PRTIMES
株式会社再春館製薬所
自社製品と理念に基づく返礼品を、初の「価値観によるセレクトショップ型の自社運営サイト」で
株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役CEO:西川正明、以下再春館製薬所)は、2023年12月11日(月)に、独自に開発・展開する企業型ふるさと納税ポータルサイト「再春館 ふるさと納税」をオープンしました。最大の特徴は、再春館製薬所の目指す「自然とつながり、人とつながる明日を」という理念にもとづく自社運営ポータルサイトという珍しい形態。返礼品を製造・提供する企業が、SDGs・地域貢献などの「価値観」をもとに事業者・返礼品をセレクトして運用するタイプのふるさと納税サイトは、全国的に見ても初の事例です*。返礼品は、主力商品「ドモホルンリンクル」などの自社製品にとどまらず、熊本県内外の自治体との協業で選出する、社会貢献につながるような製品やサービス・体験なども取り揃えています(※返礼品は随時追加予定)。
*23年11月 SDGs・地域貢献の価値観で返礼品をセレクトする自社運営の「ふるさと納税ポータルサイト」として 自社調べ
「つくりたい世界」と復興が進む熊本県益城町への応援
再春館製薬所が「つくりたい世界」として掲げる、「自然とつながり、人とつながる明日を」という理念に向けて立ち上げた取り組みの一つ、「再春館 ふるさと納税」。返礼品には、「使うことが地域振興や社会貢献につながる」ドモホルンリンクルの原料に関連する自治体の特産品・目指す理念を同じくする企業の製品など、自社製品以外の領域も広く掲載し、その理念に共感した人も、ふるさと納税を通じた地域貢献や取り組みに参画・応援ができる仕組みです。
現在は製品中心に掲載されている、再春館製薬所提供の返礼品についても随時領域を拡大予定。「人間も自然の一部」という漢方の考え方にもとづき、自然からの恵みを人の力に活かす製品づくりを行えることへの"恩返し"につながる取り組み(熊本が世界に誇る「地下水」を守る公益財団法人との協業をはじめとする、自然との共生・サステナビリティ活動)なども積極的に拡充してまいります。
そして、今回の取り組みには、「熊本という地元に支えられて育ち、今に至る」再春館製薬所ならではの信念も。かねてより再春館製薬所は、複数のふるさと納税サイトに、本社を構える熊本県益城町の返礼品として「ドモホルンリンクル」などの製品を提供してきました。同施策は、商品購入歴の無い納税者による寄付件数が半数以上を占め、納税者の約3割は返礼品をリピートするなど、非常に好評を博していますが、その背景にあるのは、熊本地震からの復興とさらなる活性化への願いです。
熊本県益城町は、2016年4月の熊本地震で国内観測史上最大の揺れの大きさを記録し、最も甚大な被害を受けた地域の一つとして、全国的にその名を知られるところとなりました。再春館製薬所は、震災からの復興が進む被災地を、新規接点を創出するタイプのふるさと納税を介して応援すると同時に、全国的にも有名な馬肉・ブランド牛「あか牛」や果物などの特産品や質の高い加工品を改めて発信することで、自然豊かな益城町の魅力を全国に紹介したいと考えています。
「よりよい明日」に向けた、”マッチング”の側面も
企業が自ら運営、かつ一定のテーマにもとづくセレクトショップ型のふるさと納税の事例は、全国的に見てもまだ非常に稀な例ですが、実現の後押しとなった契機には、再春館製薬所の製品愛用中の"お客様"から可視化された「インサイト」も。
ダイレクトマーケティングならではのコミュニケーションが多い再春館製薬所は、「会報誌」に対しての反響や意見も“お声”と呼び、大切にしています。そのような中、2023年夏に掲載した、再春館製薬所の理念と目標を同じくする企業や団体、考え方などを紹介した「よりよい明日」という特集には、実に3,300通を超える反響が集まりました。そこで目立ったのは、「自分も何らかのアクションを起こしたい」「せっかく寄付をするなら、間違いのない選択をしたい」という多くのお声です。
そのご要望から、「再春館 ふるさと納税」は、同じ価値観に共感する動機があっても、「製品を通じたお付き合い」だけでは出合えなかったはずの団体・他社の理念や返礼品・体験と、人をマッチングする役割も兼ね備えました。同サービスを通じて、新規の方には再春館製薬所の製品や原料・取り組みなどへの理解を。製品を愛用中のお客様とも、製品以外のコミュニケーション接点を含む末永いお付き合いを。志を同じくする方たちを広く接続しつつ、その同心円状の輪を広げていく──再春館製薬所は、そんな「よりよい明日」の構築を目指してまいります。
返礼品・提供サービスの一例
熊本県益城町:主力ブランドの基礎化粧品「ドモホルンリンクル」と、現代のライフスタイルで乱れがちな"生体リズム"を漢方発想でサポートする新提案ブランド「Lashiku(ラシク)」の一部製品のほか、馬刺し・あか牛などの食肉・加工品、熊本県産オリジナルいちご「ゆうべに」などの果物、洋菓子など。
熊本県宇城市:“悪玉タンパク質”の働きに関与する植物を探している最中に出合った、名産品デコポン(R)の畑の一角でひっそりと育てられていた、「不知火菊(しらぬいぎく)」。他の土地で育つことができず、地元の人たちがお茶として飲むだけのごく少量しか栽培されていなかった、この“幻の花”のエキスの安定供給を目指し、宇城市の「地域おこし協力隊」の協力のもとで現在行う自社管轄栽培は、地域に根づく新たな産業の活性化にもつながっています。返礼品として、同市の特産物(果物、和牛、ワイン、醤油・味噌、洋菓子など)を掲載。
福岡県直方市:全国の障がいのある人たちの自立・所得向上を目指し、愛知県豊橋市の本店のほか、全国40店舗57拠点(2023年8月現在)で展開するチョコレートブランド『QUONチョコレート』。バディ(“仲間”の意味)と呼ばれる職人たちがハンドメイドでていねいに仕上げ、活躍する仕組みづくりを、約30年前から障がい者雇用を率先して行う再春館製薬所との共通点と併せ、本リリース内で紹介した会報誌の「よりよい明日」特集で掲載した記事は、多くの反響を集めました。「久遠チョコレート直方店」を擁する直方市による、多彩なフレーバーが約150種類も揃う、ブランドを代表する商品「テリーヌ」を中心とする返礼品の提供が予定されています(2023年12月25日に掲載開始予定)。
関連サイト:再春館製薬所『私らしく。』内記事
チョコレートづくりで叶える、「誰も置いていかない社会」
https://www.saishunkan.co.jp/goodaging/relation/006/
「再春館 ふるさと納税サイト」
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