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セックスレス7年に悩む50歳妻「ママの口はくさい」息子の一言にショックも…

日本では、夫婦の半数以上がセックスレスだといわれています。性交渉がない夫婦でも「悩んでいる」人と「悩んでいない」人に分けられますが、大手雑貨店の店舗で働く珠江さん(仮名:50歳)は「悩んでいる」と話します。11歳の息子を持つ珠江さんは、「だいたい7年」レス。更年期を迎えた50歳の今、そのことを不満に思っているそうです。

■息子がいても夫婦2人でも変わらなかった7年間

珠江さんは35歳の頃に文具メーカー勤務の夫・玲太さん(仮名:現在54歳)と出会い、結婚。1人息子のA君は小学5年生になりました。
「息子はかわいくて今も仲良しです。友達の前では手もつないでくれなくなりましたが、まだ甘えん坊。たまにふざけ半分でひざに座ってくることもありますし、去年から子ども部屋をつくりましたが怖い夢を見たときは夫婦の寝室に入ってきます」

そんな状態ではセックスレスになるのも無理はないように思えますが、珠江さんいわく「子どもがいるときにレスなのは別にいいんです。でも2人きりで寝てもなにもなくなって7年ですから」とのこと。
「息子は保育園のころからサッカーをしていて、最近は合宿で何泊も留守にすることがあります。また小さなころから千葉に住んでいるおじいちゃんの家に行くのが大好き。単独で祖父母の家に泊まることもありました。息子が4歳ぐらいのころに初めて泊まりに行ったときは、自宅で2人きりになった夫と性交渉があって『2人目ができたかな?』なんて思いましたができませんでした。次の夏休みも2人きりの日がありましたが、確かケンカをした後で『気詰まりだな』と思った記憶があります」

■最後の記憶が曖昧なまま終わるのが寂しい

珠江さんが「悩んでいる」のは、「このまま一生レスだとしたら最後があまり思い出せない」からだと言います。
「息子がいないから、なんとなく惰性で性交渉をして眠った記憶があります。あれが生涯で最後なんてすごく不満です。姉に話したところ、『最後も最初もどうでもよくない? 私はどっちも覚えてないしレスだけど悩んでない』と割とクールなので、姉妹でも違うものだなぁと驚きました」
珠江さんは「50歳にもなって自分がおかしいのか」と不安になったそう。
「もともと私は記念日を大事にしたりするタイプでロマンチックなことに憧れがあります。その割に初体験も全然きれいな思い出ではなく、『大学時代に、話は合うし好きになれるかもと思って、男友達の家に泊まって体験してみたけれど、別に好きにならずに自然消滅』というものでした。さらに、最後は『惰性で』なんて、嫌だなぁと思ってしまいます」

昔から少女マンガが好きで、恋に憧れがあったという珠江さん。
「よくも悪くも『女っぽい女』なんだと思います。昔から甘えるのが好きで、夫にはできれば甘えたいし、プレゼントもロマンチックなものをもらいたいタイプ。むしろ40代より50代になってそんな思いが強くなりました。きっと、両親を看取って、人生の最後が見えてきたからだと思います」
珠江さんは、性欲そのものよりも「愛されている」「魅力的な女性だと思われている」という思い出を残したくて仕方がないそうです。

■息子の一言で始まった口臭ショックと決意

そこで姉に相談したところ、こんな答えが帰ってきました。
「えー、そんなもの? セックスって若い人のものって私は思ってた。それか、ギラギラしたおじさんと愛人とか。もちろん、人それぞれ、よそはよそだけど。我が家ではそういうのないよ。夫も私もそれぞれ口臭も加齢臭もあるし、お互いに『なんか違う』と思っている気がする」
珠江さんは、自分の口臭が気になってしまったと話します。
「それで息子を捕まえて、朝に『ハー』って息を吹きかけてみたんです。息子もふざけてにぎりっ屁とかしてくるので、その仕返しに。そしたら『ぎゃー、くさいー』と笑って言われたので、『パパとどっちが?』と言ったら、『日によるけど、あとを引くくささは朝のママ』と言われて大ショックでした」
「口がくさい中年女性がセックスレスもなにもないか…」と落ち込んだという珠江さん。
「姉の言うことももっともかもしれません。更年期には、口臭だけでなく、デリケートゾーンの自浄作用も落ちてくると聞きますし…。私たち夫婦は生物としてもう性交渉がうまくいくような年齢ではないのかもしれない」

■新婚時代の思い出の旅行先で「チャンス」はあるのか?

そう思い始めた珠江さんですが、思わぬイベント計画が夫からもたらされたそう。夏休みの夫婦旅行です。
「息子が数日間キャンプに参加している間に、静岡のオーベルジュ(宿泊できるレストラン)に2人で行こうと言われたんです。行きつけのオーベルジュが代替わりなので、ご主人と女将さんの顔が見たいねって。新婚時代にも行った思い出の場所です。そこでレス解消があるのかないのかはわかりません。とにかくそれまでに“くさくない”状態をつくりたい」

珠江さんはデリケートゾーン専用ソープと化粧水を取り寄せ、さらに歯科医院に定期的に通って口腔ケアをしているそう。
「子どものころに入れた銀歯も全部入れ替えてきました。正直、結婚後に夫からもらったどのアクセサリーの石より、歯のセラミッククラウン総額のほうが『高い石』です。でも、セックスレスが嫌という乙女のような不満を持つなら、まずは身ぎれいにしたい。さらに結婚記念日に歯のクラウンよりはいい指輪をもらえたら、言うことはないんですけどね(笑)」

※本記事では、プライバシーに配慮して取材内容に脚色を加えています。
取材・文/星子 編集/根橋明日美 イメージ写真/PIXTA

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