PEOPLE
撮影時、スタッフが持ち込んだドリンクの入った袋にスッと手を差し伸べ受け取ろうとする中川さん。「僕、皆さんに甘やかしていただくことに全然慣れないんです。」という好青年っぷり。さらに撮影が始まると圧倒的な存在感を醸し出す、その緩急にギャップ萌えする女性がこれからますます増殖しそうです。
Profile
中川大輔 <なかがわだいすけ>
2016年美術大学1年のときに「MEN’S NON-NO」のオーディションに応募。グランプリを受賞し、モデルとしてのキャリアをスタート。2019年4月「俺のスカート、どこ行った?」で初のドラマレギュラー出演を果たす。2021年の夏ドラマ「ボイスⅡ 110緊急指令室」では犯人の内通者の若手刑事、片桐優斗役を怪演し話題に。現在は12月20日で最終回を迎えるNHK総合テレビ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」に阿佐ヶ谷姉妹の隣人、高橋草輔役で出演中。初出演舞台「MOTHERLAND」も12月19日まで公演中。
高校生の頃から漠然と芸能界での仕事には興味があったんですが、進学した大学で入学時に配られたパンフレットにMEN’S NON-NOの髙橋義明さんが二級建築士・モデルっていう肩書きで載っているのを目にしてすごく格好いいと思って。僕の父も思いたったら即行動の人で、沖縄が好き過ぎてある日突然移住を決めてしまうような人なんです。僕もその血筋なので、即応募を決めました。そのときの応募写真は唯一応募を打ち明けた姉が撮ってくれました。そして第31回のグランプリを獲得でき今に至ります。
一言で言うと僕を育ててくれた学校みたいな場所です。この世界での所作をすべて教えていただきました。MEN’S NON-NOでグランプリ受賞してキャリアをスタートしたときは事務所にも入っていなかったので、専属契約をしてからは自分でスケジュール管理をしていました。だから、今でもマネージャーさんがスケジュールが上手くハマらずに苦労しているのを見ると、その苦労がわかるので自分の胃がヒリヒリします(笑)。MEN’S NON-NOは体育会系の縦社会なので、モデルだからという特別扱いは一切ありません。女性誌だと皆さんとても丁寧に僕に気を遣ってくださるじゃないですか。お弁当とか飲み物も僕が取ってから、他のスタッフが取るみたいな。本当にありがたいことなんですが、それがメンノン育ちの僕はいつまで経っても慣れない(笑)。慣れたくない自分がいるのかもしれません。今日もそうでしたが、スタイリストさんが重い荷物を持っていたら条件反射で手が出てしまうし、袋に入った飲み物も自分でテーブルに並べる。モデル然として現場にいるよりはページを一緒につくる仲間でいたい。MEN`S NON-NOで学んだ現場での立ち振る舞いや姿勢をいつまでも大切にしたいと思っています。
僕、凝り症だからいろいろなものにハマっているのですが、最近特にと言ったら、MEN’S NON-NOでモデルをやっているということもあって服にはずっと興味があります。いろいろなブームがやって来るのですが、今は和服をミックスしたコーディネートにハマっています。「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」でご一緒した中村雅俊さんが劇中で和服とフーディをミックスしたりするスタイリングで出ていらして、それが格好よくて。そこからインスパイアされ、ハマっているタイミングで多分おじいちゃんの着物だと思うんですが、たくさん出てきて。今日もそのうちの1枚をアウターとして着て来ています。(和服ミックスの違和感はまったくなく、すごくスタイリッシュなスタイリングでした)
僕学生時代帰宅部で本当によく映画を見ていて。凄いたくさん観た中でも「ダークナイト」シリーズのヒース・レジャーが圧倒的で。得体の知れない狂気が感じられて、多分演技に自身の壮絶な人生の最後が重なっているからなのか、その演技は今でも伝説って言われていますよね。観る者全てを不安に陥らせる不気味さがあって徹底的に悪に徹した説得力がすごくて、あんな演技がどうしたらできるのか僕には未だそれが理解できなくて。一時ハマり過ぎてドキュメンタリー作品をアメリカのAmazonで買って、英語のできる友達に通訳してもらったこともありました。今でもずっと憧れています。いつかあんな観る人に狂気を感じてもらえるくらいの演技をしたいと思っています。僕元々多趣味なんですが、今20代で、30代まではできるだけいろいろなことに挑戦して引き出しを増やしたい。いろいろな側面を持つことで演技に深みが出ると思うので。
最近だとクエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」です。シャロン・テート殺人事件の顛末を描きながら、テレビが一般家庭に普及することで斜陽となったハリウッドを描いていて、劇中の会話が粋だし、当時の選曲もいいんですが、何よりブラッド・ピットが助演男優賞を獲っただけあって、一見後先のことを何も考えてなさそうなスタントマンを演じているのが最高です。すべて格好いいブラッド・ピットでなくて、ダメダメな部分が妙に人間らしくて。普段の格好いいブラッド・ピットからは考えられないくらいダメな大人で。同じ役者としてはいろいろな側面を魅せられるブラッド・ピットの役者としての力に感動しました。しかもレオナルド・ディカプリオとの共演が観られるし、タランティーノの映画愛も伝わるので観ていない方はぜひ観て欲しい作品です。
はい。昔から「少年ジャンプ」が大好きで、美術系の大学を志望したのは漫画家になりたかったのも一因でした。1度持ち込みをしたときは見事惨敗で、悔しくてもう1度持ち込みをしたけど、結局結果は不合格でした。でも、そのときに漫画を見てくださった編集の方が「モデルに向いているんじゃない?」って言ってくださって、その時初めてMEN’S NON-NOの専属モデルということを明かしました(笑)。その後「少年ジャンプ」編集部の監修でMEN’S NON-NOのWEBで漫画連載を持ち、一時はアシスタントさんもついて、「先生」をやらせていただきました。僕、芸人さんがやっているラジオも大好きでラジオ番組にも投稿したりしています。ちゃんとラジオネームもあるんですよ(笑)。
実際僕には3歳上の姉がいて、その姉が本当に僕の面倒をよく見てくれるので、姉弟すごく仲良しです。僕はすっかりその姉に甘える弟気質ですね。年上の女性の懐に入るのは得意かもしれません(笑)。ドラマでもそうなんですが、年上の女性は何と言っても優しい! 人生経験も積んでいる分余裕があるから、怒りの沸点も低くない。僕は年上の女性にどっぷり甘えるタイプだと思います。普段はどっぷり甘えているのに、20歳くらいの上の女性と僕の立場が逆転する瞬間にドキっとして萌えそうですね。そんなことを考えながら高橋草輔を演じました。
ずっと舞台をやってみたいと思っていたので、決まったときはとても嬉しかったです。殺陣を経験したことがない僕の一番の目標は、イチからスタートした殺陣をきれいに格好よく見せること。今は稽古場でも自宅でも時間があれば剣を振っています。練習するのが楽しいです。稽古を始めてすぐに、僕の殺陣をしている姿を見た的場浩司さんが周りのキャストの方々に「殺陣未経験の中川に皆んなでしっかり教えてあげろ」と声をかけてくださったお陰で、僕が剣を振っていると必ず誰かが見てくださってアドバイスをくれます。本当温かい現場です。今まだ台本が全部上がっていないので(インタビューは上演まで10日前くらい)インタビューの現場でドキドキでしょう? とよく聞かれるのですが、初舞台の僕はそれが当たり前なのかと思っていたので、そこまでドキドキしていなくて、むしろお客さんの前で演じることへの期待値が高くて楽しみでしかないんです。台本がすべて上がっていないことでいいこともあって、役者のパーソナリティが稽古現場で見られるので、その人の性格に合わせて当て書きしていただける部分があるので演じやすくなり、より役に厚みが出せます。
この質問くるのではと思っていました。自分で自分の顔の話をするのは照れますね。「これは現場で言っていただけることが多いのですが」って始めちゃったけど、こう言うと何か言い訳しているみたいですね(笑)。僕横を向いたときの耳下から顎のラインがすごくキレイと褒められることが多いんです。輪郭がしっかりしていて男らしい横顔と言われます。鼻から顎の線を結んだところをEラインと言うらしいのですが、このEラインの中に口元が収まっていること、そして少しだけ顎が主張している方がいいそうです。この間インタビュー時に教えていただきました。と言うことで僕は横顔に自信を持っていいようです(笑)。恥ずかしい!!
この世界に入ったばかりのときは、ずっと悩んでばかりで、いつもくよくよしていました。人から評価されることに慣れていなくて。それが「仮面ライダーゼロワン」以降、信じられないくらいの人に認知されて、凄い数の人の評価を目にするようになってからは気持ちの上で変化がありました。それ以降は悩んだり、ストレスを感じたら、“爆食”! とにかくバカみたいにたくさん食べる(笑)。一番の爆食メニューはステーキ。450gは最低でも赤身肉を食べます。これでストレス発散に限ります! あとは仕事での失敗は携帯のメモに書いています。書くことで自分の気持ちがリリースされるし、あとから見直しができるのもいいんです。
ランニングです! 仕事の前か仕事の後、夜に走っています。夜は長い距離走れるんですよね。大好きなラジオのおかげかもしれません。もしかしたらラジオを聴きたいから走っているのかも。ランニングは絶対曲を聴きながらではなく、絶対にラジオです。オードリーさんのANNや中川家さんの「ザ・ラジオショー」も大好きなのですが、今は麒麟の川島さんの「川島明のねごと」がブーム。先日千鳥さんがゲストだった回が本当、神回でした。走りながら完全に笑っていましたね。側から見たらめちゃ怪しいですね。1人でランニングしながらケタケタ笑っているんですから(笑)。
ジャケット¥8,800パンツ¥5,940 (ともにremer/Sian PR)
タートルニット¥29,700(Thee Hysteric XXX/HYSTERIC GLAMOUR)
リング¥9,900(20/80/HEMT PR)
シューズ、ソックス(ともにスタイリスト私物)
<ショップリスト>
Sian PR 03-6662-5525
HYSTERIC GLAMOUR 03-3478-8471
HEMT PR 03-6721-0882
撮影/白木努(PEACE MONKEY) ヘア・メーク/榎田茉季(ROI) スタイリスト/大塩リエ ライター/小花有紀 編集/伊達敦子
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2026年11月16日(月)23:59まで
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2026年10月31日(土)23:59