PEOPLE
若手俳優としてその勢いを増している結木滉星さん。見た目から受ける印象は物静かでクール。まさに『#コールドゲーム』のイケメンで女性人気が断トツ、身体能力抜群の木村大輝そのもの。でも、インタビュー中に飛び出すコメントからは可愛らしさも。まさに『#コールドゲーム』の役通り二面性を見せる魅力的な男子でした。
Profile
結木滉星<ゆうきこうせい>
2018年スーパー戦隊シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で主演。パトレン1号/朝加圭一郎を演じ、迫力あるアクションで日曜朝からお茶の間を沸かせ人気を集める。主演映画『下忍 青い影』で時代劇とアクションに挑戦し俳優としての新境地を開く。2019年からはメンズファッション誌『smart』の専属モデルとしてのキャリアをスタート。2020年は日曜劇場『危険なビーナス』など話題作への出演が続く。そして今、6月5日から放送されている東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『#コールドゲーム』(毎週土曜 23時40分〜)の木村大輝役で注目される。
地球に隕石が衝突し、その影響で地軸がねじ曲がり、マイナス45℃の氷河期に突入。通信は途絶え、交通も遮断され、ほとんどの文明は厚い氷の下に。そんな極限下でたどり着いた避難所は、家族単位が最優先されるので寄せ集めの偽装家族を作り、過酷な状況を生き抜いていくサバイバルストーリーが軸になっています。
そこに極限状態での人と人との繋がり、人間性や二面性、家族とは? というようなテーマと復讐という要素まで複雑に絡みあっててエネルギーに満ちた見応えのあるドラマだと思います。
偽装家族、木村家の母・祥子(羽田美智子さん)、父・隆(ずんのやすさん)、僕が演じる息子・大輝そして娘・陽菜(久間田琳加さん)。それぞれが誰にも言えない“生きたい理由”を秘めている。どんな手段を使ってでも生きようとする、とてつもない生へのエネルギーを描いたこの作品が、状況はまったく違えど、今まさに困難に直面している皆さんにパワーを与えられるドラマになったらいいなと思っています。
避難所の中でも女性人気が断トツのイケメン青年。身体能力も抜群で、支部内の女性たちから猛烈なアタックを受ける表の顔。偽装家族になってまでも成し遂げたい恋人とその父親を死に追いやった人物への復讐という裏の顔。その表と裏を上手く演じ分けられたらという強い思いがあります。
台詞だけでなく、ふとした表情で何を考えているかわからないサイコパスのような怖さを表現したり。今までにこれほど二面性があり、影のある役を演じたことがないのでやりがいを感じつつ、悩んだときは監督と蜜にコミュニケーションを取りなら演じています。
自分と大輝が重なるのは何でも一人で頑張って解決をしようとするところ。一見すると何気ないシーンなのですが心に響く台詞があるのでそんなところも楽しみにしていただけたらうれしいですね。
設定がマイナス45℃の極寒の氷河期に突入した地球なのですが、もちろん撮影現場はそんな状況ではないのでそれをどう表現するかですね。監督にもたまに「木村家〜寒さ忘れてる!!」なんて言われています(笑)。
あとは大変というか……、僕が3月に出したカレンダーをお渡ししたのですが、羽田さんが気に入ってくださって何枚かをメイク室に貼ってらっしゃるのですが、精一杯カッコつけだ自分の姿を目にするのはめちゃ恥ずかしい! 一刻も早く剥がして欲しいとお願いしているのですが、剥がしてくださらないのに困ってます(笑)。
お味噌汁です。お味噌汁には人の心まで温めてくれる力があると思います。
母に連絡して手料理をたくさん振舞ってもらいます。(スタッフの可愛い! の声に少し照れながら)特にこのメニューというのはないのですが、何を食べても本当に美味しいですし、忙しいと外食やコンビニ飯が続いてしまうので何より気持ちが満たされます。
少し前に『主夫メゾン』というドラマをやらせていただいてから、また料理を家でする機会が増えています。今この状況なので美味しいものを食べたかったら自分で作るしかないですしね。簡単にサクッとできるパスタはもちろん、中華や揚げ物もします! 得意なメニューは油淋鶏。母がよく作ってくれた鳥の甘酢がけをベースに自分なりのアレンジを加えています。
あと幸せを感じるのはお風呂。39〜40℃のお湯にゆっくりと浸かる。携帯を持ち込んでYouTubeを見続けたり、音楽を聞いたり。朝は少しでも長く寝ていたいので入りませんが、夜、ゆっくり湯船に浸かるのはまさに至福の時間です。
この現場に入って羽田さんと初めてご一緒して、大人の女性に対する意識が変わりましたね。目がいつもキラキラ輝いていてとにかくキレイな方で。現場の空気作りが抜群にうまい。羽田さんがいらっしゃるだけで場の空気が和むんです。楽しい現場の中心にいつも羽田さんがいらして笑ってらっしゃる印象です。
機嫌の悪いこともあるのが人間ですが、さまざまな経験を積んできた大人の女性はそんなときも自分の機嫌の取り方を知っているから、いつも朗らかでいられる気がします。
ほんわかとした空気に包まれている人。そしてよく笑う人。僕と笑いのツボが一緒だとなおいいな。何だか前の質問の流れから行くと羽田さん?ってなりますね(笑)。
自分の横顔ですか……考えたこと余りなかったな。
うーん(大分考えてから)強いて言えば左側の方が好きかな。自分が撮られた写真を見ると左側の方が顎までのラインがいいかなと思う。好きなパーツは太い眉!
40歳くらいの大人の男になったときに自分の顔に責任の持てる大人になっていたい。願わくば女性からだけでなく、男性から見てもダンディと思われるような。
撮影/高野友也(PEACE MONKEY)ヘア・メーク/速水昭仁 スタイリスト/伊藤省吾
(sitor)取材/小花有紀 構成/伊達敦子
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2025年11月16日(日)23:59まで
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