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【更年期】の「頭痛」「不眠」どうやって乗り越えた?読者体験談

なぜか夜中に途中で目が覚めてしまったり、寝付きが悪くなったり、 疲れやすくてなんだか不調を更年期と重ねてみたり。読者さんたちも40代50代の『第2の思春期」を各々工夫し、さまざまな対処法で乗り越えていました。不調を乗り越えた実際の体験談を伺いました。

規則正しい生活と深呼吸

【CASE①】

53歳になった途端、疲れやすくなったり、時々頭痛がしたり不調に悩むようになり、その1年くらい前から、心も不安定な感じに。家族のライフステージの変化などで生活環境が変わったことが原因なのかなと思っていました。そこで自分自身の生活ベースは左右されないよう睡眠時間を確保し、気功にもトライ、セルフマッサージで自分の体を労るように。心が落ち着かない時はとにかく深呼吸!更年期にも関係があるのかなと思い、エクオールチェックをして、味噌やきなこなど、大豆イソフラボン食品の摂取量を増やして改善しました。

教室を始めて13年。現在は薬膳養生教室を主宰、42歳で国際中医薬膳師の資格を取る。二女は一人暮らしをしていて、会社員の夫・長女との3人暮らし。

【CASE②】

自分の離婚と父が交通事故に遭い寝たきりになったことが重なったのをきっかけに、2年間くらい不眠に悩まされ、時折心がざわつくのを感じていました。更年期の年代であることと、環境の変化に加え、父の会社を引き継ぐという重責に押しつぶされそうになっていました。ここでくじけてはいけないと思い、離婚し自由になった時間を友人たちと楽しむことで、心も自由になり楽になっていきました。そして生活習慣を正すことを重視して、夜更かししても必ず決まった時間に起きて朝日を浴び、太陽の光で体内時計をきちんとリセットするようにしていたところ、いつのまにか気にならなくなっていました。

父親の事故をきっかけに、妹家族の近くで一人暮らし。父の会社を継ぎ、新規事業として化粧品の企画制作販売を始め、サロン中心の卸しを手掛ける。

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2023年『美ST』4月号掲載
イラスト/平松昭子 取材/西岡直美 編集/小澤博子

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