SKINCARE

【65歳でヌード撮影も】元祖グラビアモデルの「意外すぎるスキンケア事情」

写真家の篠山紀信さんが、46年間にわたってヌードを撮り続けた水沢アキさん。元祖グラビアアイドルは、42歳でヒップホップを、55歳で筋トレを始め、70歳とは思えない若々しさと美しさを今も保っています。今回はそんな水沢さんの美の秘密にフォーカス。常識にとらわれないスキンケアのポリシーとは?

水沢アキさん(70歳)インタビュー

水沢アキ
お話を伺ったのは…水沢アキさん(70歳)

《Profile》
1954年東京生まれ。’72年に主演ドラマ「夏に来た娘」で女優デビュー。テレビドラマを中心に舞台、映画に多数出演。頭の回転の速さ、行動力と明るさから「連想ゲーム」や「なるほど!ザ・ワールド」をはじめ、司会、コメンテーター、リポーター、講演など幅広い分野で活躍。現在は通販番組「イチおし!プレミアム」の司会を務め、下北沢でレンタルスタジオも経営。

19歳のときからお世話になった写真家の篠山紀信さんが昨年お亡くなりになり、「偲ぶ会」でコシノジュンコさん、市川團十郎さん、そして私の3人がスピーチをさせていただきました。司会は有働由美子さん、弔辞は野田秀樹さん、と大物ばかりの中で緊張しましたが、たくさんある思い出の中でも、先生と初めてグアムで創刊2号目の「GORO」のグラビア写真シリーズ「激写」の撮影をしたこと、最後は65歳で私の自宅のリビングでヌードを撮影してもらったエピソードをお話ししました。感慨深かったですね。

普段はまったくメイクをしないのですが、ここぞというときはプロにお願いしちゃいます。ベースくらいはできますが、アイシャドウなんかは上手に塗れないの。お高いですけど、プロのメイクさんにお願いすると、眉毛1つでも全然違って、変身できるんです。その日もプロのメイクさんにお願いして、ばっちり決めて行ったから、自信満々でスピーチできました。

肌を甘やかさず強くすることがポリシー

基本は素顔でいるのが好きなので、帰宅するとメイクはすぐに、必ずダブル洗顔でしっかり落とします。

美容はシンプル派。若いころは高級な化粧品を使っていましたが、うつみ宮土理さんから「肌は甘やかしてはダメ。強くしたほうがいいのよ」と言われて以来、できる限り化粧水だけで頑張ってきました。とはいえ、最近はどうしても乾燥を感じるようになり、夏場は乳液をプラスして、冬はさらにクリームも追加しています。お気に入りの基礎化粧品はお米が成分のライスフォース。いろいろな化粧品を使ってきましたが、これはぐんぐん肌に浸透し、もっちりするから。さらに唯一飲んでいるサプリ、ステファニー化粧品のプラセンタ100を併用すると、よりいっそうもちもち肌に変わります。

ドラッグストアのバスケットの中で売られているお値打ち目玉商品の化粧品も使いますよ。私、結構それで十分だったりするんです。

そして、汗を十分にかいて、余計なものを出して、シャワーで流すことも肌には大切。長年シャワー派でしたが、富山常備薬の入浴剤「常備浴」に出合って以来、ゆっくり湯船につかるようになりました。お風呂から上がっても数時間は体がぽかぽか。疲れがしっかり取れるので、もうこれなしではいられなくなりました。

月に一度のエステは癒しの時間。 ボディマッサージを受け岩盤浴でリラックス

エステは、たかの友梨先生のサロンが渋谷の雑居ビルに入っていた20代のころからずっと通っています。まずは岩盤浴に入り、フェイシャルとボディを月一で交互に受けています。あの空間がリラックスできて癒されるんです。次の仕事のことなどを考えていると、いいアイデアが浮かびますね。

私は女優なのに、南の島が大好きで、30代のころから毎年行っては日焼けして、スタッフにいつも怒られていました。数年前、知り合いの女優さんから「そこのおシワが気になるわ。ヒアルロン酸注射1本ですぐ消えるわよ。そろそろ美容医療をやったら」と勧められ、トライしてみたら肌にトラブルが。今はかなり良くなりましたが、結局、今までのように肌を強くするやり方が自分には合っているのだと思い直し、以後はやっていません。

水沢アキさんの美の秘密

14歳でクラシックバレエとジャズダンスを始め、ダンス歴は50年以上。趣味が高じて、10年前から東京・下北沢で「レンタルスタジオブロンクス」を経営する水沢アキさん。予約の電話受付から掃除まで24時間体制でほぼ1人で働いているとか。渋谷109のギャルショップ「ピンキーガールズ」で30年前に購入したピンクのスプリングコートがお似合い。

2025年『美ST』6月号掲載
撮影/吉澤健太 ヘア・メイク/遠藤康弘(アンダートゥリー) 取材・文/安田真里

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【65歳でヌード撮影も】元祖グラビアモデルの「意外すぎるスキンケア事情」

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