)、ハムやソーセージなどの加工肉の摂りすぎ、お酒の飲み過ぎも明らかなリスク要因です。また遺伝性大腸がんは全体の5%、家族集積性大腸がんは約20~30%と言われています。
Q. ポリープを放置しておくとどうなりますか?
大腸ポリープは、大腸の粘膜にできるイボ状のできもののことです。腫瘍性のポリープのうち、悪性のものが大腸がん。良性のものでも、放っておいてある程度の大きさになるとがんになる可能性があるため、切除することでがん予防につながります。ポリープは、発見さえできれば内視鏡手術で簡単に日帰りで切除できることが多いです。
Q. 初期症状ってどんなものがありますか?
自覚症状はほとんどありません。進んでくると、お腹が痛い、便に血が混ざる、出血する、便が細くなるという症状もよくあります。出血した時に、痔だろうと自己判断する方がいますが、非常に禁物です。自覚症状がある場合には受診を、検診の便潜血検査で陽性になったら、必ず大腸内視鏡検査を受けてください。
Q. 腸活はリスクを下げてくれますか?
野菜や果物など食物繊維を含む食品の摂取が大腸がんのリスクを下げることがわかっています。いわゆる腸活で食物繊維を摂取することにより、脂肪の摂取率が下がるので予防に一役買うことは可能性としてはあると思います。ですが現時点で、乳酸菌や発酵食品が直接大腸がんの罹患率減少に繋がるというエビデンスはありません。
大腸がんは生活習慣や食生活、遺伝がリスクとなります。肥満や喫煙がリスクになるほか、食生活では鶏肉以外の赤肉(牛・豚・羊)、ハムやソーセージなどの加工肉の摂りすぎ、お酒の飲み過ぎも明らかなリスク要因です。また遺伝性大腸がんは全体の5%、家族集積性大腸がんは約20~30%と言われています。
Q. ポリープを放置しておくとどうなりますか?
大腸ポリープは、大腸の粘膜にできるイボ状のできもののことです。腫瘍性のポリープのうち、悪性のものが大腸がん。良性のものでも、放っておいてある程度の大きさになるとがんになる可能性があるため、切除することでがん予防につながります。ポリープは、発見さえできれば内視鏡手術で簡単に日帰りで切除できることが多いです。
Q. 初期症状ってどんなものがありますか?
自覚症状はほとんどありません。進んでくると、お腹が痛い、便に血が混ざる、出血する、便が細くなるという症状もよくあります。出血した時に、痔だろうと自己判断する方がいますが、非常に禁物です。自覚症状がある場合には受診を、検診の便潜血検査で陽性になったら、必ず大腸内視鏡検査を受けてください。
Q. 腸活はリスクを下げてくれますか?
野菜や果物など食物繊維を含む食品の摂取が大腸がんのリスクを下げることがわかっています。いわゆる腸活で食物繊維を摂取することにより、脂肪の摂取率が下がるので予防に一役買うことは可能性としてはあると思います。ですが現時点で、乳酸菌や発酵食品が直接大腸がんの罹患率減少に繋がるというエビデンスはありません。
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2023年『美ST』1月号掲載
取材/菊池真理子 編集/佐久間朋子
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