SKINCARE
紫外線が気になってくるこの時期の必需品といえば日焼け止め! お出かけする人はもちろんのこと、実は室内で過ごすことが多い人でも油断は大敵。紫外線は窓ガラスをすり抜けてしまうため、日の当たらない場所でも反射をしてしまい、気づいたら日焼けしてしまっていることも。
でも、いざ買おうとするといろんなブランドからたくさん種類が出ているため、何を選んでいいのかわからないと困っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「敏感肌の私には何が合うの?」「毎日使うものだからプチプラが知りたい」など自分に合ったセレクトができるような日焼け止めの賢い選び方と、人気のロングセラー商品から、発売されたばかりの最新コスメまで網羅した40代・50代の方におすすめの日焼け止めを紹介していきます。
ライフスタイルによって日に当たる時間が異なったり、肌タイプによって刺激の少ないものを選ぶ必要があるため、日焼け止めを選ぶときは「使用する部位」「シーン」「肌への負担」を意識して選びましょう。そうすることで効果的に日焼けを防ぐことができます。
最近では顔・体兼用の日焼け止め商品も多く発売されていますが、顔の皮膚は体に比べるとデリケートで刺激に強くないため「顔用」と「体用」は分けて使うことをオススメします。
顔用の日焼け止めには、スキンケア成分が含まれているもの、メークのモチをよくしてくれるもの、トーンアップなど化粧下地の役割を兼ねてくれるものがあります。最近ではマスク焼けを防ぐためにも欠かせないアイテムになっています。
体用の日焼け止めは、広範囲に均一に塗れる伸びのいいテクスチャーを選びましょう。プールや海に行く際にはウォータープルーフにするなどシーンに合わせてセレクトするがオススメ。
選び方の中でも特に重要視したいのがSPFとPA値。実は紫外線は波長の長さによってUVA、UVB、UVCの3つに分けられています。UVC(紫外線C波)はオゾン層に吸収されるため、直接私たちの肌に影響があるのはUVAとUVBの2つです。
波長が短く表皮に影響を与えます。屋外での日焼けの主な原因で、たくさん浴びると赤く炎症を起こしメラニンが増えて、浴び続けるとシミや色素沈着を引き起こすことに。そのUVBの防止効果を示すのがSPF値です。
波長が長いため肌の奥にある真皮層まで到達すると言われており、コラーゲンを破壊してシワやたるみといった肌老化の原因になります。「生活紫外線」とも呼ばれているように家や車の中にいてもガラスをすり抜けて肌に悪影響を与えます。このUVAを防ぐ効果を示したのがPA値です。
数値が良いほど肌への刺激や負担が強くなる可能性があるため、シーンに合わせて選ぶようにしましょう。
【通勤や通学】日常生活の散歩や買い物における紫外線の防止にはSPF10〜20、PAは+か++
【屋外での軽いレジャー、ランニング、ウォーキング】SPF20〜30、PA++か+++
【炎天下での海やプール、マリンスポーツ、旅行や登山などのレジャー】SPF50前後、PA+++か++++
では、日焼け止めはどのようにして紫外線をカットしているのでしょうか。それは、「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」という2つの成分によるものです。製品によっては両方の成分を使用しているものもありますが、この2つにどんな違いがあるのかを知ることで、自分にとってより使い心地のよい肌に合うものを見つける手がかりにしてくださいね。
文字通り、紫外線を吸収して皮膚をガードしてくれるもの。吸収した紫外線は熱や赤外線などに変えて放出します。吸収剤の方がUVカット効果は高いと言われており、また肌に塗布した際の使い心地もよくなる傾向があります。サラサラとしてベタつかず、透明なので重ねても白くならないところが利点です。一方で「ケミカル」と呼ばれることがあり、敏感はお肌の方は刺激を感じることもあるため肌負担は散乱剤に比べると強い傾向にあります。
紫外線散乱剤配合の日焼け止めは肌表面で紫外線を跳ね返す、散乱させるという成分のため、肌への刺激が少ないことがメリット。「ノンケミカル」「紫外線吸収剤不使用」と表記がある場合も多く、敏感肌・乾燥肌など肌が弱い人や紫外線吸収剤配合の日焼け止めで肌荒れしてしまった人はこちらの成分を使用した日焼け止めがオススメです。ただし、紫外線散乱剤は白色の無機粉末を使用しているため、紫外線吸収剤と比べると肌にのせたときに白浮きして見えることがあります。
スキンケアに化粧水・乳液・美容液・クリーム、メーク用品にアイシャドウ・アイライナー・リップ・チークなどがあるように、日焼け止めにもたくさんの種類があります。「クリーム」「ミルク・乳液」「スプレー・ミスト」「スティック」「ジェル」「ローション」などの日焼け止めのテクスチャーのタイプや、「トーンアップ」「化粧下地」など日焼け予防効果のほかにも付随されている機能によって、特徴や使い心地が違うので用途や好みに合わせて選ぶようにしましょう。
プールや海でのレジャーを楽しみたいなら汗や水に強い性質のあるウォータープルーフタイプを選びましょう。その中でも、より落ちにくく焼けないものを選ぶなら、水分と油分が二層に分かれている二層式タイプの日焼け止めがオススメ。二層式の日焼け止めはよく降ってから使うようにしましょう。
スポーツや海水浴のときも安心して使えるウォータープルーフタイプですが、落としたいときにも落ちにくい可能性があります。通常の石鹸やボディソープでは落ちにくい場合、洗浄力が強いクレンジング剤が必要になることも。敏感肌の方は刺激を感じることもあるため、クレンジングが必要かどうか確かめてから購入を。
また、一般的にはジェルやローションタイプのような水分を多く含む日焼け止めよりも、ミルクタイプの方が落ちにくい傾向にあります。
日焼け止めは各メーカーからさまざまなタイプ・種類が発売されています。ここでは美ST編集部がセレクトしたおすすめの日焼け止めを種類・ジャンル別に紹介していきます。気になるSPF/PA値、クレンジング要/不要、吸収剤/散乱剤、内容量、価格をまとめたので、用途に合わせて選んでみましょう。人気のアイテムや今年発売された話題の商品を集めたので比較しながらお気に入りを見つけてくださいね。
クリームタイプはUVカット効果が高く、肌への密着度も高いタイプです。またクリームタイプは油性成分も配合しやすいため、塗布した時のしっとり感はもちろんのこと潤いを肌に留める効果も期待できます。紫外線対策と乾燥ケアを同時にしたい人はクリームタイプを。
天然由来保湿成分のオーガニックシアバターを5%配合しているため、肌をしっとりと潤しながらUVケアができます。皮膚科医による皮膚刺激性テスト済み、アレルギーテスト済みだから敏感肌の方も使いやすいアイテムです。紫外線だけではなく、排気ガスやスモッグ・大気汚染などの環境ストレスによる肌の乾燥からも守ってくれます。虫が嫌がると言われているエッセンシャルオイルをブレンドしたハーブ調の香り付きなので、キャンプや公園でのアウトドアシーンにもぴったり。(ビーバイ・イー)
にきびができやすい人におすすめなのが、ノンコメドジェニックテスト済みで臨床皮膚医学に基づいて敏感肌向けのスキンケアとして作られた、石鹸で落とせるクリームタイプの日焼け止め。日焼け止めそのものが肌への負担にならないように肌への摩擦を軽減する伸びのよさや落ちやすさにこだわって作られています。低刺激の日焼け止めでありながら、ウォータープルーフ処方でSPFは50+、PAは++++と高機能なため、敏感肌の人でもしっかりと肌をガードすることができます。(常盤薬品工業)
ホワイトショットから初登場の、美白ケア×UVカットを両立した日中用クリーム。美容成分を含んだクリームがスッと肌に馴染んでみずみずしい透明肌を演出します。強いシールド膜は形状記憶ポリマーを配合しているため、表情の動きに合わせて伸縮! 日中のUV膜をキープして強力に紫外線からガードしてくれます。さらに汗に反応する成分が入っているため、より強いUV効果を発揮してくれるというから驚き。大気汚染物質を含むマイクロダストやブルーライトからも肌を守る処方設計だからこれ1本でさまざまな肌ストレスからガードすることができます。(ポーラ)
ミルク・乳液タイプは伸びがよく、肌馴染みがいい日焼け止めです。摩擦が少なく広範囲に伸ばしやすいため、肌に負担をかけにくく石鹸やお湯で落とせるものも多く出ています。一方でクリームタイプよりは落ちやすい一面があるため、こまめな塗り直しが必要になることも。手軽に塗布することができるので、ちょっとしたお出かけに使用するのがオススメです。
紫外線防御剤が低配合なのに、紫外線をしっかりカットするうれしい新処方。シルクのようにサラサラな使い心地で、敏感肌の大人から赤ちゃんまで幅広い肌に使えます。スキンケア成分が50%配合されているため、乾燥ダメージをケアして潤いを与え、自然なツヤのある透明肌へ。化粧下地としても使用できます。スーパーウォータープルーフでありながら石鹸でオフができ、砂が肌につきにくいサンドプルーフ効果もあるため海レジャーにぴったりのアイテムです。(資生堂)
汗・水・皮脂・こすれに強いスーパーウォータープルーフ処方で長時間紫外線をブロック! 美容液感覚でつけられるアクアリィエッセンスがとろけるように肌に馴染むため、化粧下地としても使いやすい。スッと伸びる軽い使用感なのに高密着で紫外線を強力に防いでくれます。110gの大容量でも買いやすい値段なので日常使いにたっぷりと惜しみなく使えるのがうれしい。(コーセーコスメポート)
シュッとひと吹きするだけで日焼け止めを塗布でき、男性や子供でも使いやすい手軽さが魅力のスプレー・ミストタイプ。手が届かない背中や、液体を塗布しにくい髪や頭皮に使うのが◎。形状的に均一に塗布することが難しいため、日中の塗り直しや出先でのマスク焼け対策にするなど、他の商品と併用した補助的な使い方がオススメです。
無印良品の日焼け止めミストは、アルコール不使用なので敏感肌の方でも使いやすく、肌に伸ばすとサラサラになるタイプ。SPF30/PA+++だから肌の負担が少なく、ちょっとしたお散歩や買い物など、普段使いにぴったりのアイテムです。容器を上下によく振ってから使用すると、細かい霧状のスプレーが肌にフィット! 石鹸でも落とせる優しい使用感で、しっとりとしたテクスチャーなので乾燥肌の人に向いています。(良品計画)
スプレータイプながらUVカット指数がSPF50+/PA++++と国内最高値。化粧下地に使えるだけでなく、髪や頭皮にも使えます。また、メークの上からもシュッとスプレーできるから、日差しが気になったらこまめに重ね使いできるのが便利! 逆さでも使えるタイプなので、1人では塗りにくい背中まで楽にケアすることができます。耐水性テスト済みだから、汗をかいても泳いでも落ちにくいスーパーウォータープルーフ処方です。(コーセーコスメポート)
コパトーンのスプレーはレモンユーカリ(ユーカリシトリオドラ油)の香りのひんやりクールな使用感で、蒸し暑い夏場のアウトドアでも日焼けをガードしつつ涼しくなれる便利なアイテム。使える透明スプレーなので、紫外線ダメージが気になる髪や頭皮はもちろん、逆さにしても使えるから塗りにくい背中まで全身に使えてサラサラの肌にしてくれます。汗・水に強いウォータープルーフですが、石鹸やボディソープで洗えばすっきりと落とすことができます。子供にも使えるので家族でレジャーに行く日のマストアイテム。(大正製薬お客様相談室)
韓国で流行したことから日本でも近年話題の形状。こまめに塗り直したい日焼け止めですが、液状タイプだと両手で塗る必要があり、塗ってすぐは手のベタつきが気になることも。スティックタイプなら液漏れもせずにサッと片手で濡れて手が汚れないため、塗り直しがとても楽! サイズがコンパクトなものが多いため持ち運びにも適していますが、液体タイプと比べて固めなので細かい部分よりも平らな広い面積を塗り直すのに向いています。
熱や汗・水によって防御膜が強くなるという驚きのシンクロシールド™️を搭載! 外出先でも手を使わずに簡単に塗布できる透明スティックは、手洗いや消毒を繰り返す新しい生活様式の中でも使いやすく便利。メークの上から塗布してもファンデーションのにじみや薄れが少なく、スキンケア成分が50%配合されているため化粧直しも乾燥ケアも同時にすることができます。服やバッグに白移りしないからボディにも使えます。汗の匂いを芳しい香りに変えるハーモナイズ香料のおかげでムシムシした暑さの日も快適に過ごせます。(SHISEIDOお客さま窓口)
韓国のエステティックブランドAHCから発売されている日焼け止め。太陽光の紫外線のみならず、太陽熱の赤外線もカットして肌を守ってくれます。美容大国だけに、日焼け止め効果のほかにも沈静効果や保湿、肌弾力の改善、さらにはリフトアップ、シワ&毛穴改善、ブライトニング効果、シミ・そばかす緩和効果まで盛り込まれています。天然由来成分を配合しているため、子供から大人まで敏感肌の方でも使えます。ウォータープルーフなのでクレンジング剤でオフして。(AHC 公式 Qoo10店)
ジェルタイプはみずみずしく、ベタつきや日焼け止め特有のきしみを感じにくいのがメリット。水分ベースなので伸びがよく、広範囲にムラなく塗りやすいため、顔だけではなくボディ用にもオススメのテクスチャー。仕上がりがサラッとする分、水や汗に若干弱い傾向が見られますが、石鹸でも落としやすくデイリーユースに人気のタイプです。
日焼けをガードしながら、ホワイトニング効果も兼ね備えている日焼け止め。美白・U Vカット・トーンアップ仕上げという嬉しい効果に加えて、PM2.5などの大気中に浮遊する微粒子からも肌を保護してくれる商品が限定発売されます。シミ・そばかすを防ぎながら、ラベンダーピンクカラーで素肌を明るく補正。フルーティーフローラルの優しい香りが心地良く広がります。植物由来のスキンケア成分を50%配合しているため保湿力にも優れており、マスク蒸れにも対応しています。(資生堂お客さま窓口)
汗や水に強いスーパーウォータープルーフはもちろんのこと、バッグや衣類、タオルなどのこすれや摩擦に強く落ちにくいスーパーフリクションプルーフ処方が加わったアリィーの日やけ止め。白移りもほぼないため、大切な服を着る日でも汚れを気にせずに使用できます。ヒアルロン酸Na(美容液成分)を配合しており、保湿力も抜群。強力な紫外線から守りつつも、洗顔料・ボディソープを使えばすっきりと落とせるため肌負担も少ない。香料・パラベンフリー。(カネボウ化粧品)
日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ予防美容ができる美容ケアUVジェル。ハリ・弾力低下の原因となるUV-Aもシミの原因となるUV-Bもしっかり防ぐSPF50+/PA++++。リッチな質感のジェルがスルスルととろけるように肌に吸い付き、ピタッと密着してくれます。日焼け止めを塗っているという感覚よりも美容ケア感覚で使える心地よさが魅力です。汗・水に強い3次元UVフィルムで肌の凸凹にも均一に伸びて乾燥による小ジワも防いでくれるので、化粧下地として使うのもオススメです。(ニベア花王)
化粧水のように軽くて伸ばしやすいのが特徴のローションタイプ。サラッとした塗り心地でベタつきや厚塗りした感じがせず、重たいテクスチャが苦手な人も使いやすい。その分、紫外線カット効果は低めなものが多い傾向にあります。炎天下に長時間出るようなレジャーよりも日々のタウンユースに適しています。
肌荒れ・カサつきを繰り返しがちな乾燥性敏感肌の人に向けた、肌荒れを防ぐ消炎剤配合の日焼け止め。紫外線散乱剤を高分散させて肌表面を均一に覆うことで紫外線から肌を保護します。デイバリアテクノロジーを採用しており、ちり・ほこり・花粉といった汚れの付着を防ぎ、セラミドの働きを補って潤いを与えます。塗ると肌にスッと馴染む、負担感のない優しい使い心地なので赤ちゃんのデリケートな肌にも使えます。ローションなのに紫外線カット数値が高いのがうれしいポイント。(花王)
手軽にUVケアをしたい人に最適なのがノブのローションUV。サラッとしていて全体に伸ばしやすいテクスチャー。SPF32と肌負担も比較的軽いので、アウトドアよりもタウンユース向けです。ベランダでの洗濯物干し、犬の散歩、ゴミ捨てなどちょっとの外出の際の「うっかり日焼け」対策にもぴったり。ウォータープルーフですが、石鹸で落とせるので男性や子供でも違和感なく使うことができます。ノンコメドジェニックテスト済み、アレルギーテスト済みの低刺激な日焼け止めです。(常盤薬品工業)
まるで水のような使い心地が特徴! スーッとした感触から素早く馴染んでピタッとパックしたような密着感へと変化します。まるで一枚の皮膚のように薄く均一な膜でUVをブロックする「水層パックUV」は、素早く馴染んで白浮きしません。ヒアルロン酸、ローヤルゼリーエキス、グリセリンと、保湿成分も充実しているので乾燥肌の方も安心して使えます。全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファインで限定発売中なので見かけた方はぜひ試してみてくださいね。(花王)
日焼け止めの厚塗り感が苦手な人や、子供や赤ちゃんでも使えるナチュラル志向の日焼け止めを探している人向けに、低刺激性の日焼け止めをご紹介します。肌が弱いくてデリケートな人は、このタイプの日焼け止めを使ってみて!
潤いバリアサポート成分のキシリトールが紫外線から優しく肌を守ってくれます。紫外線吸収剤無配合のノンケミカルタイプで、可能な限り配合成分を少なくして、シンプルに毎日使えるような使い心地を意識して作られています。無香料・無着色、アルコールフリー、パラベンフリー、鉱物油無添加で、敏感肌の方によるパッチテスト・アレルギーテストも行なっているため安心して使えますよ。特にデリケートな肌の人は、こすらずに手のひらに馴染ませて軽くおさえるように使うと肌の負担がさらに小さくなります。(資生堂薬品)
肌荒れや乾燥を繰り返しがちな乾燥肌、敏感肌の人のことを考えて作られた消炎剤配合のUVエッセンス。SPF30だから肌に負担がかかりにくく、毎日のちょっとしたお出かけから通勤など、デイリーユースにぴったり! ウォーターベースでベタつかずみずみずしいテクスチャー。厚塗り感のない優しい使い心地で肌をしっとりと保湿してくれます。無香料・無着色・アルコールフリーでデリケートな赤ちゃんの肌にも使うことができます。(花王)
最近の日焼け止めは「仕上がりの美しさ」も劇的に進化しています。トーンアップ効果のある日焼け止めや化粧下地の代わりになるタイプが豊富で、朝のスキンケア&メークの時短にもなります。高機能の日焼け止めが続々登場しているので、自分の肌質や、なりたいイメージにぴったりの日焼け止めが見つかるはず。
肌内部の抗酸化力を高め、紫外線に対する抵抗力をアップ。さらにハリ・弾力ケアまで叶える高機能 UVデイクリームです。国内最高水準のSPF/PA値でありながら、優れたトリートメント効果でラグジュアリーなスキンクリームのようにとろける伸びやかな感触を実現。ストレスなく使用できて肌をトーンアップしながら、後に使うファンデーションの仕上がりを美しく引き立ててくれます。UVケアもメークの仕上がりも妥協したくないなら、今年発売されたばかりの「諭吉UV」を使ってみるべき!(アルビオン)
64色から日本の女性に合うカラーとして選ばれた美人ピンク。40代、50代になると気になってくる肌の黄ぐすみを解消し、透明感のある健康的な肌へとトーンアップしてくれます。光の拡散効果で肌の色ムラを均一にしてくれるためメイクの仕上がりが段違い! さらにローズエキスやミントエキスなど色素沈着の炎症ケアによるブライトニング効果があるため、日に日に肌が明るくなったと実感する声も多数寄せられているそうです。ノーメイクの肌にも自信が持てるようになるはず。(ランコム)
光を乱反射させて肌を綺麗に見せるトーンアップUV乳液。ローズは、肌馴染みのいいピンクで澄んだ血色感と上質なツヤのある透明肌を演出します。素肌のように馴染んで健康的な肌色にしてくれるだけでなく、花粉やPM2.5などの大気ストレスからもカバー! ビタミンEやスクワランなど、エイジングケアを考えたスキンケア成分を配合しているため敏感肌の人も使うことができます。(ラ ロッシュ ポゼ)
毎日使うものだからお財布に優しい、容量多めで長持ちするアイテムが欲しいという人のために、ここでは¥1,500以下で買えるコスパの良い日焼け止めをピックアップして紹介します。安価ながらもしっかりと日差しから肌を守り、トーンアップ効果や保湿効果のある優秀なアイテムを厳選しました。
透明感と血色感の両方を引き出してくれるラベンダーカラーの日焼け止めエッセンス。肌をパッとトーンアップしてくれる微細なストロボパール入りで化粧下地としても使うことができます。ヒアルロン酸やビタミンC誘導体などのスキンケア成分もしっかり入っているため、潤ってみずみずしい素肌のようなナチュラル美肌に! ウォータープルーフなのに石鹸で落とせるから、お値段的にも機能的にも普段使いに申し分のない日焼け止めです。(ロート製薬)
紫外線や乾燥にさらされた肌を潤いで包んで守る、スキンケア感覚で使えるジェルタイプの日焼け止め。とろりとした柔らかなテクスチャのミルキージェルがなめらかに伸びてスッと肌になじみます。真夏の日常生活の日差しから守るには十分なUVカット効果と素肌のことを考えて最適バランスのSPF/PAにもこだわっています。ヒアルロン酸とトレハロースを配合しており、エアコンや外気からの乾燥ダメージからも肌を労ります。(ちふれ化粧品 愛用者室)
最後に日焼け止めの効果的な塗り方をおさらいします。顔に塗る場合と体に塗る場合のコツをそれぞれご紹介しますので、効果的な使い方をして肌を日差しから守りましょう。クリームタイプならパール1粒大、液状タイプなら1円玉大などタイプによって適正量が変わるため、購入した商品に記載されている使用量を確認するようにしてください。
①手のひらに適正量を取り、両手を擦り合わせ、手のひら全体に広げます。写真のように手のひらが均一に白くなるようにします。
②両手のひら全体で、顔を洗うように日焼け止めを塗ります。膜がムラなく均一になるよう、手のひらの広い面を使って密着させます。
③まぶたのキワ、小鼻の脇、口角など細かい部分は指先を使って塗ります。日焼け止めは足さず、指に残ったものでOKです。①〜③を2回繰り返して重ねづけするのが効果的です。
フェイスケアで塗り残しがちな髪の生え際、小鼻のわき、まぶた、眉間、フェイスライン、首、耳の後ろも忘れずに塗りましょう。2〜3時間おきに塗り直すとより効果が持続します。メークの上からも使える日焼け止めを併用するなどしてしっかりとケアすることが美肌への近道です。唇までケアしたい方はUVカット成分の入ったリップクリームを使いましょう。
腕や脚など広範囲に塗る場合には、容器から直接肌に直線を描くようにのせて、手のひらで大きく円を描くように素早く全体に馴染ませるようにします。強い摩擦は肌への刺激になるため、「優しく素早く丁寧に」が鉄則! 手や足の甲、ひじやひざの裏、身体の側面なども塗り忘れのないようにしましょう。
体の場合でも2〜3時間おきに付け直すのがベターです。汗をかいたり、タオルで体を拭いた後などはこまめに塗り直しましょう。汗や水はしっかりと拭き取ってから塗り直すようにしてください。
日焼け止めの選び方やタイプ別のおすすめ日焼け止めをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 日焼け止めは毎日使うものなので、効果や使用感など納得がいくまでこだわってお気に入りのものを探してみてくださいね。肌老化に密接に関わっている紫外線。肌のエイジングケアの一環として、日焼け止めでしっかりUVカット対策をするように習慣づけてみましょう。
取材/門脇才知有 編集/長谷川 智
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