PEOPLE
誰もが心身ともに転換期にさしかかる50代。輝き続ける50代の美容や生活習慣、そして心の持ち方。選び取ったものの先にある「凛とした美しさ」を探りました。今回は美香さんに50代でやめたこと、手放したものを伺いました。
目次
《Profile》
モデル歴は約30年。キュートな笑顔と見事なスタイル、高い表現力、トレンド発信力で常に目が離せない存在。
一時期、トレンドのピラティスやウォーキングに頑張って取り組んでいたのですが、やめました。自分を追い込んで好きじゃないことをしても続かないと悟ったんです。自宅でストレッチしたり、たまに歩いたり、できることをできる範囲で。ストレスフリーがいちばんです。
肌や体型を気にして「チョコレート禁止」にしていたんですが、解禁しました。この年齢になると、あれもこれもダメ、というのがなんだか窮屈に思えて。量は考えますが、もう、全然食べちゃってます。
若い頃は、撮影=勝負。その日を完璧に迎えるために、食事制限はもちろん、頭のてっぺんからつま先まで抜かりなく磨き上げ、スタジオに行ってました。でもね、なんだかそんな「気合いを入れて作りあげた自分」が可愛げがない気がして。前日カップ麺食べちゃった!なんて日のほうが、なぜか撮影の仕上がりが良かったりするの。基本的にマジメなタイプだからこそ完璧主義をやめてみたら、心身ともに解放感が出たのかな。
若い頃は、自宅でもスキニーデニムを穿き体型管理。モデルとしての「正しい生活」を心がけていたんです。でも「正しい」=「楽しい」とは限らない。最近は、余裕のない心持ちが表情に出るような気がして、正しさを追うのをやめたんです。常にストイックでなくていい、その余裕が、雰囲気や表情に表れているといいな。
くっきりした黒のアイラインが、最近キツく見える気がして手放しました。普段のメイクは柔らかさや抜け感をプラスしつつ、引き締め感もあるブラウンのライナーにシフト。
40代までは、とにかく仕事と子育て優先でした。50歳で初めて「残り時間」について考えるように。人生もっと楽しまなきゃ!とある種吹っ切れた思いがあって、今はプライベートの予定も積極的に入れるようになりました。
アピール力が強い、華やかな目元が好きだったのですが、今は長さとカールの美しさにこだわります。丁寧にまつ育して、お気に入りのマスカラをサラッとつけると、「アイメイク」ではなく、「目」自体の印象が強まるって、この年齢だから気がついたのかも。
撮影前はいつも、準備万端でスタジオに向かっていました。今でも撮影は緊張しますが、年齢と経験を重ねてきたのだもの、自信を持って撮影に臨もうという意識が芽生えてきました。
《衣装クレジット》ワンピース¥17,300(Olu.)ピアス¥95,700〈Elena jewelry〉リング[右手]¥99,000〈K E I R.〉リング[左手]¥97,900〈リズリーク〉(すべてロードス)
本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2025年12月号掲載
撮影/遠藤優貴 モデル/美香 ヘア・メイク/MAKI スタイリスト/井関かおり 取材/吉田瑞穂 編集/岡村宗勇 再構成/Bravoworks,Inc.
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2025年12月16日(火)23:59まで
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