【芥川賞作家＆モデル】47歳同級生夫婦がずっと円満でいられる秘訣って？

春香さん「家庭は安穏の場、努力は不要なんです」

春香（敬称略） 結婚して14年、どんなに忙しくても、変に寄りかからないというスタンスで歩んできたよね。
平野（敬称略） それぞれの仕事がうまくいっていることも大きいと思う。個が満足しているとお互い思いやれるから、相手の仕事に対して配慮もできる。
春香 世話を焼くより相手を慮る。あとは今自分がするべきことを粛々と。
平野 仕事の達成感はありますけど、お互いに淡々としています。元々、過剰反応する人が苦手なんです。
春香 私が何の媒体に出演しているか、詳細まで把握しきれないし（笑）。
平野 日常は別行動、仕事は自己責任。意見をすり合わせるのは子育てのことくらい。そう言うと冷たく聞こえるかもしれないけど、会話は多い方かな。
春香 いろいろと話すけれど、悩みや不満を聞いてほしいというのとは違う。情報を共有している感覚かな。
平野 結婚は共同生活。長続きするコツはストレスのない日常生活が穏やかに続くこと。だから、家事は分担しています。料理は妻が上手いので、夕食は任せてますが。
春香 仕事でかなりの努力を常にしているだろうから、家ではリラックスして過ごしてほしいと思ってる。
平野 海外生活の経験から、夫婦が自立していること、対外的に配偶者のことを自然に褒められるのは素敵だなと思っていて。日本人は卑下のつもりでお互いを悪く言うことがあるけど、子供が聞いたらお母さん、お父さんってそういう人なの？ と思っちゃうでしょ。いいところは積極的に褒めたい。
春香 人前で褒められるとやっぱり嬉しいもの。ルールも作らないし、なんでも共有するわけではないけど、個々の世界を尊重しながら相手を慮る。そんな今の二人が心地いいね。

＜自分のため＞スキンケアもメークも自分が心地いいかが重要

＜夫のため＞添加物を極力排除した旬の食材で手作り料理

＜妻のため＞散歩が大好きだから、そのよさを妻にも

＜二人のため＞オフィシャルな時間を共有し、学びや情報を収集

夫婦のキズナは？

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