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泉ピン子さんの美容沼「店員さんがいろいろ紹介してくださるけど、一番高いものを購入します」

沼とは、気がつけば長年抜け出せない”沼”のようにハマっているモノやコト。今回、ご紹介するのは泉ピン子さんの美容沼。「良いものを、惜しみなく」という信念に貫かれた3つの美容沼が、いつまでも「お肌が綺麗ですね」と褒められる秘訣でした。

良いものを惜しみなく。素肌が綺麗と褒められるから、長年の美容法は正解かしら

「好奇心は旺盛で、人に勧められたらとにかく試してみる。でも、やっぱりコスメは高いものが一番ね。自分に合うものは高くても出し惜しみせずにたっぷり使います。今、夢中 なのはドゥ・ラ・メールのクリーム。数カ月前に肌の調子が急に悪くなり、痒みと赤みが出て、軟膏も効かずにひどく悩んだ時期がありました。ふと”ドゥ・ラ・メール”は 火傷跡を治す目的で開発されたことを思い出して、半信半疑で試してみたのよ。そうしたら薄皮のようなものがポロポロ取れて、一皮剝けたようにお肌が綺麗によみがえったの。今ではお守りのような存在です。あと、海外に行く時は、必ず空港でゲランのシー トマスクを購入。乾燥する機内での必須アイテム。片道のフライトで2箱は使い切ってしまいます。パックをしていればたとえ顔を見られても泉ピン子だってわからないでしょ?(笑) ハマっている美容法といえば着物もそう。昔から大好きで、いただいたり集めすぎて、大変な数に。お手入れや片付けも手間なので、 すべて坂本冬美さんに譲ってしまったんだけど、最近呉服 屋さんとの縁ができて、また集め始めてる。欲しいものはまだまだたくさんあります。 欲しいものがなくなったらダメ。元気もなくなってしまうもの。その欲だって綺麗でいるためには絶対必要ですよ」

●Profile
東京都出身。18歳で歌謡漫談家としてデビュー。’75年に「ウィークエンダー」(日本テレビ系)のレポーターとして、一躍人気者に。’83年、NHK連続テレビ小説「おしん」に出演。主演のTBS「渡る世間は鬼ばかり」は30年続く大ヒットドラマに。現在は夫と熱海で暮らす。

【高級コスメ沼】値段は信頼の証し。高いものは品質も一番いいに決まってる!

化粧品売り場の店員さんがいろいろと紹介してくださるけど、一番高いものを購入します。だって値段が高いってことはそれだけ成分もきちんとして内容も良いってことでしょう?サイズも一番大きなものを買います。数回でなくなってしまうものをケチケチ使いたくないから。たっぷり塗った方が肌の調子もいい。若い女優さんによく『お肌が綺麗ですね』と褒められるけれど、やっぱりこのこだわりは正しいと思うわね。

現在の一軍コスメだけで総額374,600円!

現在の一軍コスメだけで総額374,600円!上段左から、クレーム ドゥ・ラ・メール 250㎖ ¥148,000、ザ・コンセントレート 50㎖ ¥66,000、ザ・トリートメント ローション 150㎖ ¥18,150(すべてドゥ・ラ・メール)下段左から、アベイユ ロイヤル バンデージ マスク 4シート入り ¥15,840、オーキデ アンペリアル ザ クリーム 50㎖ ¥60,060(ともにゲラン)ジェニフィック アドバンスト N 30㎖ ¥11,000(ランコム)、SHISEIDO フューチャーソリューション LX ユニバーサル ディフェンスe SPF50+・PA++++ 55g ¥10,450(SHISEIDO)、ザ・リニューアル オイル 30㎖ ¥31,900、ザ・クレンジング フォーム125㎖ ¥13,200(ともにドゥ・ラ・メール)

オブ・コスメティックは大容量サイズを

オブ・コスメティックスは泡立ちがよく、グレープフルーツの香りがお気に入り。髪にハリやコシも出て大満足。大容量サイズを買い揃える程夢中なの。右上から反時計回りに、ベースコート オブ ヘア・5-RO/5 各120g 各¥3,080、ソープ オブ ヘア 1-G 625㎖ ¥7,920、薬用トリートメント オブ ヘア・2-R 515g ¥9,680 トリートメント オブ ヘア 2-G 515g ¥8.250、ソープ オブ ヘア 1-G 1,00㎖ ¥11,286、トリートメント オブ ヘア 2-G 1,000g ¥13,409、薬用トリートメント オブ ヘア2-R 1,000g ¥15,917(すべてオブ・コスメティックス)

【クリーム沼】は惜しみなくマスクのように〝たっぷり〟と塗る、が大原則

何より保湿クリームが好き。スキンケアがクリーム一つで全部済んじゃえばいいのにね。たっぷり塗れば、翌朝の化粧のりも違います。残りの人生で、あと何個のクリームを使い切れる?って考えたらそんなに大した数ではないから、やっぱり高級なクリームを贅沢に使いたいじゃない?それなら惜しくないでしょう。

【着物沼】日本女性の美しさを際立たせる着物は昔からずっと夢中

洋服はどんなに高価でも他人と被ったりしますが着物ではまずない。くどいお化粧は着物とは合わないから、ナチュラルメークでも映えるよう、自然と美容意識は高まります。

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撮影/五十嵐洋〈静物〉 取材/山田頼子 取材協力/薄田波果 編集/鈴木ヒナタ

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泉ピン子さんの美容沼「店員さんがいろいろ紹介してくださるけど、一番高いものを購入します」

2025年1月号

2024年11月15日発売

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