MAKE UP
品格あふれる舞台姿でファンを魅了し、ひと癖あるラスボス役をやらせたらピカイチと言われた元男役スター・愛月ひかるさん。退団してからハマっているという「眉が主役」のすっぴん風メークの仕方を教えてもらいました。
「色白なので、そばかすなどが目立つため、宝塚の下級生の頃は厚塗りだったんです。専科に行って時間ができたときにフォトフェイシャルやトーニングなど本格的なケアを始めて、今はコンシーラーで気になるところを押さえるくらい。退団してからHPの撮影で眉だけ強調するメークにトライしたら新鮮で。いいなと思ったらヘアメークさんに聞いてどんどん試すようにしています」
ニット¥39,600(49AV JUNKO SHIMADA/JUNKO SHIMADA)ピアス¥26,400(ボーニー/エドストローム オフィス)
《Profile》
千葉県出身。2歳の頃母の膝で宝塚初観劇。2007年に93期生として入団、宙組に配属。宝塚王道のクラシカルな二枚目から悪役まで幅広い役を演じ分けられる男役スターとして活躍。2019年に専科を経て星組へ2番手として組替えし、2021年『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』で退団。舞台の他、宝塚受験スクールのプロデューサー、ファッション誌など、さまざまな分野へ活動の場を広げている。
▶︎素化粧って何?
舞台化粧に対してオフのメークを差す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメーク。宝塚音楽学校の本科生(2年目)から稽古場に行く際も素化粧が必須となり、自分でメークのテクニックを学んでいく。
左から、韓国発・人気のジェンダフリー、ヴィーガンブランド。Laka ワイルドブロウシェイパー ストロング (スタッフ私物)、&be ルミナイジングパウダー ヌードグロウ ¥2,420(Clue)、ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー 0N ¥4,840(パルファン・クリスチャン・ディオール)、ドルチェ&ガッバーナ シークレットシールド プロテクティブ スムージングプライマー SPF50/PA++++ ¥8,470(DOLCE&GABBANA BEAUTY)
「小鼻、目の下はコンシーラーでカバー。手元にとってから薄く伸ばします」
「ノーメークでも眉の毛流れは必ず整えます。韓国の男優さんも使っているクリアな眉フィクサーは立ち上がりがピタッと決まるんです」
「専科時代にゴルフレッスンを受けてみたら筋肉痛になってしまい、現役中は無理だなと断念。退団してから、宝塚OGの方も多く通われているスクールで再開しました。まだまだ初心者ですが、来年はミニスカでコースに出るのが目標です!(笑)」
2023年『美ST』1月号掲載
撮影/八木 淳(SIGNO)〈人物〉 ヘア・メーク/CHIHARU スタイリスト/森本美砂子 取材/稲益智恵子 取材協力/味澤彩子 編集/石原晶子
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2025年11月16日(日)23:59まで
2025年11月7日(金)23:59
2025年10月16日(木)23:59まで