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膣の若さが見た目も心も左右する!?フェムテックを活用したデリケートゾーンケア10の質問

近年注目されているのが、女性特有のお悩み解決を手助けしてくれるフェムテックやフェムケアアイテム。うまく活用して膣やデリケートゾーンをお手入れする人は日本でも増えてきました。ここを若々しく保つと心や肌もきれいになるんだそう。なかなか人に聞けないデリケートゾーンのお悩みについて、ドクターと専門家に伺いました。

歳を重ねるたび「嬉しい!」と笑顔で言える私でいるために、健康を保ちましょう!

ピアス¥9,900(ダブルスタンダードクロージング/フィルム)その他すべてスタイリスト私物

Q1:デリケートゾーンもアンチエイジングと関係あるのでしょうか?

A:膣まわりのしっとりさも若さの象徴(対馬先生) 粘液力=免疫力!といえます(森田さん)

「粘液が出やすいということは、免疫力が高いということ。きちんとお手入れをすることでエイジングケアにも。肌の生まれ変わりにも繋がります」(森田さん)

Q2:デリケートゾーンの保湿はいつからどう始めるべき?

A:3〜4歳から(森田さん) 膣内環境を考慮したもので保湿を(対馬先生)

「デリケートゾーンのウォッシュは3〜4歳頃から専用のもので洗ってあげましょう。保湿ケアは月経がはじまる頃からを目安に始めるのをオススメします」(森田さん)

左から:潤いを与えくすみをオフ。デリケートゾーン用保湿ジェル。ルブリカント100g ¥3,300、デリケートゾーンの常在菌を守って洗い上げる。インティメイト ウォッシュ120ml ¥2,750(ともにWaphyto)、和漢植物成分配合の専用ソープ。アンティーム オーガニック フェミニン ウォッシュ 120ml ¥2,200(サンルイ・インターナショナル)

Q3:膣トレって必要?尿漏れとも関係ありますか?

A:出産を経験した方や、年齢とともに尿漏れが気になる方にはオススメ(森田さん)

膣トレボールなどを使って膣まわりを鍛えることや、保湿ケアで弾力のある膣を保つことが大切。最近は使いやすく効果の高いフェムテックアイテムが開発されています。

左から:乾燥や萎縮をケアするマッサージオイル。インティメイトオイル 30ml ¥8,800(Waphyto)ステップアップしながら膣トレができるセット。Je Joue AMI ケーゲルボール パープル ¥9,680(アジュマ/ラブピースクラブ)

Q4:おりものがなくなりましたが問題ありますか?

A:膣壁が乾いている証拠。おりものは天然のクリームです(対馬先生)

おりものは膣を乾燥から守ってくれている天然の保湿剤です。おりものが少なくなったということは、女性ホルモンの低下により膣壁のしっとりさが失われ乾いているということ。

Q5:VIOの毛は全くいらないもの?40代でもVIO脱毛は必要ありますか?

A:介護を見据えると特にIOラインは脱毛がオススメ(森田さん)

介護施設でケアを行っていると毛があることでおむつのケアが本当に大変なことを目の当たりに。衛生面はもちろん毛がない方がお手入れもしやすく。脱毛をオススメします。

Q6:更年期の予防ケアで必ずやるべきことはありますか?

A:婦人科系も含めた検診の受診(対馬先生)

「更年期に入る前に検診を。子宮頸がん・エコー・体がん・乳がん(マンモグラフィーとエコー)・骨密度・一般的な血液検査一式など。医療的ケアをするためにも是非」(対馬先生)

Q7:デリケートゾーンの黒ずみがなかなか綺麗になりません。有効なケア方法は?

A:保湿をしっかり(対馬先生、森田さん)

「保湿することで膣まわりの肌もターンオーバーするので、脱毛して保湿を」(森田さん)「女性ホルモンの作用で周りの肌より少し色が濃いのは自然のこと。摩擦にも配慮を」(対馬先生)

アンティーム オーガニック ホワイトクリーム 100g ¥2,860(サンルイ・インターナショナル)

Q8:低用量ピルって大人にはどうなの?

A:40代までのための薬です(対馬先生)

「低用量ピルはそもそもに前提として月経がある人向けのお薬です。また、年齢的には40歳までの方が対象となっている処方薬です」(対馬先生)

Q9:閉経が早い=老けてるということでしょうか?

A:「老けやすい」 ということ(対馬先生)

「病気が原因ではなく、閉経が明らかに早い場合は、老けやすい可能性があります。この場合は見た目だけでなく、体内も脳の機能も老けやすい可能性が高く」(対馬先生)

Q10:恋をすると綺麗になるのは本当だと思いますが、結婚して家族がいる身。恋をしなくても同じような効果を得られる方法はありませんか?

A:「推しメン」を作りましょう!(加藤先生、和田先生)

「推しは脳の刺激に。旦那様にときめかないのは刺激に慣れ脳が反応しなくなるから」(加藤先生)「疑似恋愛でもホルモンが増えるとされています。心が浮き立つ体験を」(和田先生)

産婦人科医師、医学博士。ウィメンズヘルスの第一人者。様々なメディアで女性目線の医療知識を発信している。

植物療法・フェムテックケアの第一人者。オンラインフェムテックセレクトショップWOMB LABOがオープン。

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2021年『美ST」10月号掲載
撮影/城 健太(vale.)<人物>、新井修一、五十嵐洋<静物> モデル/松田樹里 ヘア・メーク/長井かおり スタイリスト/菊地ゆか 取材/中田ゆき、佐藤理保子 編集/浜野彩希

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