【動画で観られる！】食のプロに聞いた「体が錆びない美容食の取り入れ方」

第14回美魔女コンテストTOKYOファイナリスト11名が決定！今年は2日間のビューティキャンプを開講、11人揃っての初顔合わせをし、選考過程や12月5日の最終選考会で必要な美の要素を各分野のプロから学びました！粮理家、ウェルフードスタイリストの松見早枝子さんからは、食べてキレイになる美容食を学びます。

「食事で気をつけたいのは体の錆びとなる酸化と焦げとなる糖化を防ぐこと。個々に体質や腸内細菌が異なるため、良いと言われるものを食べても効果が出ない人もいます。キレイになる食事に正解はないのですが共通項はあります。油は摂るべきもの、避けるべきものを知り、食材は鮮度を重視し良質なものを選ぶこと。いい油を摂ると肌や髪に如実に表れます。海藻は毎日、アルカリ性食品もバランス良く取り入れ、食材の酸化に気をつけて。たんぱく質が糖化してできるAGEsは老化の原因物質なので、茹でる、蒸すなど糖化しにくい調理法で消化酵素が豊富な大根おろしや生野菜と一緒に食しましょう。自分の体と向き合い、何が必要かを見極めることが大切です」

薬膳食材の白きくらげは肌に潤いを補給し、なつめは鉄分が多く体を温める働きがあります。どちらも乾物なので保存が利き、いつでも使えて便利。れんこんは美肌効果に優れ、ビタミンCやカリウム、食物繊維など女性に嬉しい栄養素の宝庫。週1～2回食べると必ず肌質が良くなる魔法のスープです。

＼美味しくて美肌に一石二鳥ですね／

松見さんお手製美肌スープを試食。薬膳の美肌食材がたくさん入っているのにクセがなく、れんこん鶏団子がもちもちで美味しいと好評。

＼油は搾りたてを買わなくちゃ／

「搾りたての表記があるんですね」「油の種類で加熱NGがあるのね」普段使っている油でも初めて知ることも多く、有意義な授業でした。

2023年『美ST』12月号掲載
撮影／嶋野 旭　ヘア・メーク／YUMBOU（ilumini.）　取材／金子美智子、八尾美奈子、渡辺美香　編集／漢那美由紀