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「今どきは若いほうが淡白…?」13歳年下夫との性生活にとまどう43歳

日本では、半数以上の夫婦がセックスレスに陥っているといわれています。一般的に中年以降の夫婦に多いイメージがありますが、保険会社勤務の奈緒美さん(仮名:43歳)は13歳年下の夫・正樹さん(仮名:30歳)とセックスレス気味。「彼から熱烈なアプローチを受けて結婚したのに…」と困惑しています。

■ 若い頃は恋愛体質。離婚を2回経験

保険会社で営業職に就く奈緒美さんは、学生時代、広告モデルやキャンペーンガールとして活躍した経験があり、営業成績もいい社交的なタイプ。
「学生時代から恋愛体質で、その割にあまり母性がなく、子供がほしいと思ったことがありません。結婚願望も元々なかったのですが、気づけばバツ2に。今思うと変に夢見がちなところがあったのか、好きな人にムーディなロケーションでプロポーズされて雰囲気に流されて結婚していましたね」
若い頃は、背が高くて目鼻立ちのはっきりした雰囲気の男性が好きだったという奈緒美さん。
「1回目の年上夫は高身長・高学歴・高収入でしたがモラハラ、2回目は少し年下でかっこよかったんですが、女好きで若い子と浮気をされて離婚しました」

現在の夫である正樹さんは、同じ会社の別部署の社員。初対面の飲み会で「前から気になっていました」と声をかけられたといいます。
「彼は顔は割とのっぺりしていて身長も平均的な173cmくらい。でも話すとかわいくて面白くクラスの人気者になりそうなタイプです」

■13歳年下からのアプローチに「私もまだまだイケる」

正樹さんとは気が合ってすぐに連絡先を交換しましたが、まさか結婚するとは思わなかったという奈緒美さん。
「“若い子に懐かれるなんて私もまだまだイケるな”なんていい気分になっているうちに、デートに誘われて。ラーメンを食べに行ったり、地方の魚市場近くのお寿司屋さんに行ったり、美味しいものを一緒に食べているうちに、こっちも好きになってきたんです。押されるままに付き合って、気が付いたら婚約していました」

40代で営業成績のいい奈緒美さんはある程度の貯金があったため、最初は「お金目当てかも」と思ったそう。しかし正樹さんの実家は比較的裕福で、両親は仕事で海外で暮らしていると知りました。
「ご両親が現役で海外赴任をしている時点で“若い!”と驚きました。子供は期待できないしご両親に引け目を感じて、事実婚も提案したんです。でも『兄と姉にも子供がいるし俺は子供はいらない』と言われて。それならいいかなと入籍しました」

■趣味や価値観は一致したけれど

実は若い頃、ゲームのコスチュームを着るショーの仕事をきっかけにコスプレをしたり、同人誌に漫画を描いていた経験もある奈緒美さん。結婚してみると、夫も4コマ漫画を書いて文学フリマに出しており、共通点の多さに驚いたといいます。
「休みの日は2人でゲームをしたり、夫にデジタルソフトで漫画を描く方法を教えてもらったり。コロナ禍の終わりに結婚したこともあって、1人より2人のほうがやっぱり生活にハリがありました」

しかし性交渉は交際当初から少なめで、「奈緒美さんが誘わないとほぼない」状態が続いています。
「誘えば応じてくれるし成立するんですが、交際初期以外で向こうから誘われたことがほとんどありません。かといって、浮気をしている様子もありません。仕事以外ではほとんど外に遊びに出ず、部屋で漫画を描いたりプラモデルをつくったりしていることが多くて。もちろん浮気の可能性はゼロではないですが、そんなアグレッシブなタイプとは思えませんね」

■半年レスで話し合ったら価値観のズレが浮き彫りに

奈緒美さん自身もプレ更年期の疲れがあり、デートに誘うタイミングを逃して半年近くレスになったこともありました。
「そのときに、『やっぱり私が太ったからそういう気にならない?』と聞いてみたんです。でも『え?半年やらないって普通じゃない?前の彼女とも大学の頃の彼女とも記念日とかクリスマスとか、ホテルに行くようなイベントがないとしてなかったよ』と言われました」

これまで交際してきた男性は、浮気をしていても交際4年目ごろまでは月に数回は性交渉があったという奈緒美さん。
「もしろ今どきの若い人のほうが性欲が薄いのかも、なんて考えることもあります。それともうちの夫が特別、性に興味が薄いのか…。年上の私に魅力がないのに気をつかってくれているだけで、本当は若い子が好きだという可能性もありますよね」
「どれが正解かわからない」と悩みながらも、結婚生活はこのまま続けていきたい、と奈緒美さんは話します。
「今は楽しいし、離婚する理由もないので、現状維持を望んでいます。キャッキャとふざけているときは同世代感覚なのに、性に淡白なところや住宅を買うことに興味がないところなど、ジェネレーションギャップを感じる場面は多々ありますね。『若い人のことは理解できない』と余計に年の差を感じています」

※本記事では、プライバシーに配慮して取材内容に脚色を加えています。
取材・文/星子 編集/根橋明日美 イメージ写真/PIXTA

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