FEMTECH
女性ホルモンは心や体の健康、美容にも多く関わっています。「人生100年時代」と言われる今、女性ホルモンの正しい知識を得て上手に付き合っていくことが、人生の後半戦を生き生きと生きていくために大切です。
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薬膳とは漢方の考え方を毎日の食事に置き換えたもの。スーパーで手に入る材料で、体質に合った必要な食べ物を取り入れて更年期の諸症状を緩和させましょう。
\気分の浮き沈みには肝機能を意識したパスタで/
【材料4人分】
・アサリ…200g
・ミニトマト…4、5個
・紫蘇…6枚程度
・塩、ニンニク…少々
・パスタ…2人前分
【作り方】
❶アサリは砂抜きをし、紫蘇は千切り、ニンニクは細かく刻んでおく。
❷たっぷりのお湯でパスタを茹でる。
❸パスタを茹でている間にフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、香りがでてきたらアサリとトマトを入れ蓋を閉め、アサリの口が開いたら火を止めておく。
❹茹であがったパスタを③に入れ少しパスタの茹で汁もお玉1杯分程度入れて混ぜ合わせ、塩で味を調える。
❺仕上げにたっぷりの紫蘇をのせて完成。
\Point/
気の高まりを下げ巡らせてくれる紫蘇は、最後にトッピング。イライラが強い時はニンニクを控え紫蘇風味で。
更年期のイライラ、気分の浮き沈みといった精神の不安定さは肝臓と連動すると考えられています。アサリは肝機能に良く、トマトと共にイライラを鎮める働きをします。気を巡らせて落ち着かせてくれるのが紫蘇なので、パスタのトッピングに。他にはミントも熱を冷ましイライラを鎮める働きがあります。
「東洋医学的にホルモンバランスが崩れるというのは、腎機能の低下によるものと言われています。また、女性は7の倍数の年齢時に体に変化があると言われていて、49歳で閉経を迎えるとされています。
閉経することで、気・血・水のバランスが崩れ、特に気(気とは全身に流れるエネルギーのこと)や血の巡りに様々な弊害が出てきます。
そして、7の倍数に関係すると言われている臓器が腎臓で、腎が弱くなると水の代謝も悪くなり、むくみやすく、目眩や下半身が冷えるようになります。また今まで気・血や水を作り上げてきたものが低下して︑体の中から生み出す力が衰えてしまう状態を東洋医学では陰虚と言います。
陰虚になると、熱はないけどほてりが出たり、寝汗をかくようになったり、陰陽のバランスが崩れ上半身が急に熱くなり普段から汗をかきやすくなったりします。それらの改善に気・血・水のバランスを整える食材を取り入れた簡単に作れる薬膳で更年期症状を緩和しましょう」
\教えてくれたのは/
谷口ももよ先生
薬膳料理研究家。一般社団法人東洋美食薬膳協会代表理事。自身の体調不良から、国際中医師まで資格を取得。日本における薬膳料理研究の第一人者として、TV、女性誌等で活躍中。
2024年『美ST』10月号掲載
撮影/渡邉明日香、大槻誠一(ともにA-1) 取材/大佛摩紀、菊池真理子 食材写真/ピクスタ 再構成/Bravoworks,Inc.
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2024年12月16日(月)23:59まで
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで