MAKE UP
大人のまぶたを任せるなら、やはりブラウンパレット!カラーブームを経て、ついに結論に辿り着いた今期。ただ、決して原点回帰ではなく、確かな進化を実感。クリアに発色する色と進化したパールを重ねるほどニュアンスと骨格が引き立ち、まぶたが蘇ります。今回はアイシャドウ部門1位のコスメでメイクをしてみました。
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“大人の透明感目元”に
「左下の繊細なゴールドラメが、大人の上品な目元を演出してくれます」(神戸さん)ルナソル アイ カラーレーション 23 ¥6,820(カネボウ化粧品)
微細で肌馴染みの良いゴールドは、黒目の下にのみ差し込み、白目のクリア感を強調。右下のオレンジを上まぶたにのせて血色感を出して、柔らかい印象をつくって。
左下のオレンジブラウンで目を囲み、右上のくすみベージュをその上からぼかすように重ねる。右下の締め色を黒目下と目尻に少し跳ね上げるように入れると、くっきりとした目に。
例えばメインカラーをアイホール全体に塗ったり、締め色を目頭から目尻まで塗ったり、“キッチリ”しすぎることで、美ST世代だと“やりすぎ”感が出てしまうもの。あえてラメは黒目の上下のみ、下まぶたのみ、メインカラーは目頭のみなど、カラーはポイントで使うことで、今っぽいクワイエット・ラグジュアリーさが出ます。囲み目メイクは、メインカラーと馴染ませカラーを組み合わせることで、さり気なく洒落感のある目元に。今年の傾向はどんなスキントーンにも馴染む、本当に使えるブラウンとそれを引き立てるラメカラーを取り入れたパレットが多い印象。テクニックフリーで骨格を際立たせて透明感を引き出す色味ばかりなので、是非手に取ってみて!
教えてくれたのは…ヘア・メイクアップアーティスト 神戸春美さん
2024年『美ST』8月号掲載
撮影/古水良〈cheek one〉〈人物〉、Kent Chan〈静物〉 モデル/南里美希 ヘア・メイク/神戸春美 スタイリスト/中村智香子 取材/キッカワ皆樹 再構成/Bravoworks,Inc.
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2024年12月16日(月)23:59まで
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