PEOPLE
美ST6月号の美bodyルーティンでもしなやかなボディを保つストレッチなどを紹介してくれたhitomiさん。14歳、8歳、6歳、2歳の4人のお子さんを持つママとしても注目されています。子育て真っ盛りの中、更年期を迎える大変さや産後からひどくなったというPMS(月経前症候群)について、そして子供たちへの性教育についてもオープンに語ってくれました。
《プロフィール》
1976年1月26日生まれ。1994年、歌手としてCDデビュー。「LOVE 2000」など数々のヒットを連発。現在もアーティストとして精力的に活動中。
今、我が家はイライラの嵐が吹き荒れて不穏な状態。長女は思春期&反抗期の真っ只中、末っ子はイヤイヤ期、私も更年期で日々イライラがぶつかり合って「なんなんだ、この家は!」という状態です(笑)。
私は更年期という時期ではありますが症状自体はそんなにありません。ホットフラッシュなどはなく、イライラが少しひどいくらい(笑)。でもこれも更年期なのか、育児と仕事でキャパオーバーになっているせいなのかは不明です。以前に比べて疲れやすくなったり、体力が落ちたという実感はありますけど。
「更年期」って閉経を挟んで前後5年、計10年ほどの時期のことを指すと思うのですが、更年期と言うと皆さん「更年期症状」をイメージされる。更年期自体は誰にでもあるもので、更年期症状や更年期障害となると表れる人は限られるはずです。だから更年期という言葉そのものにそんなにネガティブな印象を抱く必要はないんじゃないかな、と。
更年期という期間が大体55歳くらいで終わることを考えると、それまで不安定だったホルモンバランスがその頃には安定しているわけですから、年齢を重ねるのは憂鬱半分、楽しみ半分といったところでしょうか。
今私は47歳ですが、40代ってちょっと中途半端な年代だと思っているんです。年寄りでもないし、すごく若いわけでもなく微妙な年齢。30代はまだ若いけど40代になると少しずつ体にも衰えが出てきて、体調も見た目も変化する。仕事を持つ人は仕事で忙しいし子供がいる人は子育ても佳境で、時間の使い方や社会との関わり方など、いちばん悩む時期なのかもしれません。
そして今度は50代になると本気の老化が始まってくる。もっと体にはガタがくるだろうし体力もさらに落ちてくるかもしれない。本当に大変なこともあると思いますが、私は何があってもナチュラルに楽しんでいきたいなと思っています。
私の人生のテーマは「楽しむこと」。楽しんで楽しんで、「じゃあね!」って明るく死ねたらいいなー、って。
人生を楽しむためには1日をご機嫌で終わりたい。そのためのひとり酒が日課です。
夜ご飯を作りながら、350mlのレモンサワーを2缶飲む。それが癒しの時間。美ST6月号ではストレッチや食についていろいろ語らせていただきました。あちらが表の極意だとすると、こちらは裏の美容極意(笑)。
体の正直な声には素直に従って無理しないようにする、自分が求めていることには応えるようにする。そういう息抜きがないと子育ても辛くなるし、生きる楽しみもなくなっちゃう気がします。
この間、人間ドックに行ったんです。まだ乳がんや子宮頸がんの結果は出ていないんですが、それ以外はかなり数値が良かったんですよ!自分でも意外でした。お酒を飲みすぎちゃってるかな、と思っていたので肝臓の数値が心配でしたが、今の自分のストレスの逃がし方があながち間違っていないのかも?と思って、嬉しかったですね。骨密度も平均値でした。
でも、女性ホルモンの血液検査はやったことがないので、今後ぜひ受けてみたいですね。
実は第四子の出産後から、度々PMSがひどい時があるんです。落ち込みもありますし、言わなくてもいい一言を言っている場合が多かったりして…家族、特に夫には強く当たっている自覚があります。生理の10日ぐらい前から徐々に自分の中から嫌なものが出てくる感じで、メンタルの揺れや感情の起伏が激しくなります。今はそれが自分でも分かっているので、カレンダーを見てライブやイベントがある時はちょっと気を付けて、意識しながら調整しています。理想を言えば、PMSもみんなにオープンに言えればいいんですけどね。「ごめん、私ちょっと今PMSでメンタル的に良くないんだ」って。でもオープンにはなかなか言えない状況や環境。むしゃくしゃして、プンプン怒りながら犬と散歩に出てクールダウンするという感じです。
娘も思春期だし、なかなか自分自身をうまくコントロールできない時期だと思うので、ぶつかりやすくなっちゃう。私は更年期という時期にありつつ、PMSにも翻弄されていて波がある。いろんな意味で体調的に不安定なもの同士が一緒に暮らしているわけですから、不調の状況を共有すればいいと思うんです。もし今後もっとハッキリした更年期症状が出たとしたら、家族にきちんと言うつもり。症状を周りに共有してシェアするのは家族の精神衛生上いいんじゃないかな。
女性はある年齢になったら毎月生理があって、ホルモンバランスの波に右往左往させられたりしながら、みんな勉強や仕事やいろんな生活を頑張っています。でも我慢しないで、学校でも職場でもお家の中でも、辛い時は辛いと伝えられるほうがいいなと思いますね。
日本ってそういう意味ではちょっと閉鎖的なのかもしれません。いろんなことにもっとオープンになったほうがいいんじゃないかな、って。
性教育もしかり。うちでは生理について、息子たちにもきちんと伝えています。女の人はこういう理由でこういう体の仕組みになっているから、こういう周期があるんだよ、と。生理の時はお風呂に入るのも大変なので、2歳の末っ子をお風呂に入れる時にお兄ちゃんたちに「ごめん、ママちょっとそういう時期だからみんな手伝ってくれない?」と頼んだりしています。
ほかにも、「男性と女性の体の違いを理解したうえで女の子を大切にしなきゃダメだよ」とか「こういうことをすると子供ができるんだよ」とか。事実としてなるべく正確に伝えるようにしています。私なりの性教育ですね。娘からも何か聞かれたら、何でも答えるようにしていきたいな。
撮影/樽木優美子(TRON) ヘア・メーク/松田美穂(アルール) 取材/柏崎恵理 編集/永見 理
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