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本当は怖い自律神経の乱れ。重症になる前に【医学的検査】で不調原因を特定!

コロナ禍で増えた在宅勤務で運動不足になり、PCやスマホを使う時間が増え、首のコリから自律神経の異常をきたす人が増えています。悪化すると命に関わることもある自律神経の乱れをクリニックで医学的に検査。重症化する前に生活改善や治療を始めましょう!

医学的検査で不調原因を特定!

\まずはセルフチェック/

 

□ 動悸がする

 呼吸がしづらい

 過呼吸

 立ちくらみ・めまい

 耳鳴り

 便秘

 下痢

 落ち込む・心が重い

 パニック

 夜眠れない

 朝起きられない

 倦怠感・疲れやすい

 微熱が続いている

 手足の冷え・しびれ

 背中・腰の痛み

 食欲不振

 胃痛・胃もたれ

 咳が続いている

 嗅覚・味覚がおかしい

 イライラ・怒りっぽい

 天気で症状が変わる

 頭が痛い

内臓の不調からくる症状の数をチェックすることで自律神経の不調を予測することができます。このセルフチェックで5つ以上該当する場合は自律神経の検査をおすすめします。

クリニックの詳しいセルフチェックをライター佐藤が体験!(診察前の)問診票が重要です

トライしたライター佐藤は問診票で19個のチェックが。まさかの重症レベルでショック。

<首の触診>

東大医学部出身の脳神経外科・脳神経内科医による頸部、肩の触診から開始。首を左右に曲げ筋肉の状態を確認。

<MRI検査>

頸部や頭部のMRI検査で首の状態をチェック。脳・神経スペシャリストが画像をWチェックするので安心。

<首・足首の体表温>

首と足先の体表温度を測定することで、自律神経が担っている、体温調節機能が適切に働いているかを調べます。

<画像で診断>

頸部レントゲンの画像で見事なストレートネックが発覚。本来カーブを描く首の骨が真っすぐに変形を。

▶︎▶︎こんな結果が!

首周は表面体温は高め足先は冷えている状態

サーモグラフィで表面の体温を計測します。首周りはのぼせて足先は低温で体温の調節に不具合が見受けられ、体温調節を司る自律神経の働きが低下していることがわかる。

光 刺激に対する瞳孔の収縮スピードを測定

問診票に19個チェックがついたことからもわかる通り検査の結果、なかなかの重症の部類。治療レベルです。自律神経のチェックは問診票が重要。チェックの数が23個を超えてくると、大変危険な状態と予想されます。この病気は自殺につながることも。自律神経異常は命にかかわることもある病気であること、ぜひ知って下さい。

自律神経の異常を医学的に検査、さらに治療が可能に

自律神経失調症は自律神経の不調が原因で全身倦怠感・気力減退といった不定愁訴やうつやパニック発作などを引き起こす厄介な病気です。難しいとされていた自律神経の状態を医学的に診断、さらに治療ができるようになりました。記載の30問の問診でセルフチェックを。10以上の異常は要治療。18以上は重症です。クリニックでの検査をおすすめします。副交感神経の重要ポイントは頸部に集中しているため、頸動脈エコーやMRIなどで頸部の検査をすることで自律神経の状態を医学的に判断することができます。コロナ禍で運動量が減りPC作業などの時間が増えたことにより、首のコリから自律神経の異常をきたす方が増えています。重度の方は頸性神経筋症候群、首のコリの治療を行って自律神経を健やかに整えましょう。

ここで体験しました▶︎▶︎

★DATA★
東大医学部出身の経験豊富な医師による診断が受けられる。
東京都港区虎ノ門4-1-17 ☎03-5776-1200 診察時間9:00〜18:00 日曜・祝日休診
電話受付け時間9:00〜18:00 自律神経外来初診¥14,000〜。

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2023年『美ST』4月号掲載
撮影/財津裕也 取材/佐藤理保子

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